空色レールウェイ

空は続く、どこまでも

「サブウェイ123 激突」

2009年11月17日 | 映画


「サブウェイ123 激突」を観てきました・・・・ちょっと前ですが・・・
以下、ネタバレが含まれています。

【あらすじ】
ニューヨークの地下鉄ぺラム123号がハイジャックされる。
犯人グループは車内の乗客を人質にとり、59分以内に1000万ドルを用意するよう要求。
1分遅れるごとに1人ずつ殺していくと宣言する・・・

たまたま連絡を受け、犯人と交渉することになった地下鉄職員。
無線を通じて、一世一代の駆け引きが始まる・・・

トニー・スコット 監督作品

この作品はジョン・コーディの犯罪小説の映画化ですが、
1974年に「サブウェイ・パニック」というタイトルで1度映画化されています。
日本でも公開されたそうですが、残念ながら観たことはありません・・・
是非、比べてみたいですね~

ハイジャック犯のリーダーをジョン・トラボルタ、交渉役の地下鉄職員をデンゼル・ワシントンが好演しています。
ワシントンが、否定し続けていた自らの収賄容疑について告白するシーンは圧巻でした・・・
結局やってたんかい!とは思いましたが、いたたまれなかったですね

そして、トラボルタ・・・
こういうクライム・アクションって、悪役が輝いているほど面白いと思うのですが、もう抜群でした
一見、格闘家のドン・フライのように見えましたが、ほんと悪のカリスマですね・・・
冷静で冷酷、時に優しく、時に非情に・・・「殺す」と言ったら、必ず殺す徹底ぶり・・・
間違いなく、この映画を輝かせてくれました

スピード感があって、カット割がカチカチ入り、とても観やすかったです。
ただ、要求されたお金を運ぶシーンはあんな感じにしかならなかったのかなぁ
緊迫感は煽られたけど、やってることは結構お粗末ですね・・・

走る範囲が決まっている「地下鉄」をハイジャックするからには、その逃亡方法が気になっていたのですが、
哀しいかな、段々とプランが大味になっていく感じがあって少し残念でした。
犯行グループ、そしてトラボルタの真の狙いは、心地良い驚きでした・・・
それが目的なら、トラボルタは表舞台に出なくても良かったのでは?とは思いますが・・・

追う側も、ワシントンが銃を持ってトラボルタを追いかけるんですよね・・・
それもちょっと大味な感じはありましたが、それはそうするしかなかったかな
一般市民が悪に立ち向かう、インスタント・ヒーロー感は、「らしい」ですね

デンゼル・ワシントンと悪のカリスマ・ジョン・トラボルタとの丁々発止のやりとりは、やはり面白かったです。
ああいう緊迫された空間であっても、軽くジョークが言えたり、ウィットに富んだ話ができる大人になりたい・・・
つくづくそう思いました

この映画を日本人でキャスティングするとしたら、誰になるかな・・・日本で「悪役」と言えば・・・
なんて考えるのも楽しいですよ

最後に、予告編を貼り付けておきます!良かったらどうぞ

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