還暦コンブのひとりごと

anything goes なんでもあり。好きに生きよう!

退院翌日

2019-10-28 22:34:23 | アレルギー性鼻炎
なんとなく昨日の夜あたりからちょっとやばいなと思い始めてきた鼻が

詰まりかけている…ような気がする。

いや、それでも口は閉じたまま、まだ鼻呼吸は可能な状態。

思えば私、重症鼻炎患者のわりに口を開けた状態というのが嫌で

よほどでない限り閉じたまま過ごすのが日常。

だから一番最初の診察の時に院長先生から

2割くらいしか通ってないよと言われたけれど、年数をかけて

ごく少ない隙間からでも呼吸が出来る身体になっていたのかも。


今日は顎の痛みと頭痛と鼻の奥の鈍痛で6時間おきにロキソニンを飲む。

声はどんどん枯れてくるし鼻づまりと重なって風邪の末期のような状態。

明日までお休みだから出来るだけ安静を保って早く治そうと心がけるけれど

夕方から息子夫婦が遊びに来てくれたものだから調子に乗って喋り過ぎて

夜には鼻がぱんぱん

よくカラオケで歌い過ぎたらだんだん喉が詰まって鼻も詰まってくるような

そんな感じで、かすかな鼻呼吸の中不穏な空気に…

今晩は眠れるのだろうか…

もはや術後に詰められていたスポンジの中のチューブよりも狭くなっているのは確実

息苦しい…

やはり眠剤を飲んでも苦しさのあまり3時に目が覚めてしまう

半錠追加するも口呼吸が辛く眠れないので仕方なしに本を読んだ。

結局はその後いつの間にか薬が効いて眠れたようだけど翌朝は口が渇いて

不快で目が覚める。

やばい。休みは明日で終わる~~~

入院2日目

2019-10-27 22:44:29 | アレルギー性鼻炎
6時半に目が覚めたのか、ちょうどやってきた看護師さんに起こされたのか

結構しっかり眠れたので喉や顎や頭の痛みもかなり治まっていました。

声だけがおっさんのようなだみ声のまま。

7時から鼻の中のスポンジを取ってもらえるとのことで

病棟にある診察台に誘導されます。

手術説明の時にこれが患者にとって一番の大仕事だと聞いていたけど

先生、むしろにゅるにゅるっと抜いていただいて爽快だったんですけど(笑)

それから鼻の中に濡れたガーゼの長いやつをこれでもかーと突っ込まれて

待つこと10分。

しゅるしゅるっと抜いた後はバキューム?

この時は両鼻の中に実に爽快な風が…

これが普通の鼻呼吸というやつなのか

でも、これからだんだんかさぶたが出来て鼻が詰まってきますよと言われちょっとブルーに。

8時、豪華な朝食

鼻どおりは良いし、ロキソニンが効いていて痛くないしこれは食べれる!

ワイドショーを見ながらありがたく頂く。

入院後初めて歯を磨いたり顔を洗ってみたりする。

うつむくと鼻から浸出液と血がつーーーーーーーーーーーと落ちてくる。

それ用にサイドテーブルには鼻のあなくらいの小さな綿球とピンセットと手鏡が置かれ

自分で鼻に詰めたり捨てたりする。

その動作を繰り返しながら余裕の出てきた私はちょっとフロアに出て週刊誌を

借りてきたりトイレに行ったりウロウロしだす。それもこれも余裕が出てきた証拠

ゆうべは翌日退院なんて出来るのか?と思っていたけど、しっかり回復するからすごいものです。

お昼前に再び診察。鼻の中がすごくきれいだと言われる。

今のところ鼻づまりはまだ起きていない。

これ私は大丈夫なやつじゃないの?

そしてまたまた豪華なお昼ごはん。

そうそう、書き忘れていたけれど昨日の晩はデザートのアイスクリームまで

いただきました。(なんて有難いご配慮)

昼過ぎには再度診察、というか退院後の過ごし方などの説明。

これまた赤や青のラインを引きながら退院後に起こりうる可能性などなど

先生一人一人にきちんと説明されていてすごいなぁ~と。

そういえば昨日しょっちゅう顔を出して声掛けしてくれていた看護師さん

いなくなっていて(夜勤明けで帰っちゃったんでしょう)

ちゃんとお礼言えなかったことを後悔したりしているうちに

あっという間に退院の15時。

退院直前に最後の診察を受けて、ちょうど迎えに来てくれた夫と

会計を済ませて病院をあとにしました。

なんか、とても濃い2日間だったので家に帰ったら少し寂しさもありました。

洗濯したらちょっとしんどくなって横になったりしているうちに

だんだん鼻が詰まってくるのを感じました。

カサブタがたくさん出来てくるのだそうです。

これが全部剥がれたら晴れて完治となるようです。

入院1日目・手術

2019-10-27 21:33:17 | アレルギー性鼻炎
11時半に受付を済ませそのまま病室へ。

すぐに麻酔科の診察、バイタル測定があり紙パンツと病衣に着替え

点滴を開始(ライン確保)


13時過ぎ看護師さんが迎えに来てくれて一緒にエレベーターで

オペ室へ歩いて移動します。さすがにドキドキ

周りを見渡す余裕もなく手術台に横になったと思ったら心電図のパッドを

付けたりあららと言う間に点滴に薬(の名前)入りまーすが聞こえ

酸素マスクで口を覆われた瞬間から全く意識がありませんでした。

本当に私は薬に弱い。よく言えば効きが良い。



見えてないけど多分院長先生の声が聞こえ(たような…)

看護師さんに何度も話しかけられて気が付いたら病室に戻っていました。

14時半くらい?でも外は雨で暗いし目が開かない。

優しい看護師さんが色々話しかけて下さるので返事をしようと思ったら

声が出ない…えっ?なんで?痛い、めっちゃ痛いーーーーーー!!

喉が焼けそうに痛い。

頭も割れそうに痛い。

肝心の鼻は穴の開いたスポンジが奥まで詰められていて

なんとか鼻呼吸可能な状態。圧迫されて苦しいけど痛くはない。

私は顎関節症持ちでたまに炎症が起きると顎から歯茎、後頭部がズキズキする

それのひどいやつが今起きている!

看護師さんに痛いって伝えるけど術後3時間は痛み止め貰えないっぽい。

「また1時間後に様子見にきますね」とさわやかに去って行く看護師さんに

待って~~~!!って出ない声で叫びながらぼんやりした意識で時計を見る。

記憶が30分おきだからやっぱり痛い中でも朦朧状態だったのかな。

耐えること3時間。

看護師さんが氷水のポットとコップ、ロキソニンを持ってきてくれる。

ガーグルベースでうがいをさせてもらい水を飲むけどとにかく痛い

点滴が外されてトイレの誘導されるけど、とても起き上がる気にはなれなかった。

しばらくして体を支えようとした腕が勝手にナースコールを押してしまったため

仕方なくトイレまで誘導してもらった(初回は必要らしい)

そしたらびっくり、おしっこが止まらない。出せども出せども…

考えてみれば12時からずっと点滴されっぱなしで溜まっていないはずはなかった。

尿意を全く感じさせないほどの強烈な痛み。おそるべし。

結局全身麻酔で喉に挿管されるためそれで喉がやられるのと、管を抜く際に

強く噛みしめてしまうらしいことを後から知った。

手術説明の時にDrが大きく 「のど>はな」 って強調していたことを思い出す。

私の場合はさらに顎の痛みがプラスされたということで歯もうずきました。

ロキソニンが効き始めた夜8時くらいに豪華な夕食を運んできてくださったのですが

お味噌汁以外にほとんど喉を通らず、TVをつけていたけど何も頭に入って来ず

10時半ごろに自前の眠剤を飲んで消灯してみました。

どうせ眠れないだろうけど…

気が付いたら3時。あ、眠れてたんだ

そして半分残してあった眠剤を飲むと今度は6時半だった。

こんなつらい状態でも眠れるなんて、私はどれだけ薬に弱いんだろう。


⇒2日目につづく



術前検査・手術説明

2019-10-27 17:55:59 | アレルギー性鼻炎
ちょうど遡って1か月前に術前検査に行く。

約1時間半、もうちょっとかかるかもと言われていたが

検査も無駄がなくサクサク進めてもらえた。

CTは前に撮ったから、レントゲン、心電図、尿・血液検査、通鼻検査くらいだったかな?

特に感染症の有無についてはこだわりがある様子だった。手術だから当たり前か。


そして1週間前に手術説明に行く。

ひとつひとつの術式の説明をこれでもかーくらいに詳しく詳しく説明して下さる。

どういう風に切って、どういう風にはがして、どういう風に処置するのか

私、今ならそのまま人に説明出来る気がする(それくらい詳しく教えてくれた

そして術前検査の結果をこれまた詳しく説明いただく。

コレステロールが高い以外なにも問題なしとのことでクリアー


私はここの耳鼻科の回し者ではないし常々感じるから仕方ないんだけど

こんなに長時間Drと話をしたのは初めてだし、素人でも分かるように丁寧に

本当に詳細にわたって丁寧に説明してくれる病院は生まれて初めてだし

ネットに導かれてここを訪ねて本当に良かったと心から感謝なのです。


そして、いよいよ入院へ (前置きが長くてすみません)

初受診

2019-10-27 17:21:14 | アレルギー性鼻炎
その手術が出来るという耳鼻科に行ったのは、私が1年で一番ましな時期。

春や秋ならきっと私の重症度が伝わったのにな…と少し残念に思いながら

初めて院長先生の診察を受けることに

「ほう~40年も前から?…頑張ってきたんだね」

「あなた、今が一番ましな時だと言うけど2割くらいしか空気通ってないよ」」

自分としては鼻が詰まっている感覚はほとんどなく、鼻呼吸快適な時だったので

ちょっとびっくり。

でも内視鏡で自分の鼻の穴の映像を見せられて納得。

右の穴がほぼ隙間がなく、無意識に左で呼吸しているのが快適だと思い込んでいた

しかも鼻中隔も右に湾曲しているらしく、たしかに納得。いつも右が詰まりやすい。

前回の記事の1、2、3、4の術法全部に丸がついた。

私の重症度が認められたことに心の中でバンザイしながら詳しい説明を聞くことになる。


手術センターと言うだけあってそこからの段取りが早い。

早速CTを撮って、看護師さんと手術日を決めて、詳しい私の病歴や生活歴の聞き取りをする。

やはりアレルギーで悩む人が多いのか手術日は最短で4か月半後。

ま、仕方ない。ちょうど1年で一番症状が出てくる頃だからちょうどいいかと思いなおす。

手術の1か月前に検査、手術の1週間前に手術説明とサクサク日程が決まっていく。

なんだかもう快適な日々を手に入れたかのような気持ちになる。

たった1泊入院で出来る簡単な手術


この時の私は術後の辛さなど全く想像もしていなかった。


※CT画像の入ったディスクのお土産まで持たせてくれた。が、素人が見てもなにがなんやら(^-^;