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日本固有の領土 竹島(2月20日追加更新)

2006-02-22 | 時事ネタ 国内
          【2月22日までこの記事をトップと致します】

2月22日は「竹島の日」です。

「フィオリーナの以心伝心」様が提唱されている『ブログの表紙を「フォトしまね」で飾ろうキャンペーン』にオイラも勝手に参加させて頂ま~す。

フォトしまね

【2月20日追加更新】
初の「竹島の日」目前、日韓ともに静観
 島根県が条例で「竹島の日」と定めた22日が近づいた。韓国が独島(トクト)と呼び、自国の領土とする島をめぐる1年前の条例制定は日韓関係を悪化させる要因になった。しかし、初めて迎えるその日を前に、今年は両政府とも静観を保っている。これ以上関係をこじらせたくないという思いが共通している。

 「冷静に対処した方がよいと思いますね」。小泉首相は17日、記者団に「竹島の日」について問われるとそう語った。安倍官房長官も同日の記者会見で「島根県の考え、地方自治体の考えなので、政府としてはコメントすべきではない」と触れたがらなかった。

 竹島を日本の領土としている政府も、これを声高に主張して韓国側との対立を激化させるつもりはない。初の「竹島の日」を控え、外務省は在京の韓国大使館とも連絡を取りあうなど、騒ぎにならないよう神経を使っている。

 昨年11月の日韓首脳会談では、首相が10月に靖国神社を参拝したこともあり、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が自ら竹島問題を取り上げて首相を批判。年末に予定されていた大統領訪日も見送られ、関係は冷え込むばかりになった。

 だが、条例制定に激しく反発してきた韓国政府にしても、今は静かに見守る構えだ。

 「日本側が挑発しなければ静かに対応したい。だが日本政府が表に出てくれば黙っていない」。韓国政府関係者は「竹島の日」を前にこう語る。

 この島を実効支配している韓国政府の立場は「現状を維持しつつ、さらに自然な形で支配を深めていくこと」だ。昨年、竹島に上陸したのは04年の10倍以上にあたる1万9700人。竹島が編入されている慶尚北道と鬱陵郡は、竹島問題の専従チームなどを新設し、英・仏語の冊子も作って内外に「韓国固有の土地」とPRしている。

 韓国政府が気にしているのは日本の動き以上に国内メディアと世論だ。日本の動きや政治家の言動を韓国メディアが批判的に伝え、世論が同調すれば、政府も動かざるを得なくなる。そうなれば再び日本と非難合戦になり、「静かな実効支配」が崩れかねない。「何が起きても無視するのが韓国の国益に沿うのではないか」との声は、マスコミ幹部にもある。

 「これ以上の対日関係悪化は避けたいのが本音だが、あっという間に火がつく可能性も残る」。外交通商省幹部からは、そんな言葉も漏れる。今のところ21日に市民団体の約70人がソウルの日本大使館前でデモを計画している程度で、模様眺めの空気が漂う。
【朝日新聞 以上引用】--------------------------

>外務省は在京の韓国大使館とも連絡を取りあうなど、騒ぎにならないよう神経を使っている。
要するにお得意の“事なかれ主義”ですか。記事タイトルには「日韓とも静観」とありますが、日本はともかく韓国がこの問題で冷静に居られるとは思えません。正直昨年のような基地外騒ぎをきたいしております。

やはりこの問題は世論の喚起が足りませんな。当ブログでも微力ではありますが「フィオリーナの以心伝心」様が提唱されている『ブログの表紙を「フォトしまね」で飾ろうキャンペーン』に参加させていただいております。
「日韓とも静観」「静かな実効支配」だと!!そうはさせるか!!!

それとこの記事全般について感じるのが、韓国の立場ばかり伝えていること。まぁもちろん相手の考えを知ることも大事ですが、しかしこの問題で朝日が日本の立場をちゃんと伝えたことがあるでしょうか?オイラは寡聞にして知りません。

【2月14日追加更新】
竹島問題について、地理ヲタのオイラなりのアプローチでこの問題についての考察を付け加えたい。

国土交通省管轄の国土地理院が日本全国の地形図発を行している(ネットでも見られます)。1/25000とか1/50000とかの地形図があり全国を網羅しているはずですが、実は唯一地形図が発行されていない場所があります。それがこの竹島
(地図では隠岐郡五箇村となっていますが平成16年10月合併で隠岐郡隠岐の島町となっている)
ご覧になれば解ると思いますが竹島だけが島の輪郭のみで地形は全く描写されていません。

地形図を作成するには航空写真はもちろん現地での詳細な測量が欠かせません。現在では強行上陸してまで測量することは出来ず地形図が発行できない状況となっています。
「戦前の地形図はないのか?」との疑問がありますが、実は戦前竹島の測量はされていません。おそらく外地(朝鮮・台湾・満州)の測量に忙しかったらしく当時重要視されていなかった離島の測量は後回しになったと思われます(ちなみに戦前は陸軍が地形図を作成していた)。

地形図を発行することはそこが自国領であることを誇示する意味合いもあります。現に韓国は竹島の地形図を発行していますし、日本も尖閣諸島はもちろん実行支配が及んでいない北方領土の地形図も発行してます。

『北方領土択捉島「単冠湾」の地形図 1/50000 大正11年測量 平成4年発行』


この地形図は戦前(大正11年)に測量されたモノに衛星写真で確認されたロシアの建造物・滑走路を加刷修正したものです。択捉郡留別村と確認出来ます。
この地形図は大きな書店ならフツーに売られています。
ちなみに北方領土を本籍とすることも可能です。