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徒然日誌

映画、演劇の感想はおそらく例外なくネタばれ注意!です。

45-姑獲鳥の夏

2005-07-23 | 映画2005
京極夏彦さんの作品の中で私はこの京極堂シリーズが一番面白いと思っている。そんな中、第一作の「姑獲鳥の夏」が映画化されると聞いて、かなり楽しみにしていた。 そして、京極堂は堤 真一さん。外見のイメージでは私の中の京極堂にかなり近いと思える。映画を見ても、ワタクシ的にはそんなに違和感なく受け止められた。が、セリフの言い方がちょっと軽いのが気になった。ま、こんな具合に好きな小説だと、微細のイメージにこだ . . . 本文を読む

44-フライ、ダディ、フライ

2005-07-23 | 映画2005
「フライ、ダディ、フライ」を見に行った。 今日はもう一本堤さんの作品を見る予定で、堤さんの二本立て(笑)。 これはチラシを見て、なんだか見たいなぁ~って思ってた。でも、見始めたらイメージしてたものと全然違ってて、失敗したか?と(苦笑)。 主人公 鈴木 一は順調な人生を絵に描いたようなサラリーマン。仕事では期待され、次期部長と言われ、家庭では優秀な私立高校へ入学した優しい娘、駅まで迎えに来てくれる . . . 本文を読む

43-星になった少年

2005-07-17 | 映画2005
「星になった少年」という映画を見てきた。東宝のただ券を使い損ねないように、時間が空いたらこの映画に行くと決めていた(というのも、もう一つ東宝でやっている「宇宙戦争」は見に行かないことを決めているから!(笑))。少し空きができたので、ちょいと行ってみた。 小さい方のスクリーンかと思ったら、始まったばかりのせいか、大きいスクリーンだった。日曜日の3回目。観客はそんなに多くもなく、少なくもなく。適当な . . . 本文を読む

42-メリンダとメリンダ

2005-07-03 | 映画2005
メリンダとメリンダ。パーティの最中にメリンダがやってくるという初期設定だけ同じで、2パターンのストーリーと予告で見ていたので、どんな風に展開するのだろう?と結構興味津々だった。まず登場したのはバー?で話している数人の男女(だったか?)。その中に悲劇を好む脚本家と喜劇を好む脚本家がいる。その二人が悲劇と喜劇の是非を論争している。そこへこういうことがあったんだと話す友人。それは、メリンダという女性が突 . . . 本文を読む

41-リチャード・ニクソン暗殺を企てた男

2005-06-30 | 映画2005
ニクソンに暗殺を企てた男ということで、先日観た「ザ・インタープリター」が結構よかったショーン・ペンが気になっていた。 ストーリーは人生何事にもうまくいかない男が、ちょうどウォーターゲート事件で揺れるニクソンを暗殺しようとハイジャックを企てるという感じだけど、これがねー。暗い、重い、うーん。ちょこっと救われないなぁ、サム・ビック。 サムには別居中の妻子がいる。その家族を元通りにするために頑張って意に . . . 本文を読む

40-ザ・インタープリター

2005-06-15 | 映画2005
ノー残デイだったので前々から予定していた「ザ・インタープリター」に行って来た。この映画、ここらへんじゃベイシティでしかやってなくて行けないか?と思ったところ、車通勤の友人が付き合ってくれた。おかげさまで、無事行くことができマシタ。ありがとう。 さてさて。 ニコール・キッドマンかっこよすぎ~♪ニコールのいい映画ってあんまり観たことがなかったのだけど、これはすごい。彼女の魅力が最大限に引き出されてる . . . 本文を読む

39-美しい夜、残酷な朝

2005-06-11 | 映画2005
「美しい夜、残酷な朝」を見てきた。 私は血が嫌いだ。心霊ものも全然ダメ。だいたいホラーなんて絶対見ないジャンルなのに、なんで見に行ったかといえば、韓国、香港、日本の3作品のオムニバスと聞いたせいだ。きっと三者三様のつくりながら、最終的にはどこかつながっていくのだろうと期待していた。オムニバスにするなら、それを一緒にする意味がほしいと私は常々思っている。3つの国のホラーが最終的につながっていくという . . . 本文を読む

38-バンジージャンプする

2005-06-04 | 映画2005
この日ラストは「バンジージャンプする」を見てきた。 午前中に「スカーレットレター」を見てイ・ウンジュさんに惚れたので、見逃す前に行っておこうと思って。 今池の映画館から名古屋駅の映画館までの移動時間が30分しかなくてちょいとキツかったんだけど、平日の帰りに行くよりもいいと思って。 で、「バンジージャンプする」だけど。 すごい、美しい!とまずは最初の映像で思った。後から思えば、ニュージーランドなん . . . 本文を読む

37-コーヒー&シガレッツ

2005-06-04 | 映画2005
この日2本目はジム・ジャームッシュ監督の「コーヒー&シガレッツ」。名古屋シネマテークにて。 ここの映画館、結構マニアックな作品を多く上映してくれるところで、単館系でめぼしいやつを結構拾ってきてくれる。名古屋じゃ要チェックな映画館なのだ。 しかしながら、ビルの一室を使った映画館は実に小さい。スクリーンなんて、うちのプロジェクター(8畳くらい)とどっこいどっこいだから、意外とDVDレンタルを待って自宅 . . . 本文を読む

36-スカーレットレター

2005-06-04 | 映画2005
今日は今池デイ(笑)ということで、今池の国際シネマとシネマテークを梯子した。 まずは国際シネマで「スカーレットレター」を見た。この映画、名古屋あたりじゃここでしかやっていない。久しぶりに正規料金支払った(笑)。 最初に「運命の力」の前奏が朗々と流れるのを見るにつけ、重々しい物語のはじまりを予感させた。この物語は、2つの異なるストーリーがお互いに干渉しながら同時進行する。 1つは、殺人課の刑事課長 . . . 本文を読む