おやぢタイプ

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バーン・アフター・リーディング

2009-04-27 01:04:50 | Movie
コーエン兄弟が監督・脚本・製作を手がける『バーン・アフター・リーディング』を観てきた。
ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー共演のドタバタコメディー映画だ。
コーエン兄弟の作品は『オー・ブラザー』、『ノー・カントリー』を観ている。
タイプは全く違うが、どちらも良い作品だった。
ノー・カントリー』はアカデミー作品賞などを受賞したスリラーで、ハビエル・バルデム扮する殺し屋の存在感が重厚だった。
逆に『オー・ブラザー』はほのぼのとしたコメディーで、劇中に使われているカントリーやブルース等の音楽もグッドで、結構お気に入りな作品だ。

『バーン・アフター・リーディング』はコーエン兄弟作品だし、CMで観ると面白そうなので、カミさんと観に行った。

さて、そのあらすじは・・・。
フィットネスジムにインストラクター、チャド(ブラッド・ピット)は更衣室でCIAの機密情報が記録されたCD-ROMを見つける。
同僚のリンダ(フランシス・マクドーマンド)とともに大胆にも持ち主の元CIA職員オズボーン(ジョン・マルコビッチ)をユスることを計画する。
一方、オズボーンの妻ケイティ(ティルダ・スウィンドン)は、財務省連邦保安官ハリー(ジョージ・クルーニー)と不倫をしていた・・・。

いやぁ、結構期待してたんですけど、肩透かしって感じでした。
個人的にはほとんど笑えななかった。
キャストはメチャスゴいんだけど、ストーリーはイマイチだったし、ドタバタも馴染めない。
ちなみにカミさんも同意見でした。
カルチャーの違いもあるんだろうけど、果たしてアメリカの方には面白い映画なんだろうか?
それともラジー賞候補の映画なんだろうか?
逆にこのあたりに興味があります。

それでもブラピの演じるおバカキャラは見物です。
ほんとに頭悪そうにしか見えないあたりがスゴイです。
彼が今まで築きあげたキャリアを台無しにする位の勢いだ。

おやぢタイプでは気に入った映画や音楽だけを紹介してるが、あまりにも鮮やかな肩透かしだったので、あえて取り上げてみました。

皆さんにはどう映るのでしょうか?


バーン・アフター・リーディング公式HP



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