帰りに立ち寄った七滝八壷。
今日はスノーシュー体験 in 明神平 第2弾。前夜に降った雪で、3日に訪れた時とは全く別の場所の
ようになっていました。
3日のハイクでは、スノーシューを履いての山道歩きに時間がかかりすぎたので、今回はまずアイゼンを
着けて歩き、比較的なだらかな傾斜になってからスノーシューに交換することにしました。スノーシューは
背負っていきます。新雪が積もってアイゼンも要らないくらい。
駐車場から登山口までの舗装道で、すでに積雪15センチくらい。歩き始めてすぐに、前を歩いていた単独
女性ハイカーが下山してくるのが見えました。「雪が深くてどこに道があるのかわからなくなったので、
引き返してきました」だって。今日はこの女性以外に山に入った人はいないようで、彼女が戻った地点から
先は、我々がラッセルとルートファインディングをしなければなりません。これは覚悟が必要だなー。
3日に着いていた霧氷は、雪に覆われていました。こうなると樹氷と呼ぶのかな。蔵王の樹氷とはかなり
違いますけど。
先に山に入った女性ハイカーの足跡が途切れた場所からは、急斜面のトラバース。がんばってラッセル
して、明神滝が見えるところまで進んでみましたが、ふかふかの新雪はいくら蹴り込んでもステップが
切れません。足を乗せるとずるっと抜けてしまいます。
なんとか頑張って進んだとしても、この先も同じような場所があるだろうし、そもそもスノーシューで
楽しく遊ぶのが目的なので、無理して明神平を目指す必要はないなあ、と考え、引き返すことにしました。
緩やかな斜面で、ちょっと広い場所に腰かけてお昼ごはん。「こんなきれいな景色をみながら食事する
なんて、贅沢ですね」と、S水さん。
食事の後、スノーシューに履き替えて、そこらへんを歩きまわったり、スケーティングで下る練習を
してみたり、ひとしきり遊びました。登りでは「しんどい、疲れる」しか言わなかったS水さんが、
スノーシューで歩きまわりながら初めて「楽しい!」と言ってくれました。
雪がフカフカなので、転んでも全然痛くないのがいいですね。「こんな景色の中にいられるだけで
幸せ」と、O里さんの頬はずっと緩みっぱなし。
予定より早く下山したので、近くにある平成の名水百選のひとつ、七滝八壷に立ち寄りました。
形がとても優美な滝です。普段は時間がなくて素通りしてしまいますが、一見の価値はあると思います。
今後の講座の予定です。
どの講座も、10月から半年単位でのお申し込みとなります。
(1講座5000円で、各講座ごとのお申し込みもできます。)
講習費 6回 30000円 (保険料、連絡費用、資料代金を含む)
講師の都合で中止した場合は、1回分の講座料金5000円をお返しいたします。
受講をご希望の方は、左の「メッセージを送る」からお申し込みください。
[ 週末日帰り登山教室 ]
2月28日(土) 梅林を経て好展望の四石山(384.4m)へ
3月28日(土) 春の比叡山(848.3m)を訪ねる
[ 山歩の会(平日のんびり登山) ]
通常のコースタイムの1.5~2倍のペースで歩きます。
今期から受講料は週末日帰り登山教室と同額の5000円となった代わりに、
おひとり様でもお申し込みがあれば催行することとなりました。
2月12日(木) 金剛山(1112.2m)で霧氷を見よう
3月12日(木) 中山連山(478.0m)と、梅の名所中山寺
[ くだらない(けど面白い)登山 ]
今期からの新講座です。
運動生理学によると、斜面を下るときは、平地を歩く時の4倍の衝撃が膝にかかるといわれています。
また、老化によって膝の軟骨が減少することは避けられないことです。
しかし、運動しないでいると、膝の周囲の筋肉が衰え、膝痛は悪化する一方です。
膝を痛めず、筋肉を鍛えるには???
「そうだ!下らなければいいんだ!」
こうして、自分の足で登り、ロープウェイやリフトを使って下るという「くだらない登山」を思いついたのでした。
下山時に膝が痛む方に、安心してご参加いただける登山教室です。
→生駒山に差し替え
2月18日(水) 寒い季節は短めハイク 男山(鳩ヶ峰)(142.5m)と男山ケーブル
3月18日(水) 早春の大和葛城山(959.2m)と葛城山ロープウェイ
[ 冬のオプション教室 ]
各日先着6名様まで。
受講料 6000円
受講料 6500円(スノーシューレンタル料金含む)