おやぢタイプ

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STATE OF MIND / RAUL MIDON

2005-12-26 01:40:49 | Music
R&B
 盲目のボーカル・パフォーマー、ラウル・ミドンの衝撃のデビューアルバム。
初めて彼の曲を聞いた時に思ったのは、ギターがスゴイなぁという事。
アップテンポの忙しいリフに、時々入るハーモニクスがとても印象的で耳に残る。
その後、ゲスト出演していたTV番組で彼の演奏を見る機会があった。
その時、彼が盲目のアーティストであることを知った。
そして実際の演奏をみて、正直、ぶったまげた
まずあのスゴいギターは彼自身が歌いながら演奏していたこと。
そして見たことがないユニークな弾き方で、演奏していること。
アコースティックギターのボディを叩いたり、弦を叩いて掻きむしる様なスタイルだ。
まるでパーカッションを演奏しているかのようだ。
実はこの曲がアルバムタイトルでもある1曲目の「State of Mind」だ。
(ちなみに期間限定の日本版CDには、この曲を含め、2曲分のライブ映像がMusic Videoとして入っている。)
とても衝撃的だったので、速攻でアルバムを手に入れた

アルバムを聴いてみて思ったのは、彼の素晴らしさは驚異的なギターだけじゃなく、ソウルフルで暖かいボーカルにあるということだ。
確かにインパクトのあるギターの演奏はとてもスゴイが、アルバムの中ではこの曲以外はそんなにギターが前面に出てくるような感じではない。
むしろアルバム全体にわたって繰り広げられるのは包み込むような彼の魂のボーカル。
曲調はレゲエぽかったり、スパニッシュぽかったりするが、共通して言えるのは牧歌的で心に染み入るボーカルだということ
ジャンルは多少違うが、アコースティックで癒し系な感じはノラ・ジョーンズに似ているかもしれない。

ゲストとしてスティービー・ワンダーがハーモニカソロで参加していたり、話題の若手アーチスト、ジェイソン・ムラーズがゲストボーカルで参加しているあたりも注目だ。

このアルバム、かなり気に入りました。
はっきり言うと絶対オススメです。
疲れている人は肩肘を張らずにリラックスして聴いてください。
癒されるかも知れませんよ

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2 コメント

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Primitive Cool (Taka)
2006-02-05 14:43:04
TBだけでなく、コメントまでありがとうございました。

実は、昨晩、ラウルの東京最終公演に行ってきましたが、演奏もさることながら、魂の底から響くような力強い声に圧倒されましたし、魅了されました。それと、人柄の良さも滲み出ていて、それも良かったです。なんというか、とても暖かいライブで、まさにPrimitive Coolなパフォーマンスでした。
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うらやましいぁ。 (おやぢタイプ)
2006-02-05 18:19:51
そうですか。昨晩の最終公演に行かれてたんですか。

コメントからソウルフルでハートウォーミングな素晴らしいコンサートだったことが伝わってきます。

やはりライブ、行かなきゃ、いけませんね。



あと、他のブログも拝見させていただきました。

コメントありがとうございました。
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