タンザニアに来てから2ヶ月が経った。
Saa zinaenda mapema!時間経つのが本当早い!
Masasiに来てから2週間。先週今週とかなりの回数で村へ出かけているので、体力が持たず、いつもぐったり疲れている。誰にも会う気になれない・・(涙)でも、こんなに初日から村へ行けるなんて羨ましいと先輩隊員にも言われたので、無理せず頑張ろうと思う。
といっても、私がやっていることなんて、村へ行き挨拶をする程度。あとは配属先が行うワークショップを見ているだけ、である。そんなんで良いのかなーと思いつつ、まずは配属先、配属先との関連機関との連携、関係作りが大切だと思うので、ゆっくりやってこうと思う。
昨日は世界女性DAYだった。前から訪れていたMnabira村で開催。
配属先だけではなく、県庁の女性たち、知事らも一緒になって一向
Mnabiraへ。勿論、大雨跡で道路はぐちゃぐちゃ、ママたちのケツ圧と戦いながら何とか2時間後村へと着く。途中村人が私たちの乗った車を「ヤヤヤヤヤ」と言っては踊り叫びながら歓迎してくれた。凄い、大祭り!!
Mnabira村到着。ンゴマに合わせて会場まで行進!走れ~!
私たちはMgeni(お客様、20名位)席へと通され、一人ずつ自己紹介が始まった。私は一度自己紹介してたので今回は無いのかと思いきや突然マイクを渡され300名の前で挨拶するはめに。結構緊張したけどちゃんと聞いててくれたみたいでホッ笑
同僚と一緒にお客様用のピラウを作るの巻
ンゴマをを挟みながらワークショップが行われていく。
ンゴマは踊りと太鼓を組み合わせたアフリカならではのもの。
今日は女性DAYということもあり、歌はほとんど女性に関すること。
「女性は子供を産んで育てて料理して、でも男たちは眠るだけね」等と皮肉混じった歌を歌い会場を沸かす。笑いや嘆きなども入った歌詞をどんどん歌っていく。
これは素晴らしい!その通りよ!と思ったら客席から噂の雄叫びと共におひねり(お金)が舞い散る。
すごい、女性の力、ママの力って凄すぎる。なんてパワーなんだろうと思った。4時間経った後、最後の方で住民による劇が行われた。呪術師、子供のいじめや酔った夫についてなどなど。
女性パワー炸裂!
HIV/AIDSに関する事であれば、お酒は自身の思考力を低下させるだけでなく、行動も大きくさせてしまうから危険だよ、というような内容だった(はず笑)。途中、お客の中にいたピースコーの2人が立ち上がり、若者グループを率いて劇をはじめた。流暢なスワヒリ語で若者を指導しているところは流石、でも主体はあくまでもタンザニア人でアドバイスを行ったりするのが彼らの役目。劇もかなり洗練されてた為、この日の為に何度も練習してきたんじゃないかな、と思った。
教育は非常に大切だと私は考える。与えるだけでなく、自らなぜ?どうして?を考える力、これが大切ではなかろうかと。ピースコープの2人の活動はまさに知識を与えるだけではなく若者にも、そして村の住民たちにも考えるきっかけを与えているのではと思った。
格言う私はまだまだ住民を動かすような活動について考える状況ではないけれど、今後活動計画を練る上で非常に参考になった。
にしても、ピースコー、村に住めて羨ましいなぁ。