おーちゃんのブルベアトレーディング FX編

強い銘柄を買い、弱い銘柄を売るシンプルトレード。2009年10月からFX専門でやっています。

業者

2011年05月31日 17時52分36秒 | Weblog
業者のインチキについて質問がありました。
返信欄に書くと長くなるので本文で述べたいと思います。

業者のインチキは今に始まった事ではありません。
相対業者でトレードするという事は業者が付けた独自のレートで顧客が取引するという事です。インターバンクレートに非常に近いレートで価格を提示するのもあれば、悪徳業者の中には市場価格と懸け離れた提示をしたりします。

しかしこの情報化社会であまりにも実勢レートと懸け離れた提示しかしなければ直ぐに悪い噂が広がり、そんな業者は直ぐに淘汰されてしまいます。

だから、客にばれない様にインチキをするのです。

ストップ狩りは客にばれにくいインチキの代表格です。相対業者は客の注文を呑むことで利益を出す事が出来ます。例えばAさんが80.00で売っていて80.05でLCのストップ
Bさんが80.00で買っていて79.95でストップ
現在のレートが80.00の時に、上下に5pips意図的に動かせばAさん、BさんのLC注文は執行されてしまいます。仮にAさんとBさんのロットが同じなら業者は何のリスクもなくA,Bさんの損失を利益に出来るのです。

業者がやるインチキは以下のようなものがあります。
これらは非常に有名なのでネットでくぐれば告発記事が沢山みつかります。

ストップ狩り(スパイク)
約定拒否
レートずらし
異常な滑り、大幅に滑って約定
業者が勝手に客のポジションを切る
業者対してレートが不利になるとサーバーダウンさせて客の注文を受け付けなくなる。
ストップ注文をを無視して強制LCで決済。
客の資金を持ってトンズラ(実際にあったww)
出金拒否(1度入金したら何だかんだ言い訳して返金しない。海外の業者で多い。)

最近は大分マシになってきたけどやっていることは競馬の呑み屋と大差ありません。
注意したいのはネットでばんばん宣伝している業者のなかにも悪徳業者が紛れ込んでいるということです。

アフェリエイト目的の業者ランキングやタイアップ記事などに騙されないようにしましょう。