おやぢタイプ

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2009年に観た映画 Best 5

2009-12-21 00:24:36 | Movie
気がつけば既に師走も中旬となり、年末もあと10日あまり。
そこで2009年観た映画について振り返り、今年も独断と偏見に満ちたランキングをつけてみたい。
TOHOシネマズのシネマイレージレポートによると今年劇場で観た映画は合計17本だった。
その内、洋画が11本、邦画が6本という割合だった。
観たかったけどタイミングが合わず、結局観なかった映画も何本かある。
相変わらずSFやアクションものが多く、コメディーも多少入っている。
重く心にズシーンと響くものや感動ものはほとんど無く、お気楽な映画ばかり観ている。

ではさっそく他人にはどうでもいいと感じる2009年劇場映画ランキングを発表します。


第5位 少年メリケンサック

宮崎あおい主演、宮藤官九郎監督・脚本のコメディ映画。
NHK大河ドラマ『篤姫』のイメージとは全く違うコミカルな役に挑戦した宮崎あおいの意欲作だ。
おやぢのパンクバンドをマネージャとして、苦労を重ねていくストーリー。
クドカンの脚本もいいし、宮崎あおいも、とてもキュートだ。
生命線となる音楽もしっかりしていて○!


第4位 レッドクリフ Part II - 未来への最終決戦 -

三国志最大の戦いと言われた赤壁の戦いを描いた『レッドクリフ』二部作の後編。
人気の高い三国志をジョン・ウー監督自身の解釈で製作されたスペクタクル大作。
Part IはPart IIのための大いなる予告編のような位置付けとも言える。
80万人の曹操軍と決戦の地、赤壁で戦う劉備・孫権の連合軍。
夜空を赤く染める程の炎に囲まれた戦場での戦いはスケールが大きく、非常に見ごたえがある。
周瑜、孔明が繰り広げる頭脳戦も見所。
レッドクリフがきっかけで、三国志に興味を持ち、北方謙三版の小説、『三国志』全13巻を読破した。


第3位 スタートレック

J.J.エイブラムス監督のリ・イマジネーション版となる『スター・トレック』。
まだ若かりしカーク船長とスポックとの出会い、USSエンタープライズ号へ乗り込むことになったいきさつ、初めての宇宙決戦を描くいわゆるビギンズもの。
脚本もしっかりしていて、今までスタートレックを観てなかった自分も非常に楽しめたエンターテインメント大作。
J.J.エイブラムス監督が作る続編を見てみたい!


第2位 GOEMON

『CASSHERN』を手がけた紀里谷和明が監督・脚本を手がける歴史エンターテインメント。
今までの戦国時代をテーマにした作品とは全く違った紀里谷監督の独自解釈による脚本も面白いが、徹底的にスタイリッシュに凝った衣装や城などの建造物などもみもの。
モノトーンでダークなイメージの『CASSHERN』とは打って替わって、派手な極彩色で繰り広げられる映像は綺麗だ。
結構、お気に入りの映画です。


第1位 イングロリアス・バスターズ

鬼才エンティン・タランティーノ監督の最新作。
ナチス占領下のフランスで家族を殺されたユダヤ人少女の復讐劇。
同時進行で展開するイングロリアス・バスターズと呼ばれる極秘部隊によるナチス首脳殲滅計画を描く。
歴史的な史実さえも曲げてしまうタランティーノの潔さは特筆もの。
個人的には『パルプ・フィクション』、『キルビル』と同じ位好きな作品となった。

以上が今年観た映画のBest 5だが、加えて特別賞として以下の1本を加えておく。


特別賞 マイケル・ジャクソン THIS IS IT

ドキュメンタリ作品なので、あえて上記の作品とは分けたが、今年一番感動した作品と言っても過言ではない。
King of POP、マイケル・ジャクソンのロンドン公演にかける熱き思いが感じられる。
数々の追悼番組を観たが、この映画程マイケルを真摯に捉えた映像は無かった。
本人の突然の死とともに幻と消えたロンドン公演のキャンセルが非常に悔やまれる。
なお、本作品は好評につき再度劇場公開が決まったようだ。

ということで今年観た映画のレビューとともに超個人的なランキングを紹介した。今年はジェームズ・キャメロンの超大作『アバター』の近日公開も控えている。
こちらも見逃せない作品で公開が非常に楽しみだ。

来年もたくさんの素晴らしい作品に巡り会える事を祈っています

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