パクリ?パロディ? 否!! 「オマージュ」である!!

趣味で描いてる、まんがブログです。

B級な休日ー風天洞・日本歴史館篇

2016-05-21 19:39:01 | 旅行

さて、先日のゴールデンウィークに豊田市のB級スポット「風天洞」に行って来たわけですが

その洞窟のあるお山の中に「日本歴史館」と銘うたれた二階建ての、ちょっと一見博物館とは思えないプレハブっぽい外観の建物があります。

中に入ってみると……





神武天皇から始まる、古代より連綿と続く歴代天皇の肖像画が、順路の壁にズラリならんで展示されているんですが
ふと振り返ると……



入り口の脇に、なぜか千代の富士の肖像画……

歴代天皇の肖像画と、その下にズラ~~っと並べられた聖徳太子像(その数なんと7000体だそうです)に全くそぐわない倉庫のような窓……







〆は明治・大正・昭和の三天皇の御肖像



ここでは歴代天皇以外に明治の元勲やら、近現代の政治家の肖像画が展示されています。





中には描きかけの絵も……



わりと最近の人たちも……



そして……やっぱり千代の富士。



この巨大な肖像画のひとは誰?



と、いう感じのやっぱりカオスな日本歴史館でしたが
私の印象に残ったのはココの運営者が千代の富士が好きだという事と、明治の元勲の肖像画のなかに疑惑の人物の肖像画が無かった、ということでしょうか。

その人物とは、岩倉具視です。

「限りなく黒に近いグレー」とも評される、大逆疑惑のこの人物だけが、教科書に載るほどの有名人でありながらココに展示されてなかったですね。

そんなこんなでたっぷりB級カオスを堪能したあと、ぶらっと三河湖に立ち寄って帰りました。





B級な休日ー風天洞・洞窟篇

2016-05-09 07:50:19 | 旅行

紀元2676年のゴールデンウィーク。

素晴らしく晴れ晴れした天気の下、怪しいB級スポットとして知られている(らしい)愛知県の山中にあるココに行って来ました。



風天洞という洞窟です。

ちなみに冒頭のバイクが並んだ写真はこの後行った三河湖でのショットです。
風天洞の駐車場は舗装されてません。(写真撮るの忘れた)


お山の入り口から、すでに独特の雰囲気が漂う……





お山を登る道に沿って仏像の納められたブンカーのようなホコラがあるんですが、その上には頭部が十二支の観音像……









この時点ですでにムード歌謡ともお経ともつかない…いや、歌詞の意味は通じるレッキとした唄なんですが…異様な音楽がお山じゅうに響きわたっております。

進んで行きますと洞窟入り口に降りる径の脇に料金所の小屋がありまして(写真撮るの忘れた)一人¥1000を支払って洞窟へ…



おそらく夜間何者かが(たぶん主に動物)侵入するのを防ぐためでしょう。
扉あり。



中に入ると





そこかしこに仏像、仏像、また仏像。





けっこう長いです。













銭洗いの槽なんかもあったり…



なんといいますか…

洞窟内には無数の仏像が置かれているんですが、ほとんどが子を抱いた像です。

洞窟を管理してるお寺では水子供養もしてるみたいなんですが…

どうもこの洞窟を含めたお山は絞ったテーマじゃなく、カッチリした形を求めない、言うなれば「在るがままのカオス」を感じる場という気がします。

そのカオスは洞窟以外の他の施設でも感じられます。

次回、「日本歴史館」篇につづく……

pt-2.缶スプレーで洋上迷彩ーHH-60Dナイトホーク

2016-05-03 01:32:19 | シロウト防衛ロン

さて今回は前回予告いたしました、救難ヘリ「UH-60J」……

…の製作に向けて同じブラックホーク系の機体の組み立て練習と缶スプレーによる洋上迷彩の試行の具合をアップします。

キットはハセガワの1/72 HH-60D「ナイトホーク」。

UH-60とよく似た増槽を備えたタイプで安いキットを探してヤフオクで手に入れました。¥600+送料¥250だったかな?

なんせUH-60Jのキットは高い。新品はもちろん、オークションでも¥2000以上のモノばかりなので、失敗は許されないのです。

よって、安いキットを練習台にしようと考えた次第です。

だいぶ前から製作を始めていたんですが、この連休でやっと形になりました。



実はこの空中給油プローブ、折損防止のため途中をスプリングに改造してあります。









尾っぽは収納の際の省スペースのため、ちょうど実機の折り畳み箇所で切り離して抜き差しできるようにしてあるので少し段差になっちゃってます。









UH-60Jのキットはまだ見ていないけど、実機の写真と見比べるとHH-60Dのこのキットはパネルラインとか若干違いがあります。

















缶スプレーで洋上迷彩を再現する試みですが、今回は機体上部(ディープオーシャンブルー部分)を塗るのにタミヤカラースプレーAS-8「ネービーブルー」を塗った上にTS-57「ブルーバイオレット」を軽く振りかける、というやり方を試しました。

ちなみに同じ「ネービーブルー」を謳っていても、Mrカラースプレーの14番はぜんぜん違う色なので注意が必要です。

タミヤカラーが「濃い紺色が少し緑がかっている」感じなのに対してMrカラーの14番ネービーブルーは「ブラックグリーン」と形容したくなるような色合いです。



結構このキャップの色は実際の塗装色の特徴を表してる。

最後に参考資料の「丸」とツーショット。



pt-1.缶スプレーで洋上迷彩ーダッソーファルコン10

2016-05-02 18:22:06 | シロウト防衛ロン

紀元2676年のゴールデンウィークがやってまいりました。

先日、ようやく第5世代戦闘機開発のための先進技術実証機も進空し、私の心も五月晴れでございます。

さて、その実証機の初飛行の様子をYouTubeで見たんですが、一緒にF-2戦闘機が飛んでましたよね?

たくさんアップされている動画の中に、空撮っぽい、ちょっと高い目線からの映像がありまして、F-2と実証機が森林をバックに飛ぶシーンもありました。

その際、白い機体の実証機は当然よく見えるわけですが、洋上迷彩のF-2は背景の森林に溶け込んでかなり分かりにくい印象でした。

「洋上迷彩」と言いながら陸上でも結構いけるじゃん、と思った次第です。

もう自衛隊機は制空戦闘機以外は洋上迷彩でいいんじゃないですかね?

そんな事を思ったのは私だけじゃなかったのか、救難捜索機のU125が従来の水色一色から洋上迷彩にカラーリングが変更されたそうです。



↑U125A

じつは以前、U125の洋上迷彩をプラモデルで
作りたいなーと考えたときがありまして。

しかし1/48スケールのU125は(ベース機の機体も)見つからなくて、仕方なく似たようなビジネスジェットのプラモデルを買って来て洋上迷彩ぽく仕立てました。

ダッソーファルコン10というビジネスジェット機です。







コクピットの窓まわりはUS-2っぽくしてみました。



プラモデルで洋上迷彩にする、というと市販されてる「洋上迷彩セット」を使われる方が多いですが
この洋上迷彩カラー「ダークオーシャンブルー」&「シャロウオーシャンブルー」は瓶詰しか売られてないので、エアブラシを持っていなければ筆塗りするしかありません。

私は今使えるエアブラシを持っていないので、なんとか缶スプレーで洋上迷彩を再現できないかとイロイロ試行錯誤したんですよー。

このファルコン10はそんな試行錯誤のウチのひとつです。

機体上部をダークオーシャンブルーっぽく見せるために、ガイアカラーの22番「小田急ブルー」を塗った上に、かすかに振りかけるようにタミヤカラーTS-57「ブルーバイオレット」をかぶせてみました。



機体下面のシャロウオーシャンブルーは、これまたガイアカラースプレーの24番「東武ライトブルー」をまず塗り、その上からミスターカラースプレー50「クリアーブルー」を、やはりホンのわずか乗せて作りました。



この上部に使用した小田急ブルーは塗装直後はもう少し濃い色だったんですが、日が経つにつれ少し明るい色になってきてしまいました。

次回は「ダークオーシャンブルー」を作るのに別の試みをした、救難ヘリ「UH-60」

……っぽいヤツを紹介したいと思います。