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紀元二千六百七十七年も安定運転で

2017-01-01 15:13:03 | バイク

あけおめ&お久しぶりでございます。

ネタがない時は更新しない、ネタがあっても疲れて書く気力がない等々のあまり言い訳にならない理由により、非常に更新が滞っておりましたが

新年を迎えて、ちょっと頑張ってカキコしてみたいと思います。

さて、私のバイクライフも33年目になり、ぼちぼち仲間の子供たちもバイクに乗る年頃になって参りました。

そこで、一般的にあまり見かけない「安定運転」についいてちょっとだけ語ってみたいと思います。

ライディングテクニックや二輪教習の本や動画をみても、あまり語られる事のない、経験の浅いライダーが
公道において如何にスタビリティを得るか?という話。

つまりタウンスピードで普通に走っている時にコケないためにはどうすればイイのか?

そのための基本動作について一言…

コケない為にはバイクが自分の思惑を越えて倒れていかない、バンク角が想定の範囲に留まる、留めるための操作しなければ安定感・安心感は得られない。

今どきのバイクはバンク中のハンドルの切れ込みがほとんど無い物が大半なので

コーナリング中、ハンドルの押し引きの入力はしてはならない。ステア操作は(基本的には)何もするな、と教習で教わる。

昔の教習では、ハンドルの切れ込みをイン側(low side)のの手でしっかり支えて、その力加減(切れ込みの抑え具合)でバンク角を調整しなさい、と教えられました。

それくらい昔のバイクは強烈にハンドルの切れ込みがあったわけですが、おかげでライディングにおけるマシンコントロールにはステア入力も重要な要素だということがわかりました。

そこで、この事を踏まえてバンキング中もほとんどニュートラルステア、あまりハンドルが切れ込んでこないマシンではどうするか?

教習では先刻述べたように何もするな、腕の力を抜いて軽く添えるだけにしろ、と教わるでしょう。

しかしそれではフロントタイヤのグリップを司る前輪荷重のコントロールはブレーキングと体重移動のみで行う事になります。

初心者に繊細なブレーキングは難しいし、大きな体重移動も車体の安定を損ねる原因になります。

ニーグリップ等でしっかり車体をホールドしつつ、ブレーキングテクに依らず前輪荷重をコントロールし、なおかつバンク角もコントロールする。

そのためにはステア入力を積極的に活用した方が良いと思うんです。

つまりマシンがバンキングに入ったとき、まず下半身でしっかり車体をホールドして自分の上体を支え、ハンドルに軽く手を添える。

その基本を踏まえた上でバイクが「ここまで寝かせる」という想定バンク角まで来たら、次にそれ以上バイクが倒れないように、そしてフロントタイヤをカーブのインにネジ込む事によってバイクが「つんのめって」フロントに荷重がかかるよう、アウト側(high side)のハンドルを持った手を少し押してやるのです。

これをやる事によって前輪の接地感が得られ、なおかつアウト側のハンドルを強く押せばバイクは起き上がってきますから「寝かせたら、そのままドンドン倒れこんでいってしまう」恐怖も無くなり、落ち着いて操作できるようになります。

そんなわけなので私はステア入力の積極的活用を推奨しますが、ステア入力を適度に行うためにはしっかりとしたマシンホールドができた方がよろしいので

マシンホールドについて、また回をあらためて私的な見解を晒してみたいと思います。