カフェオレ色の午後

見ているだけで幸せな気持ちにしてくれる
大切な猫たちと過ごす大好きな時間

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唯一の猫

2010-09-20 03:25:57 | et cetera
▲ライは良かったね

ライは妹が保護した野良猫です。

初めて会った時からなれなれしいくらい人懐こくて
よく鳴いて・・・やっぱりその頃からよく喋ってたらしいです^^;



我が家に連れて来られた日。

まだ背中の手術痕が痛々しかったけど
このベンチが気に入ってすぐにここで寛いでいました。



今も相変わらずお気に入り。



レオもレナも、それから実家のミックやキィちゃんミィちゃんも
全員同じ場所で保護した野良猫なんです。


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日曜日の朝6時、妹からの電話で起こされました。

「寝てた?ごめんね・・・今喋ってもいい?・・・」そう切り出した妹は
「もう限界かもしれない」と話し始めました。


野良猫たちとの思い出 で、私が島原にいた頃
エサをあげてた猫たちのことについて書きましたが、
2000年の暮れに引っ越してからは自然と妹が引き継ぐ形になりました。

エサ場にはレオの妹のナオちゃんもいたし
妹も時々一緒にエサやりに来て可愛がってたからです。

島原に帰った時には二人で行ったりもしてましたが
そのうち私より妹に馴れた猫の方が増え
私が一緒だと警戒するようになったので私は行かなくなりました。

元々は私が勤めていた会社があった場所です。
だから私の頃はそれほど問題なかったのですが
会社が移転し引っ越したので、妹がやりに行くようになってからは
だんだんと周辺の目が厳しくなってきたんです。

警告の張り紙などがされるようになり
母はトラブルを心配して何度も止めさせようとしました。
でも妹は人目を避けて深夜や早朝行ってました。

猫たちが待ってると思うと行かずにいられないんです。

例え野良猫でも与え続けてきたエサをやらなくなれば
それは見捨てる事、捨て猫と同じではないか・・・

私もそうだったので妹の気持ちは良く分かっていたし
だから私から「もう止めれば・・・」とも言えませんでした。


つい先日新たに子猫が4匹捨てられていたそうです。

それが発端でこのまま続ければ逆に猫たちに危険が及ぶかもしれない、
そんな状況にまで追い詰められたらしいのです。

「冷たいようだけど、ここできっぱり止めたが・・・」 妹。
「もう仕方ないさ、それがいいよ」 私。

ごめんねって妹が謝るんです。違うのに・・・
元はと言えば私が始めた事で、私のせいで辛い思いさせてしまったのに。

15歳になるレオがその場所で最初に保護した猫です。
そして引っ越してから10年。
だから私が野良猫たちと過ごしたのは5年なのに妹はその倍。

悲しいお別れとか辛い事、心配とか私の倍してきてるんです。

私こそこんな辛い思いさせてごめんねって言うと
姉ちゃんは普段言葉には出さないけど分かってたよって・・・


今度島原に帰ったら言うつもりです。
もうミックもキィもミィもそろそろ高齢だから
これからは3匹のケアをしっかり頼むねって^^

そんな妹が引き取って欲しいと頼んできた
ライは唯一の猫なんです。







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