
上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト feat.アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップスによる『MOVE JAPAN TOUR 2012』に行ってきました!
自分が観たのは東京国際フォーラムで12月8日(土)に開催された公演。
このトリオによる『VOICE JAPAN TOUR 2011』がとても素晴らしかったので、とても期待して楽しみにしていた。
今回はこのトリオによる2枚目のアルバム『MOVE』を引っ提げたツアーで、世界各地を回っている。
日本では11月15日の新潟を皮切りに各地をまわっており、東京国際フォーラムで行われる12/8、12/9が最終公演となる。
コントラバス・ギターのアンソニー・ジャクソン、ドラムスにサイモン・フィリップスを迎えたこのピアノ・トリオのパフォーマンスはとにかく素晴らしい!
上原ひろみは才能豊かで超絶テクニックを持つピアニストだが、アンソニーとサイモンを迎えて更にその上の世界を目指しているように思う。
このトリオが繰り出す音楽は今まで聴いたことの無いようなとてもユニークなサウンドで、とてもスリリング。
だいたいこんな難しいアプローチの曲、そう出来るものじゃない。
だから『MOVE』のリリースとジャパンツアーが発表された時は非常に嬉しかった。
アルバムも東京公演のチケットも手に入れ、ずっとこの日を待ち望んでいたのだ。
今回はプレオーダーで予約をしたが、SS席が取れず、結局S席となった。
しかし、購入後すぐに発券しなかったからか、49列とS席のなかでも一番後ろでがっかり。
昨年のSS席の7列目と比べると大違いだ。
当選した時点で席が決まっているのかと思っていたが、とりあえず次回以降はすぐに発券しようと反省した次第。
席はがっかりだったが、このトリオのパフォーマンスはとにかく凄かった!
定刻よりも5分ほど遅れた19時5分くらいにライブは始まった。
予想通り1曲目はアルバムタイトルの「MOVE」。
この曲、とにかくテンションの高い曲で、ゾクゾクするほどスリリング。
異なるリズムが重なり合い進行していき、全編に渡って緊張感がみなぎっている。
サイモンのドラムソロも入っているが、この人のソロは他のジャズドラマーのソロとは一味もふた味も違う。
TOTO等ハードロックやヘビーメタルの世界で活躍のキャリアからか、このトリオでもツーバスでドカドカやったりしている。
このリズムが上原ひろみの攻撃的なピアノと相性が抜群にいい。
アルバム『MOVE』は目覚ましのアラームで目を覚ました時から、夜寝るまでの一日の時間の流れをテーマにした作品だと言われている。
だからセットリストはもしかして、アルバムの順番通り?なんて思っていたが、多少順番が入れ替えてあった。
2曲目の曲は彼女愛用の赤いシンセ、Nord Lead 2でテーマを弾く「Endeavor」だった。
結構ゆったりとしたテンポの曲だが、静と動のメリハリがある。
アンソニーのソロもあるし、エンディング近くでのひろみとサイモンのソロ掛け合いがかっこいい。
3曲目がしっとりとして綺麗なメロディーの「Brand New Day」。
流れるように、音を紡いでいく感じの曲だ。
その後の曲順と曲名は残念ながらよく覚えていない。
いずれにしろ、興奮していたことは間違いない。
それから2~3曲演奏して、突然、挨拶して3人がステージの袖に下がっていった。
オヤッと思ったら休憩のアナウンスがあった。
時計をみたら、午後8時を過ぎたくらいだったので、前半は1時間。
後半が始まり、引き続き熱い演奏が再開された。
良く覚えてないが「Margarita!」が演奏されたのは後半だったと思う。
「Rainmaker」は前半で演奏されたような気がするが自信がない。
上原ひろみのソロで、前作『VOICE』に収録されている「Haze」が後半で演奏されたのは覚えている。
とても綺麗な曲だ。
最後の曲として演奏されたのは「Suite Escapism」だが、この曲は"Reality", "Fantasy", "In Between"からなる三部作からなる組曲だ。
つまり実質残り3曲となったわけだ。
テンポの速いストレートアヘッドな攻めのジャスとなる"Reality"。
アンソニーのソロで始まるブルージーなバラードの"Fantazy"。
速いパッセージとゆったりとしたメロディが織り交ざる"In Between"。
かなり聴き応えのある曲だった。
スタンディングオベーションで割れんばかりの拍手を送る観客に対して礼をしながら、三人はステージ袖に戻っていった。
そしてアンコールに応えて演奏した曲は、やはりアルバム『MOVE』の最後に収録されていた「11:49 PM」だった。
この曲の最後に魅せたサイモンのソロ、これがまた圧巻だった。
ライブが終了したのが9時45分くらいだったと思う。
だから後半は1時間半くらいで、前半より長い時間が取られていた。
魂が揺さぶられた合計2時間半は、とても幸せな時間だった。
3人で長い間一緒にツアーを回ってきているわけで、このトリオは昨年よりスケールアップしていた。
前回、ちょっと地味な感じがしたアンソニーも、今回はかなり前面に出ていて、このトリオの幅を広げていた。
だいたいアンソニーが長いソロを取ることは自体珍しいような気がするが、これもひろみ効果なのか?
緊張と緩和、動と静、陽と陰、現実と幻想・・・。
そんな違いをしっかり感じたコンサートだった。
ああぁー、このトリオ、やっぱり最高で最強です!
引き続き、サードアルバムとツアーでの再来日、期待して待ってます!
自分が観たのは東京国際フォーラムで12月8日(土)に開催された公演。
このトリオによる『VOICE JAPAN TOUR 2011』がとても素晴らしかったので、とても期待して楽しみにしていた。
今回はこのトリオによる2枚目のアルバム『MOVE』を引っ提げたツアーで、世界各地を回っている。
日本では11月15日の新潟を皮切りに各地をまわっており、東京国際フォーラムで行われる12/8、12/9が最終公演となる。
コントラバス・ギターのアンソニー・ジャクソン、ドラムスにサイモン・フィリップスを迎えたこのピアノ・トリオのパフォーマンスはとにかく素晴らしい!
上原ひろみは才能豊かで超絶テクニックを持つピアニストだが、アンソニーとサイモンを迎えて更にその上の世界を目指しているように思う。
このトリオが繰り出す音楽は今まで聴いたことの無いようなとてもユニークなサウンドで、とてもスリリング。
だいたいこんな難しいアプローチの曲、そう出来るものじゃない。
だから『MOVE』のリリースとジャパンツアーが発表された時は非常に嬉しかった。
アルバムも東京公演のチケットも手に入れ、ずっとこの日を待ち望んでいたのだ。
今回はプレオーダーで予約をしたが、SS席が取れず、結局S席となった。
しかし、購入後すぐに発券しなかったからか、49列とS席のなかでも一番後ろでがっかり。
昨年のSS席の7列目と比べると大違いだ。
当選した時点で席が決まっているのかと思っていたが、とりあえず次回以降はすぐに発券しようと反省した次第。
席はがっかりだったが、このトリオのパフォーマンスはとにかく凄かった!
定刻よりも5分ほど遅れた19時5分くらいにライブは始まった。
予想通り1曲目はアルバムタイトルの「MOVE」。
この曲、とにかくテンションの高い曲で、ゾクゾクするほどスリリング。
異なるリズムが重なり合い進行していき、全編に渡って緊張感がみなぎっている。
サイモンのドラムソロも入っているが、この人のソロは他のジャズドラマーのソロとは一味もふた味も違う。
TOTO等ハードロックやヘビーメタルの世界で活躍のキャリアからか、このトリオでもツーバスでドカドカやったりしている。
このリズムが上原ひろみの攻撃的なピアノと相性が抜群にいい。
アルバム『MOVE』は目覚ましのアラームで目を覚ました時から、夜寝るまでの一日の時間の流れをテーマにした作品だと言われている。
だからセットリストはもしかして、アルバムの順番通り?なんて思っていたが、多少順番が入れ替えてあった。
2曲目の曲は彼女愛用の赤いシンセ、Nord Lead 2でテーマを弾く「Endeavor」だった。
結構ゆったりとしたテンポの曲だが、静と動のメリハリがある。
アンソニーのソロもあるし、エンディング近くでのひろみとサイモンのソロ掛け合いがかっこいい。
3曲目がしっとりとして綺麗なメロディーの「Brand New Day」。
流れるように、音を紡いでいく感じの曲だ。
その後の曲順と曲名は残念ながらよく覚えていない。
いずれにしろ、興奮していたことは間違いない。
それから2~3曲演奏して、突然、挨拶して3人がステージの袖に下がっていった。
オヤッと思ったら休憩のアナウンスがあった。
時計をみたら、午後8時を過ぎたくらいだったので、前半は1時間。
後半が始まり、引き続き熱い演奏が再開された。
良く覚えてないが「Margarita!」が演奏されたのは後半だったと思う。
「Rainmaker」は前半で演奏されたような気がするが自信がない。
上原ひろみのソロで、前作『VOICE』に収録されている「Haze」が後半で演奏されたのは覚えている。
とても綺麗な曲だ。
最後の曲として演奏されたのは「Suite Escapism」だが、この曲は"Reality", "Fantasy", "In Between"からなる三部作からなる組曲だ。
つまり実質残り3曲となったわけだ。
テンポの速いストレートアヘッドな攻めのジャスとなる"Reality"。
アンソニーのソロで始まるブルージーなバラードの"Fantazy"。
速いパッセージとゆったりとしたメロディが織り交ざる"In Between"。
かなり聴き応えのある曲だった。
スタンディングオベーションで割れんばかりの拍手を送る観客に対して礼をしながら、三人はステージ袖に戻っていった。
そしてアンコールに応えて演奏した曲は、やはりアルバム『MOVE』の最後に収録されていた「11:49 PM」だった。
この曲の最後に魅せたサイモンのソロ、これがまた圧巻だった。
ライブが終了したのが9時45分くらいだったと思う。
だから後半は1時間半くらいで、前半より長い時間が取られていた。
魂が揺さぶられた合計2時間半は、とても幸せな時間だった。
3人で長い間一緒にツアーを回ってきているわけで、このトリオは昨年よりスケールアップしていた。
前回、ちょっと地味な感じがしたアンソニーも、今回はかなり前面に出ていて、このトリオの幅を広げていた。
だいたいアンソニーが長いソロを取ることは自体珍しいような気がするが、これもひろみ効果なのか?
緊張と緩和、動と静、陽と陰、現実と幻想・・・。
そんな違いをしっかり感じたコンサートだった。
ああぁー、このトリオ、やっぱり最高で最強です!
引き続き、サードアルバムとツアーでの再来日、期待して待ってます!
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