明日の日本に必要な真実を語ります!       (HP→http://www.it-dream.biz)

世界も日本も人類が混迷する現代において政治・経済・経営そして生活の全ての環境問題を厳しい眼で捉えてお伝えします!

<ブログアーカイブ24>脱原発への提言6 <メタンハイドレートと領土問題>2012-08-18 掲載

2015年03月28日 13時37分14秒 | 脱原発
6/12の「脱原発への提言2」で期待される代替エネルギーとして「地熱エネルギー発電」「バラポラアンテナ太陽追従型集光&高効率集中発電装置」「フィン付きローター回転式のビル屋上設置型風力発装置」に加えて、日本周辺海底に無尽蔵に埋蔵する「メタンハイドレートの採掘技術を世界に先駆けて開発する」提案をしましたが、今回はその「メタンハイドレート」の追加記事です。

先ずこのアンカークリックで世界のメタンハイドレートの分布地図をご覧下さい。
これによると埋蔵の大半は大陸傍の海底である事が分かりますが、この層は海底100m~1000mに存在するそうで、その推定埋蔵量は天然ガスより多いそうです。

日本はこのアンカークリックでご覧の通り四国/紀伊半島沖合と北海道奥尻島海域ですが、どうやら比較的浅い水域の大陸灘に大量に存在する事が判明していて、深海に多い他国よりは技術やコスト面で有利なようです。

いずれにせよ天然エネルギーでは世界第3位の資源国と言われる「地熱発電」と化石燃料では天然ガスに代わる規模の埋葬量の「メタンハイドレート」の推進を政府が日本を救える戦略テーマにしないのはおかしいのです!

穿った噂ですが、8/17の私の記事「政治の貧困さで日本は破綻寸前! 第4弾<弱腰外交の成れの果ての領土問題>」で私論を述べた領土問題が絡んでいると言うのです。

<竹島>・・・強行手段に出た韓国の背景に竹島南方でこのメタンハイドレートの採掘プロジェクトがあり、それに米国が協賛していて米国がこの領土問題を傍観者的に発言しているのはそのせいではないか?と言うのです。

<北方4島>・・・埋蔵地域の北海道奥尻島海域と言うのはロシアからすると微妙な地域ですので同様の理由があるかも。

<尖閣諸島>・・・この地域が天然ガスの宝庫と言うのは周知の事実ですから中国がこのエネルギー資源狙いの大芝居を打っていることは明白です。これにメタンハイドレートまで加わったらもっと怖い話になります。

今、世界の石油輸出国の第2位に突然「カナダ」が浮上し更に拡大中です。これは「サンドオイル」と言われるオイルを含んだ砂土からオイルを精製するものでこのお陰で米国は中東からの石油輸入量を半減する事が出来たそうです。しかしながら「サンドオイル」は森林伐採と精製時の廃棄物とCO2排出が大量に発生するので地球的には感心しません!
その点メタンハイドレートはこのまま放置すると膨大なCO2を海中から放出し続け、地球温暖化の元凶なので、これを採取しメタンガスにして利用する事は大きな温暖化防止になるのでより期待が持てるのです。

とにかく石油と原発で支配出来ている日本をエネルギー大国にしたくない米国(石油メジャー)その他の陰謀を排他して日本政府が早くこの「メタンハイドレート」と「地熱発電」に国を挙げて望む事を切望します!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿