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「中国はダルフール虐殺を支援」　米下院１０８人、五輪ボイコット警告
【ワシントン＝古森義久】米国議会下院の議員１０８人が９日、中国の胡錦濤主席あてに書簡を送り、スーダンのダルフールでの虐殺を続ける勢力への支援の停止を求め、中国側が十分な対応をしない場合には２００８年の北京五輪のボイコットにもつながると警告した。同下院では有力議員が８日にも本会議で同じ理由により北京五輪ボイコットに同調する演説をしており、米議会での対中非難が高まってきた。

　胡主席あての書簡は下院外交委員長のトム・ラントス議員らによって署名され、「ダルフールではスーダン政府と同政府に支援された民兵組織により民間人数十万が虐殺されているが、中国はスーダン政府に巨額の援助を与え、武器を売却し、虐殺を阻止するための措置をとっていない」と述べ、中国政府が事態を放置する場合は北京五輪に重大な支障が起きて、その催しが「ジェノサイド（大量虐殺）五輪」になってしまうとして、北京五輪のボイコット呼びかけの可能性をも示唆した。

　ダルフール虐殺に関しては下院の８日の本会議でも共和党の有力議員アラン・ウルフ氏が中国政府の「共犯」を非難して、北京五輪ボイコット運動への同調を表明する演説をした。ウルフ議員は有名女優のミア・ファローさんの北京五輪阻止論を紹介し、「中国は『一つの世界、一つの夢』というスローガンの下に北京五輪開催の準備を進めているが、ダルフール大量虐殺という『一つの悪夢』が存在するのだ」と述べた。
【産経新聞　2007/5/11】－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

アメリカ人の人権意識てのは他国にはお節介な場合もありますが、筋は通っていると思います(従軍慰安婦問題みたいに誤解もあるが)。

スーダン・ダルフール虐殺問題は地理的に遠いせいか日本ではほとんど報道されていませんが、欧米では以前から指摘されていたようです。確かフランス大統領候補だったロワイヤル氏も言及していたような。
んで、日本ではどうか。チベット問題しかり、なぜか誰も問題にはしません。安倍ちゃんも野党も。特に自称平和主義者・人権主義者のみなさん。このままでイイんですか？

中国の人権問題は自称平和主義者・9条信者にはイイ踏み絵だな。エセ平和主義者・単なる売国奴をあぶり出すにはもってこいだな。