さて、先日のゴールデンウィークに豊田市のB級スポット「風天洞」に行って来たわけですが
その洞窟のあるお山の中に「日本歴史館」と銘うたれた二階建ての、ちょっと一見博物館とは思えないプレハブっぽい外観の建物があります。
中に入ってみると……
神武天皇から始まる、古代より連綿と続く歴代天皇の肖像画が、順路の壁にズラリならんで展示されているんですが
ふと振り返ると……
入り口の脇に、なぜか千代の富士の肖像画……
歴代天皇の肖像画と、その下にズラ~~っと並べられた聖徳太子像(その数なんと7000体だそうです)に全くそぐわない倉庫のような窓……
〆は明治・大正・昭和の三天皇の御肖像
ここでは歴代天皇以外に明治の元勲やら、近現代の政治家の肖像画が展示されています。
中には描きかけの絵も……
わりと最近の人たちも……
そして……やっぱり千代の富士。
この巨大な肖像画のひとは誰?
と、いう感じのやっぱりカオスな日本歴史館でしたが
私の印象に残ったのはココの運営者が千代の富士が好きだという事と、明治の元勲の肖像画のなかに疑惑の人物の肖像画が無かった、ということでしょうか。
その人物とは、岩倉具視です。
「限りなく黒に近いグレー」とも評される、大逆疑惑のこの人物だけが、教科書に載るほどの有名人でありながらココに展示されてなかったですね。
そんなこんなでたっぷりB級カオスを堪能したあと、ぶらっと三河湖に立ち寄って帰りました。