今、アオシマの1/700ウォーターラインシリーズ「ヘリコプター搭載護衛艦いせ」を作っているんですけど
作った人は知ってると思いますが、このキットは内部のヘリ格納庫も再現されていて、それが見える透視モデルが製作可能なように透明甲板のパーツも付属しています。
つまり飛行甲板が通常パーツと透明パーツ、2枚入ってるわけです。
なので今回製作にあたって透明パーツでは実艦どおりに作り、通常パーツのほうはスキージャンプ台仕様にしてみようと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/43/834471bc3c75f84b0d0add2a608823d9.jpg)
プラ板を切った貼ったして作っております。
ま、現実には こんな改装は絶対しないでしょうが
せっかく飛行甲板が2枚あるので、ちょっと作ってみようか
と思っただけです。
余談ですが、昨今 日本も固定翼機の運用が可能な正規空母(カタパルトを装備したヤツね)を配備するべきだという意見がありますが、まあコストパフォーマンスから言って「無い」でしょう。
数兆円かけて空母2隻と艦載機と空母機動部隊を構成する護衛艦を整備して人員も増やして
目的はと言ったら中国の海洋侵攻阻止でしょ?
だったら原子力潜水艦と巡航ミサイルを装備した方が遥かに安上がりだし、戦力体系のバランスも改善されるんじゃないですか?
空母打撃群というのは整備だけでなく維持にも金かかりすぎだし。
米海軍は訓練中の事故で航空機を毎年50機ぐらい喪失しているそうです。
仮に海上自衛隊の空母機動部隊がUS-NAVYの空母打撃群の1/10の規模としても、毎年5機前後を事故で失うハナシになりますな。
それって現在の空自の事故の10倍くらい?もっとかな?
そこまで金かけても、ぶつけるべき中国の暴威はいつまでも続きません。
あと20年は持たないでしょう。
中国が一つの国のまま萎んでいくか、それとも分裂するか分かりませんが
いずれにせよ空母が不要になるのは明白です。
そうなったら日本の空母はアメリカに いいように使われるだけです。
そう考えると防衛省の艦船整備計画は まあ真っ当でしょう。現在おおすみ型輸送艦の次級として もっと大型の強襲揚陸艦を計画中らしいです。
たぶん「ひゅうが」クラスの大きさになるような気がします。スキージャンプ台も付くかもしれません。
「いせ」のスキージャンプ台を作りながら、そんな事を考えたりしました。