スーパーヨッシーのギラギラ行こうか

自閉症のイモッチ(中3)、アニメオタクのオネッチ(高3)、と苦闘するママッチの様子をマイペースでお伝えしています。

「症状がわかりやすい表現大切」の記事を読んで

2005-05-17 | 療育
今日の日経の夕刊に、「症状がわかりやすい表現大切」の記事がありました。書かれたのは、慶應義塾大学保健管理センターの大野 裕教授だそうです。内容は、「痴呆症」や「ぼけ」は差別的なニュアンスが含まれているので「認知症」と呼び名が変わったが、その名前から病気の実態が見えない。もっと臨床を大切にした病名になれば良いとの趣旨ですが、比較として「統合失調症」の例が挙げられていた。以前は「精神分裂」と呼ばれていたが、非人間的なので変えて欲しい、さらに表現が病気の実態ともかけ離れているという専門家の意見もあり、2002年に変更された。筆者は以後三年間、病名変更の意義を研究して来た。その結果、病名が変わることによって偏見が和らいだだけでなく、病名を口にしやすくなったこともあって、医療関係者と患者や家族とが病気について話し合う機会が増えていることが分かった。と述べておられます。
 私が言いたいのは、勿論「自閉症」に関してであります。その病名に差別的なものは感じませんが、臨床とかけ離れていることは間違いありません。また誤解により苦しんでいる親たちも少なくはありません。「名前を変えれば障碍が無くなるのか?」「どうせ、旧・自閉症と説明しなくてはならないんじゃないの?」といった意見もあるとは思いますが、何十年というスタンスで考えた場合、やはり間違っているものは正すべきだと思います。ただ、百人いれば百通りの症状があると言われている自閉症を一言で言い表すのは確かに難しいかも知れません。偉い先生からは「発達性社会性障害」、「カナー・アスペルガー症候群」などの意見もあるそうです。単純に英語読みして「オーティズム」とか・・・。一度ゆっくりと考えてみます。いい名前が見つかったら、またアップします。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ミニウサギのチョロが死んで... | トップ | 自閉症の次女、歯科検診でガ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

療育」カテゴリの最新記事