名寄市長のブログ

北海道名寄市長の加藤剛士です。名寄市は北海道北部の中心市です。明るく元気なまちづくりに毎日奔走してます!

中尾副市長 送別会

2011年12月27日 | 日記


昨日は中尾副市長の送別会。いよいよこの時が来たのかという感じです。


39年間名寄市に奉職いただきました。本当であれば、昨年4月に前市長とともに副市長を退任するつもりだったかもしれませんが、私が懇願し引き続き副市長として尽力いただきました。1年8カ月、右も左も良くわからない私を懸命に支えていただきました。何とお礼を言っていいかわかりません。



中尾副市長といえば、やはり大学。平成13年から19年までの6年間、大学事務局長として、あの市立短期大学を4年制化するという大きな決断、それを見事に開学させた力量。総務省や文科省、あるいは北海道との厳しい交渉を経ての認可取得。以降は大変なプレッシャーの中、施設整備はもちろん、全国をかけずり回って先生を招致したことなど、開学準備に奔走する毎日。体調を崩すほどの激務でした。

平成18年4月に新たに名寄市立大学として開学以来、わずか3万人の名寄市に全国各地から700名を超える学生が集まる、大変人気のある公立大学となりました。このことは名寄市にとって或る意味「奇跡」であり、かけがえのない大きな財産です。



ユーモアに溢れ、やさしくて、自分に厳しく、そして強い。そんな中尾さんと一緒に仕事ができたことを誇りに思います。
寂しくもありますが、常に全力で自らを削って仕事に打ち込む毎日から、やっと解放させてあげることができたのかな、という思いもあります。奥様にも本当にご苦労かけました。これからも温かく我々を見守っていただければ幸いです。お世話になりました。そして本当にありがとうございました。