北の遠征中に仁さんの釣りを見て、凄く勉強になることがありました。
お世辞抜きに驚いたんですよ。
とある水が死んだ水路での出来事。
コーヒー色、泡浮きまくり、油膜あり、水の流れなし、臭い。
一般オカッパリアングラーなら100人中、99人は「見切る場所」かと思います。
そんなクソ場所で、何の疑いもなくテキサスの落とし込みをしていく仁さん。
数分後・・・
フィ~~~~ッシュ!
(゜Д゜ )
仁さんを見ると、40近いナイスバスを手に持っていました( ̄□ ̄;)
まるで魚がいるのがわかってたような顔をして。
度肝を抜かれたというか「ありえね~!」と思わず叫びました。
そのクソ水路で僕も仁さんを真似してテキサスをズル引いてみる。
底の形状も悪く、泥質&赤土系。何も沈んでる気配すらない。
ラインはドロドロになるし、リールからも若干異臭がする。
釣れる気はまったくしない。
ズルズル・・・・・・・・・ゴゴっ!
うそ~~~~~ん!
あまりの驚きにフッキングすらまともに出来ず
ファイト中にバレちゃいましたが、40アップのバスでした。
その後もワンバイト・・・すぐに吐き出してしまったけど。
に・・・2回も食ってきてるし・・・
いまでも、あのクソ水路に魚がいた理由がわかりません。
上流は切断されている形でインレットが枯れている場所。
水が切断されている場所は異臭がしてました。
本流からの水と流れだけで残ってる水路という感じ。
本流との合流に水門とかはないですけどね。
そのぶん水路に魚が入りやすいという場所ではありますが・・・
わざわざ、あの場所に魚が入る理由がわからん。
仁さんには悪いけど、マグレというか・・・
’たまたま1匹いただけ’という可能性が大だと思ってました。
でも、仁さんが釣った後に自分でしっかりと二次検証までしてしまった。
確実に複数の魚はいました。
魚がいたのが偶然でなかったのはよくわかりました。
’仁さんは何かひらめいてたのかな?’
確信がないと、あれだけプアは水路とか撃てない気がする。
なんかしら自信があったと思う。
前に極悪さんが「仁は人に釣れない魚も釣る」と言っていた。
良くも悪くも、どこに言っても、いつも同じペースで釣ると。
実際に見てみて本当なんだな~って思いました。
今度から仁スタイルの真髄に迫りたいと思います。
自分に釣れない魚を釣る人っつーのは、すごく興味があります。
仲間内だとトール師匠とかも違うんですよね、釣ってくる魚が。
予想の範囲外の魚を釣るっつーのが、すごく魅力あります。
でも、仁さんの近くでは釣りしたくない^^;
リアルテキサスプロになっている仁さんにはかなわないから
でも、自分の釣りに仁さんスタイルを取り入れたい。
今は釣れない魚も釣れるようになるかもしれないので。
あとは仁さんはオーバーヘッドのキャスト精度が素晴らしいですね。
15メートルくらい先のポイントにドンピシャでキャストする。
テキサスもそうですけど、3/8ozスピナベとかだとより精度が高い。
あれは魅力的なテクニックです。
僕はオーバーヘッドキャストが出来ないということもあるけど、憧れるキャストです。
前にネタにした・・・
「仁フォール」も魅力的
近場をピッチングしてフォールさせる時。
仁さんはラインをスプールから出すのではなくて、キャストした手を伸ばす。
垂直に完全フリーで落とし込みを行う。
最初は何をやっているか謎な格好に見えましたけど^^;
一部では格好悪いという噂も聞いたけど、僕はむしろカッコ良く見えました。
あれは確実に実戦で使えるテクニックだな~と感心しました。
老兵あなどれず。
何かしらヒントをもらって、仁さん戦略の解析をしていこうと思います。