少し前にオープンした『湯平テラス』というレストランにランチで伺いました。以前の『ペンション花合野 』をリニューアルして、佐賀関から新鮮な魚が運ばれます。
私は とても歩いていけません。車で行きました。そばには『花合野大橋』→『花の湯橋』があります。護岸が水害で傷んでいましたが、すっかり きれいになっています。
旧ペンションの客室をリフォームして宿泊客も入湯客も受け入れるそうですが、もう少し先になります。今はレストラン部門だけのオープンになります。
なぜか由布山の絵があります。由布岳と描いています。
注文はタブレットです。スタートスイッチがわからずフロントに聞きにいく年寄り夫婦です。そばにドリンクバーがありました。まさか、湯平にドリンクバーがあるレストランが出来るなんて びっくりです。
夫は『関アジ関サバ定食』
私は『アジフライ定食』です。
フライが4枚もありました。揚げたてでサクサクとして おいしゅうこざいました。今度は握り寿司をいただきましょう。孫が来たら『お子様ランチ』を食べさせましょう。
◯石畳の入り口の川魚料理専門の老舗『うれしの食堂』は鰻の蒲焼きの香りが漂います。
◯『フォー』をいただける『湯の平アンコール商店』もあり
◯食事だけでもOKな『菊水旅館』と、いろんな選択肢が生まれました。
しかし、注文がタブレットとは興ざめな気がします。
老舗の温泉宿というイメージではやっていけないのでしょうか??
Rockeyさま
以前ペンションだった建物をリフォームしているので 老舗の温泉宿にはなりません。
『安近短』を希望の若い人や インバウンド向けの宿になると思います。
レストランの接客は日本語が堪能なネパールの方でした。
つい うれしく 載せてしまいました。。。
大分県由布市「湯平温泉街」の石畳、オーナー権を販売して九州豪雨の復興活動資金に…「街の良さを残したい」
7/22(火) 14:50配信
読売新聞オンライン
九州豪雨を振り返る金子代表
2020年7月の九州豪雨で被災した大分県由布市の湯平温泉街で、住民らが、街のシンボル・石畳を使った復興に取り組んでいる。石一つ一つのオーナー権を販売し、地域活性化に向けた活動資金を募る。湯平地区の住民団体「ゆのひらんプロジェクト」の金子裕次代表(76)は「温泉街のファンを増やしたい」と力を込める。(関屋洋平)
【写真】湯平温泉街の中心部にある石畳の坂道(20日午後、大分県由布市で)
花合野川が増水、4人犠牲
20年7月7日夜、温泉街を流れる花合野川が増水し、老舗旅館「つるや隠宅」を営んでいた渡辺登志美さん(当時81歳)、娘夫婦の知己さん(同54歳)と由美さん(同51歳)、孫の健太さん(同28歳)の4人が犠牲となった。車で避難中に流されたとみられる。
豪雨時、温泉街で土産物店を経営していた金子さんは、店の近くの自宅が床上浸水し、倉庫にあった販売用のシイタケ約70箱が箱ごと川に流された。「あんな災害は生まれて初めて。何よりも、よく知る温泉街の人が亡くなったことが一番つらかった」と振り返る。
豪雨では、地区の共同浴場、橋も濁流に押し流された。地域を元気づけようと、由布市から働きかけられた湯平地区の住民たちが23年3月、ゆのひらんプロジェクトを設立した。
プロジェクトは、地区の全住民220人(6月末現在)が会員。温泉街への集客増だけでなく、人口減少と高齢化に対応したまちづくりを目標に、「安心して暮らせる地域づくり」を掲げ、高齢者の介護予防教室への送迎や、石畳の清掃などに取り組んでいる。地域の空き家対策なども検討しているという。
災害に負けなかった証し
一方、長期の活動につなげるため、資金確保に向けて石畳に目を付けた。市やプロジェクトによると、石畳は約300年前の江戸時代に、温泉街を襲った土石流で流れてきた石で築かれたとされる。温泉街中心部の市道約440メートルに計約6600個の石が敷き詰められ、九州豪雨でも被害を受けなかった。豪雨後に訪れた大学や企業の関係者からも、「一つ一つの形が違い、他地域にはない」と評価されたという。
地域の課題解決に取り組む「地域科学研究所」(大分市)がプロジェクトを支援しており、オーナー制度を発案。プロジェクトも、「災害に負けなかった証しでもある石畳を復興のシンボルにしよう」と取り組むことを決めた。
石畳の石を一つずつ撮影してデジタルデータ化し、制度のホームページ(HP)を開設。アプリを起動させたスマートフォンを石にかざすとオーナーのニックネームが表示され、温泉街を散策しながら所有する石を探せる仕組みも作った。
オーナー権は年額5000~3万円で購入できる。会員証のほか、特典として温泉入浴券や手ぬぐいなどが進呈される。5月12日から受け付けを始め、今月18日現在、県内外の93人がオーナーとなっている。由布市のふるさと納税の返礼品にすることや、温泉街でオーナー同士の交流会を開催することなども検討している。
オーナーの募集に先駆けて、HPの作成費用などを捻出するため、昨年11月にクラウドファンディングを実施。約2か月間で92人から計92万3000円が集まった。「湯平の歴史を見てきた石と共にこれからの湯平を応援しています」などのメッセージも寄せられたという。
温泉街は、豪雨による被災から5年を迎えた。金子代表は「氾濫もするが、花合野川と石畳に対し、住民は愛着を持っている。雰囲気にひたり、ゆったりと過ごすことができる温泉街の良さを残したい」と語る。
申し込みは、HP(https://yunohira-ishidatami.com/)で受け付ける。
◆湯平温泉街=江戸時代中期に温泉街となり、戦前は別府温泉に次ぐ九州2位の入湯客を誇った。映画「男はつらいよ」シリーズの第30作「花も嵐も寅次郎」(1982年公開)のロケ地になったこともある。現在は18の旅館がある。
まあ 気がついて下さいましたか。我が家は読売新聞ではなく いつ掲載されるかも知らないようで・・・
ネット上では もうアップされたのですね。丁寧に全文のご紹介ありがとうございます。
あれから5年経ち工事も進みましたが 住人が高齢化し、いまだに取材から逃げられません。