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功山寺決起

第162回 独立講演会(@東京)に応募しました。

朝乃山関も、大谷選手も、(2020-07-24 17:51:25)

2020-07-24 20:40:31 | On the Road


・・・朝乃山関、強いですね~。
 完璧に横綱相撲になっていて、もはや大関の相撲ですらない印象です。
 やがて横綱になる期待が膨らむのは当然として、久しぶりの日本人の大横綱になってくれるのではないでしょうか。
 この武漢熱のさなか、一体どうやって稽古して、ここまで強くなったのか。
 大関になって、すこし間(ま)を置いて、その間を活かして、精神的に成長されたのではないでしょうか。
 凄いです。
 この先、何があっても、すでに凄いです。

 凄いと言えば、4か月遅れで開幕したメジャーリーグで27日、大谷投手、オオタニサァンが復活登板をされるのも、愉しみです。



▼なにやら虎ノ門ニュースの青スポを思い出しますが、青スポは、アルペン・スキーの話が多かった気がします。
 実は来シーズンに、大回転の試合に出る野望を夢みていてですね、それもあって、30階を超える階段でも、駆け上り、駆け下りています。
 階段は特に下りが、大腿筋から腹筋を鍛えるというスポーツ科学の説もありますね。
 下りは、スキーの試合をイメージして駆けています。

 スキーの抜重は、上に伸びてはいけないです。スキーが落ちるスポーツ、落下エネルギーを活かすスポーツであることをよく理解して、抜重は下に自分を落とし込むことが大切です。
「前に出ろ。後ろに乗るな」とは、スキーヤーに良く言われるアドバイスですが、ほんとうは前に出るのではなく、下に落ちるのです。
 スキー板の後に乗るなというのはその通りですが、アルペン・スキーのあの高速に耐えて、スキー板の真ん中に乗るには、前へ出るというイメージでは実際には身体が遅れて、後ろに乗ってしまいます。
 恐怖心を、リラックスしている楽なこゝろで超克し、自分から下へ落ちる。すると、急斜面でも、強烈な速度でも、真ん中に乗れます。
 ちょなことを申していますが、ぼく自身、ごく最近にようやく気づいたのです。
 階段の下りをトレーニングに活かすのは、このイメージを心身に染み込ませるのに、役立ちます。

 もちろん、階段室に誰もいないことを確かめられたときというのが、駆け上り、駆け下りの必須条件です。

▼いったいどうやってアルペンの試合に出る時間を捻り出すのか、もちろん目途はまったく立ちません。
 しかしビルの階段室、あるいは議員会館の階段室、いずれも狭いコンクリート空間で、殺風景そのものです。なにか夢がないと、飽きっぽいぼくは、脚力に問題はなくても精神的に続けられなくなりそうだから、この野望を抱いています。

 何事をするにも、心身の体力、特に公務絶対最優先を軸に、どんどん同時進行でやっていくには、圧倒的な体力が不可欠です。
 議員会館の最上階にある事務所へ行くことをはじめ、絶対に行かねばならない高所に行くとき、またそこから去るとき、エレベーターを使わず階段を使うことほど合理的な鍛錬はありません。
 ぼくは下手なスキーヤーの時代に両膝を割っていますが、なぜか水が溜まらない体質で、膝は丈夫です。
 夢のあるイメージトレーニングを兼ねていれば、階段活用トレ、なんとか続けられそうです。

 朝乃山関も、大谷選手も、どうか怪我に苦しむことなく、日本国民を沸かせてほしいです。
 こゝろから祈る、きょう、朝乃山6連勝のきょうスポーツの日です。






「海外にいるという理由だけで日本国民に支給しない」という問題と向き合っています(2020-07-24 11:15:17)

2020-07-24 18:49:55 | On the Road


 たとえば、海外の同胞への一律10万円給付にしても、このブログで話題にすることが多いですが、具体的な交渉はほぼ伏せています。
 数字で表せば、99.90%はまだ伏せていると言うべき実態です。

 なぜ、そうするか。
 ここでも「脱私即的」 ( だっしそくてき ) という、おのれが作っておのれに課している命題があります。
 わたくしを脱して、ほんらいの目的に即 ( つ ) く。
 ほんらいの目的とは、祖国と主権者のためになる。それだけです。
 したがって、途中経過を漏らして、交渉を駄目にするリスクは絶対に冒しませんし、もしも交渉が実ったら、その時は手柄は他者のものです。
 ぼくのケースは、自由民主党の創立から65年の長い歴史で、おそらくは初めてのケースです。なぜなら、当選回数も役職も関係なく、水面下では内閣総理大臣からおひとりの新人議員に至るまで自由に交渉しているからです。
 水面下以外では、謙虚であることに徹します。そうでないと、人は話を聴きません。それ以前に、人としての基本です。当選回数が1回しかない議員、ほとんど何の役職もない議員であることを忘れることはありません。
 このことについても「当選回数なんか関係ない。何を言ってる。そんなもんは関係なく働け」というコメントがよく来るのですが、あなたさまの誤解ではありありませんか ?
 そのうえで、水面下では、築いてきた信頼関係に基づいて、徹底的に自在に、当選回数などの制約を一切受けずに行動しています。

 上記の記者経験からしても、こんなことはこれまであり得なかったと客観的に考えています。
 記者時代、かなりの水面下交渉を知っていました。


▼そのうえで、海外の同胞への特別定額給付金の支給について、ひとつだけ申しておきます。
 日本国民をひとりも区別しない、取り残さないためにこそ、動いているのです。
 たとえば国内の給付についても、実は取り残しが起きています。4月27日の時点で住民基本台帳に記載されていることが条件になっていますが、さまざまな事情で記載されていない国民がいます。記載されていても、受取ができない国民もいます。さらに、世帯別の給付にしたのは、安倍政権の大きな間違いのひとつです。これで受け取れなくなった国民もいます。家庭の事情を抱えるひとは、決して少なくないのです。

 極めて残念ながら、ぼくも24時間しかありません。
 特に国内の政治家、官僚、経済人らと交渉できるのは、健全な常識からして、朝はどんなに早くても、午前6時以降です。夜は、午前零時までです。
 特に地位の高いひとびとに対しては、国民や企業内から選ばれてその地位にいらっしゃるのですから、よほど特別な事情のない限りは、もっと時間帯を狭く考えて、午前7時から午後10時までを、勝手に決めた基準ですが、交渉の時間帯としています。
( 国内で交渉できないこの時間帯を、時差のある海外との議論、交渉に充てたり、たとえば今ですと小説原稿の仕上げに充てたりするのです。睡眠は当然、非常に絞られます。これもおよそ1500日、ずっとそうです。しかしみなさんと「寝る」と約束したので、完全徹夜だけは最近、しないようにしています )

 そして沢山の未解決の懸案が同時進行します。
 日本の政府は、ほんとうに、ほんとうに仕事が遅いです。こないだも、その政府で厚労大臣を務められた旧知の塩崎恭久代議士とふと、「何もかも遅いよね」と話したばかりです。
 わっと叫びそうになるぐらいに、遅いのですが、評論家やコメンテーターではないので「遅い」と批判していても始まりません。
 これに耐えて交渉し、その交渉によってこそ、すこしでも政府の決断や行動が早くなるように実務を通じて促しています。
 だから、国内給付の不公平を知りつつ、まず大きな不公平であるところの「海外にいるという理由だけで日本国民に支給しない」という問題と向き合っています
 国内給付の不公平も、その当事者である国民にとっては、まさしく巨大な問題です。それが分かりますから、正直、苦しいです。ぼくが万能の未来型AIでないこと、能力以前に時間と命に限りがあることが、ほんとうに心苦しくて、4年間、ずっとこゝろ安らぐことが1日もありません。

 したがって、海外の同胞をさらに切り分けることをしないことがいちばん、最優先です。
 それでもパスポートをお持ちでなかったりするかただけは、本人確認がすぐにできませんから、次の段階になります。これも心苦しいことそのものですが、やむを得ません。「本人確認が複雑です」・・・このような言い分を官僚が「できません」と言う理由にしてきたこと、政治家もそれに唯々諾々と従ってきたことを、まずは打ち破らねばなりません。。
 官僚、行政官にとっては、事態は複雑なのですが、複雑ではありません。
 できるところから一歩づつやる、それに徹するのです。人間において、社会性の高い仕事については、これが鉄則です。