JAZZ
オスカー・ピーターソンが亡くなった時のブログに書いたが、彼の演奏がきっかけで、JAZZを聴くようになった。
高校の時に友人が貸してくれたモントルー・ジャズ・フェスティバルでのジャム・セッション・アルバム。
そのレコードに収録されていたオスカー・ピーターソンの「Perdido」が、僕にジャズの扉を開いてくれた。
当時はカセットテープに録音して、何度も聴いていた。
あの思い出の曲をまた聴きたいと何度と無く探し続けていたが、見つけられなかった。
昨年末、彼の訃報を聞き、どうしてもあの曲が聴きたい!と思い、再度ぐぐった。
覚えていたキーワードはMONTREUX JAZZ FESTIVAL(1976?)、PABLO LIVE。
しかしこのアルバム・タイトルではやはり見つからない。
USのサイトでもぐぐったが、結果は同じ。
やはりダメかと思いつつ、ならばOSCAR PETERSON, PERDIDOでは?と曲名でサーチしたら、ついにヒットした。
アルバムタイトルは自分が記憶していたものと違っているが、他に収録されていた曲やセッションに参加していたメンバー名からするとこれに違いない。
ちなみに1976年ではなく、1977年のライブだった。
このアルバムタイトルで再度ぐぐったら、オークションでこのレコードがヒットした。
アルバム・ジャケットは当時と違うものだった。
今度はアマゾンでアルバムサーチしたら、ついに待望のCDを見つけました!!
それがこの『THE JAM SESSIONS MONTREUX '77』。
オスカー・ピーターソン、ミルト・ジャクソン/レイ・ブラウン、ディジー・ガレスピー、カウント・ベイシーなどの豪華な顔ぶれによる、それぞれのジャム・セッションが収録されている。
オスカーのジャム・セッションのメンバーは、ディジー・ガレスピー(Trumpet)、クラーク・テリー(Trumpet)、エディ"ロックジョー"デイビス(Tenor Sax)、ニルス・ペデルセン(Bass)、ボビー・ドーハム(Drums)。
そうか、そういえばディジー&クラークのダブル・ミュートが入っていたなぁと思い出す。
速攻で発注をして届くのを楽しみにしていたら、なんと次の日に届いた。早っ!
逸る心を抑えつつ、ついに聴きました! 思い出の「Perdido」!!
二十数年ぶりぐらいだろう・・・。
部分的にはピアノやサックスのフレーズをほぼ完全に覚えていたが、忘れていた部分がよみがえった。
曲自体はスローテンポの曲だが、イントロからオスカーの速弾きパッセージが上へ下へと縦横無尽に流れていく。
超ムーディで甘いエディのテナーが多少強引な感じで割って入る。
ディジーとクラークのミュートが、そよ風のように右から左から駆け抜けていく。
やがてクライマックスに突入し、エディの泣きのソロが炸裂してエンディングとなる。
今聴いても素晴らしいとしか言いようがない・・・。名演だ。
続く同じメンバーによる「Mack the Knife」もなかなか素晴らしい演奏だ。
一転して体が自然と動くノリの良いテンポの明るい曲だ。
この曲では驚異的なニルスのベース・ソロが聴ける。
アコースティック・ベースでこんな速弾きをするのかと当時驚いたのを覚えている。
ALL Starsによる「Donna Lee」にも注目したい。
めちゃ速いテーマをみんなで合わせて弾く御馴染みのスタンダード曲だ。
ここではミルト・ジャクソン(Vibes)や、ジョー・パス(Guitar)も加わる。
ここでのニルスのベース・ソロも強烈だ。
思い入れが強いアルバムだったので、つい熱くなってしまった。
しかし、再びこの思い出のアルバムが聴けて感激した。
有名なジャズの名盤というわけではないだろうが、思わぬところで名演に巡りあえるのが、ジャズの懐の深いところだ。
このアルバムに再会させてくれた偉大なるピアニスト、オスカー・ピーターソンに再度、合掌。
お気に入り度:
オスカー・ピーターソンが亡くなった時のブログに書いたが、彼の演奏がきっかけで、JAZZを聴くようになった。
高校の時に友人が貸してくれたモントルー・ジャズ・フェスティバルでのジャム・セッション・アルバム。
そのレコードに収録されていたオスカー・ピーターソンの「Perdido」が、僕にジャズの扉を開いてくれた。
当時はカセットテープに録音して、何度も聴いていた。
あの思い出の曲をまた聴きたいと何度と無く探し続けていたが、見つけられなかった。
昨年末、彼の訃報を聞き、どうしてもあの曲が聴きたい!と思い、再度ぐぐった。
覚えていたキーワードはMONTREUX JAZZ FESTIVAL(1976?)、PABLO LIVE。
しかしこのアルバム・タイトルではやはり見つからない。
USのサイトでもぐぐったが、結果は同じ。
やはりダメかと思いつつ、ならばOSCAR PETERSON, PERDIDOでは?と曲名でサーチしたら、ついにヒットした。
アルバムタイトルは自分が記憶していたものと違っているが、他に収録されていた曲やセッションに参加していたメンバー名からするとこれに違いない。
ちなみに1976年ではなく、1977年のライブだった。
このアルバムタイトルで再度ぐぐったら、オークションでこのレコードがヒットした。
アルバム・ジャケットは当時と違うものだった。
今度はアマゾンでアルバムサーチしたら、ついに待望のCDを見つけました!!
それがこの『THE JAM SESSIONS MONTREUX '77』。
オスカー・ピーターソン、ミルト・ジャクソン/レイ・ブラウン、ディジー・ガレスピー、カウント・ベイシーなどの豪華な顔ぶれによる、それぞれのジャム・セッションが収録されている。
オスカーのジャム・セッションのメンバーは、ディジー・ガレスピー(Trumpet)、クラーク・テリー(Trumpet)、エディ"ロックジョー"デイビス(Tenor Sax)、ニルス・ペデルセン(Bass)、ボビー・ドーハム(Drums)。
そうか、そういえばディジー&クラークのダブル・ミュートが入っていたなぁと思い出す。
速攻で発注をして届くのを楽しみにしていたら、なんと次の日に届いた。早っ!
逸る心を抑えつつ、ついに聴きました! 思い出の「Perdido」!!
二十数年ぶりぐらいだろう・・・。
部分的にはピアノやサックスのフレーズをほぼ完全に覚えていたが、忘れていた部分がよみがえった。
曲自体はスローテンポの曲だが、イントロからオスカーの速弾きパッセージが上へ下へと縦横無尽に流れていく。
超ムーディで甘いエディのテナーが多少強引な感じで割って入る。
ディジーとクラークのミュートが、そよ風のように右から左から駆け抜けていく。
やがてクライマックスに突入し、エディの泣きのソロが炸裂してエンディングとなる。
今聴いても素晴らしいとしか言いようがない・・・。名演だ。
続く同じメンバーによる「Mack the Knife」もなかなか素晴らしい演奏だ。
一転して体が自然と動くノリの良いテンポの明るい曲だ。
この曲では驚異的なニルスのベース・ソロが聴ける。
アコースティック・ベースでこんな速弾きをするのかと当時驚いたのを覚えている。
ALL Starsによる「Donna Lee」にも注目したい。
めちゃ速いテーマをみんなで合わせて弾く御馴染みのスタンダード曲だ。
ここではミルト・ジャクソン(Vibes)や、ジョー・パス(Guitar)も加わる。
ここでのニルスのベース・ソロも強烈だ。
思い入れが強いアルバムだったので、つい熱くなってしまった。
しかし、再びこの思い出のアルバムが聴けて感激した。
有名なジャズの名盤というわけではないだろうが、思わぬところで名演に巡りあえるのが、ジャズの懐の深いところだ。
このアルバムに再会させてくれた偉大なるピアニスト、オスカー・ピーターソンに再度、合掌。
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