徒然日誌

映画、演劇の感想はおそらく例外なくネタばれ注意!です。

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舞台「音のいない世界で」鑑賞(新国立劇場小ホール)

2013-01-04 | 演劇等(舞台もの)
長塚圭史演出。出演者はダンスの近藤良平、バレエの首藤康之、演劇の長塚圭史、そして松 たか子。かなり興味深いメンバーである。このメンツでいったいどんな舞台を?と思いつつ、情報を一切入れずに観劇した。意外だった。長塚演出とは想像しがたいメルヘンチックで絵本を見ているよう。近藤さん、首藤さんがそろっているので、さぞやダンサブルなステージかと思いきや、まったく意表をついていた。絵本である。テーマは子供も大人も楽しめる舞台。ストーリーはかばん型のレコードプレーヤー。音が盗まれた。音と一緒に思い出も。キーワードはレコード。あるいはドーナツ盤。それが何かという問題ではなく、それが象徴するところは「気持ち」なのか。あるいは「思い出」。貧しいながら質素に暮らしていた夫婦、楽しみはレコードの音。それを盗み出した2人組み。盗まれたレコードとともに、すべてを忘れ...てしまう夫。妻はなくしたレコードプレーヤーを探しに。夫は失った「絆」を探しに。世界をまわっていく。「音」はないのではなく、いないのだ。舞台はドーナツ盤よろしく廻り舞台となっている。舞台を回転させることで主人公たちが探しに動いていることを表現しているが、これがまさにドーナツ盤の象徴か?なんて思ってしまった。探していく中でいろんな人たちと出会っていくのだけど、印象的だったのは「円盤は戦争の気をそぐ」という、カンの国とゲンの国の戦争中の兵士たち。カンとゲンなので一瞬中国あたりの話なのか?(漢と元)と思いきや、二人の持っている武器はホルンとバイオリン。つまりは「管楽器」と「弦楽器」の戦いだった。被り物をしていたり、誰がどれを演じていたのかわかりにくいというか、ぶっちゃけごちゃごちゃで面白かった。松さんはどれもすぐにわかるけどw。
最後に松さんが少しだけ歌ったのだけど、彼女は相変わらず透明度の高い歌声ですばらしい(笑)。なかなかかわいらしい話だったし、小ホールって本当に小さくて近いのねって感じで松さん贔屓なワタクシとしては大満足な舞台だった。
ここ数年、舞台鑑賞率が低下していたので、今年はもう少し見に行きたいと考えている。皆さん、いい舞台があったら、誘ってください!(笑)よろしくどうぞ。
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