沼隈文化財研究所

「温故知新」
文化財を通して歴史を振り返ってみよう。
文化財です。歴史です。

年の瀬と共に、遷り行く星々たち

2014年12月29日 | その他

   皆様方にとって、年の瀬の慌ただしさは、
一刻の寸暇も欲しい時期だと思います。
 
 その様な中、
 年の瀬の、久し振りに、ある晴れた夜空をふと、見上げた時に
西の空には、上弦の三日月が明るく輝いていました。


 この所、暫らくは夜空さえ見上げる一時も、慌ただしさに紛れて、
無かった様に思い、久し振りに見上げた夜空には、星々達が大きく
様変わりしていました。


 夏の夜空の天空を舞っていた「白鳥座」は、西の空の山蔭に、
左の翼から沈む様に傾き、東の空には、
冬の主役の象徴「オリオン座」が姿を現し、
「大犬座」のシリウスを従えて、「冬の大五角形」が輝きを放って
いました。


 天空より、やや西の空には、「カシオペア」が光を放ち、
北東の空には、「北斗七星」の姿も見る事が出来る様な、
夜空へと遷り変っていました。


 久し振りに見る、星々達の輝きに思わず吸い込まれそうになる自分を感じましたが、
「人々」の「営み」を星々達が静かに見守り、遷り行く「刻(とき)」を刻んでいた事を、
思わずには居られませんでした。


 自然の営みは、静かに確実に遷ろいで行く事を、見つめ直す一時でした。


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