カフェオレ色の午後

見ているだけで幸せな気持ちにしてくれる
大切な猫たちと過ごす大好きな時間

我が家の紹介に代えて 過去記事セレクト

 自分から車に乗って我が家へ来たリサは元気そうに見えたのに…

  2010年12月19日 足りなかった私の覚悟
  2010年12月25日 驚きの生命力

 子猫時代を外でひとり生きてきたリスの不器用な愛情表現

  2011年09月19日 私は狙われた
  2013年06月02日 うちはまるで“あやさん”ち

 お喋りライの戦場カメラマン&芸能リポーターシリーズ♪

  2013年11月17日 転職した戦場カメラマンだけど
  2014年01月09日 パパラッチにアシスタントまで

 仲良しレオ&レナの過去記事はただ今セレクト中

柱をもらったシロちゃん

2008-08-18 22:12:10 | 実家の猫たち

左足が不自由なシロちゃんはあまり外に出ようとはしませんでした。
早く走ったり、高く跳んだりできなかったからです。

庭先で遊んでいても、遠くによその猫がちょっと見えただけで急いで家の中に逃げ込んで来るのです。

そんなシロちゃんがある日、畳でツメを研いでいました。
(当時私は既に実家にはいませんでした)

妹      「シロ!そこはダメ!!」

お父さん  「・・・シロちゃんは外にいけないから仕方ないだろう。
        畳は替えればいいんだから、ねえシロちゃん(^^)」

お父さんを味方に付けたシロちゃん。
ある日今度は障子でツメを研ぎ始めました。

お母さん   「こらっ!ダメでしょシロ!」

お父さん   「怒るな・・・シロちゃんが可哀想だろう。
        障子は替えればいいんだから、いいよいいよシロちゃん(^_^)」


家の中では怖いものなしのシロちゃん。
次は居間の柱でした。

妹       「シロ!そこは絶対ダメ!!」
お母さん   
「柱なんてとんでもない!止めなさいシロ!!」

お父さん   「バカが、二人で怒るからシロちゃんがびっくりしてるだろう」

妹・お母さん 『だって柱は替えられないもん(-_-#)』

お父さん   「うるさい、黙れ!
       お父さんが替えると言ったら替える、文句言うなっ!!」



お父さんに柱もらちゃったよシロちゃん

だからシロちゃんもお父さんが大好き


晩年シロちゃんは寝たきりに近い状態でした。
悪い左足をかばっていた為、負担がかかり続けた右足も神経痛を発症したのです。

最期を看取ってくれたのもやっぱりお父さんでした。
二人で介護してくれてたのですが、たまたまお母さんが留守の時でした。

         「最期は苦しまなかったよ。
          大きな息をして、そのまま眠るみたいだった」

2年前の秋、享年18才でした。


お殿様の猫

2008-08-18 14:44:34 | 実家の猫たち

シロちゃんは純和風なとっても上品な猫です。

白黒の毛、華奢な体に短く曲がったシッポ。
ほぼ正三角形の小さい顔に対して大きな耳。
耳たぶと鼻はピンクで翡翠のような目は暗くなるとエメラルドグリーンに

猫嫌いで有名な親戚のおばちゃんに
「シロちゃんは美人ねえ 昔のお殿様の猫みたい
という褒め言葉を言わせたほどです

 ご近所の家で生まれた子猫で交通事故に遭ったらしく、
足を怪我したみたいなので病院に連れて行ってくれないかと
そこのおばあちゃんに頼まれたのが最初の出会い。

レントゲンを撮ってもらうと、左の後ろ足、ちょうど猫がジャンプする時に使う部分の骨がポッキリ。

当初はL字型のピンで骨を固定し骨折が治ったらピンを抜く再手術の予定でした。

でも結局シロちゃんはL字型のピンを入れたまま、
足の曲げ伸ばしができない状態で18年の生涯を我が家で過ごす事になるのです。

先生の話では一度治ってピンを抜いてもまた同じ部分を骨折するケースがほとんど。
またおばあちゃんちでは退院後のケアが難しいということで
両家の話し合いにより、シロちゃんは我が家の一員となったのです