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レッドクリフ Part II - 未来への最終決戦 -

2009-04-13 02:50:16 | Movie
三国志最大の戦いと言われた赤壁の戦いを描いた『レッドクリフ』二部作の後編となる『レッドクリフ Part II - 未来への最終決戦』を観てきた。
前作の『レッドクリフ Part I』を昨年11月に観てから、早くPart IIが観たいと思っていた。
前編はまさに赤壁の戦いが始まる直前で終わっていた。
つまりPart IIで描かれる決戦のための壮大な予告編のようなものだったのだ。
否が応でも続編を見ない訳にはいかない。
だから公開初日に、速攻で観に行ってきた。

続編のストーリーはいかに・・・。
80万人の圧倒的な大軍を率いる曹操軍に対し、兵力5万人の劉備・孫権の連合軍は、軍師・孔明の奇策で曹操軍を撤退させた。
そして曹操軍の逆襲は赤壁へ舞台を移し、対岸に両軍が対峙した。
曹操は疫病で死んだ自軍兵士を船で対岸の連合軍へ流した。
連合軍にも疫病が蔓延し、自軍兵士と民の安全を思う劉備は撤退を決意し、孔明のみが赤壁に残った。
そして孫権軍の司令官・周瑜と孔明はお互いの首をかけて、曹操軍の水軍を率いる2人の武将の排除と3日間での10万本の矢の調達を約束する。
果たして二人の約束は守られるのか?
また、圧倒的に兵力で不利な孫権軍は赤壁の戦いに勝てるのだろうか?

本作の見所は何といっても大迫力の火責めのシーンだ。
これは映画館じゃなきゃ、なかなか体験できないかもしれない。
前作は関羽、張飛、趙雲などの個性的な武将の活躍シーンが効果的に描いていた。
本作は特に孔明が印象的でカッコ良かった。
あと本作の方がよりテーマとなる愛や友情が強く描かれている。

あと個人的には前作から気になっていた孫権の妹、尚香(ヴィッキー・チャオ)が敵地に単身潜入するなど、大活躍をしていてうれしかった。
絶世の美女とうたわれた小喬より気になりました。

やっぱりPart IとPart IIを比べるとPart IIは完結編となるので、やはりどうしてもこちらが面白くなる。
特に三国志ファンなら、なおさらだろう。
映画を観ただけでは良く分からなかったが、パンフレットや公式HPを見ると曹操軍には三国志で御馴染みの許猪や張遼などもキャスティングされていたりする。
何度かみると見得なかったデティールも見えてくるのだと思う。

本作は三国志演義とはまた違うジョン・ウー版の三国志である。
ジョン・ウーオリジナルとなるキャラクターやエピソードなどもところどころにちりばめられている。
好き嫌いに分かれるかも知れないが、自分はかなり楽しめました。
三国志ファンやアクションものが好きな人はもちろん、単純な戦争ものではないので女性にもオススメできます。
是非Part 1, 2とあわせて観て下さい!


レッドクリフ 公式HP


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