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徒然BOON

徒然なるままに気になることを綴ります

風光る(新選組) 41巻

2018-02-23 00:05:05 | 風光る

江戸城の傍の元大名屋敷に新屯所を構えることになり、移転した新選組。

土方副長から非情な下命を受けた主人公の心の葛藤、許嫁を亡くしたイマさんは

沖田組長の看護にあたるうちに愛おしさも芽生え…

そしてついに主人公の素性を知ることとなった土方副長は今後いかに対処する?

甲州へ向かうことになった新選組改め甲陽鎮撫隊。

沖田組長は新選組から離れ、ただひとり取り残される焦燥感に駆られ…

 

まず、表紙の主人公の月代の青いこと! なにもこんなに青々と塗らなくても…

P30 掲載時あらすじ部分だったところが絵に。

P36 主人公の大刀に下げ緒と刀の鍔の模様を加筆。

P54 1・2コマ目 それぞれに空の背景。

P55 掛け軸に文字が描いてる風に加筆。

P58 空の背景。 羽織にスクリーントーン。

P60 空の背景。

P64 鉄瓶が無地だったが鋼色っぽく加筆。

P66 木製の長火鉢に木目を加筆。 鉄瓶を鋼っぽく加筆。

P67 3コマ目 手前の二人に影のスクリーントーン。

P68 長屋門の上に樹木を加筆。

P69 空の背景。 4コマ目 家紋の丸を加筆。

P76 3コマ目 無名隊士らの髪が黒色に。

P77 沖田組長の襟巻にスクリーントーン。

P78 2コマ目 網目のスクリーントーン。

P79 屋根にスクリーントーン。

P80 掲載時あらすじの部分だったところが絵に。

P81 火鉢に山水画っぽい絵を加筆。

P96以降 無地だった沖田組長の半纏に#模様を加筆。

P104~110 垣根の竹に積雪を加筆。

P111 2コマ目 イマさんの背後に庭木の加筆。

P112・113 大福の包み方(風呂敷)が書き変えられている。

P114 3コマ目 塀の際の小さな植物が書き変えられている。

P116 3コマ目 主人公の背後に植物のスクリーントーン。

P118 2コマ目 沓脱石や庭が丁寧に加筆。

P120 半纏に#の柄加筆。

P121 1コマ目 火鉢に絵を加筆。 大福の包み方が書き変えられている。

P122 4コマ目 暗がりのスクリーントーン。 門前に提灯を加筆。

P123 土方副長がコートを取り出した木箱に木目を加筆。

P124 局長から副長へ💛マークを加筆。

P125 狐の前掛けを黒色(朱色)に。

P126 1コマ目 空の背景。

P127 沖田組長に汗を加筆。半纏の#模様も加筆。 4コマ目 蓑を加筆。

P149 4コマ目 まったくの無地だったが建物を加筆。

P157 手直し個所ではないが、「大心友」という漢字を使っているのが気になる。

   確かに「心の友」かもしれないが、「大親友」でいいんじゃないか?

   この時代でも「心友」って使い方があったのか…?

P161 2コマ目 沖田組長と主人公の間に水玉模様のスクリーントーン。

   これ、互いのハートからハートへ水玉が連なっている感じが

P163・164 お膳やおぼんが無色だったが、黒塗りしたりスクリーントーンをはったり。

P168 けい太郎さんの羽織にスクリーントーン。

   医者の道具・薬箱の包みにスクリーントーン。

P168・169 火鉢に乗っている鉄瓶の湯気を加筆。

P174 けい太郎さんの半纏にスクリーントーン。 鉄瓶を鋼色っぽく着色。

P178 駕籠にぶら下がっている小田原提灯だけだったが、丸い手提げ提灯が加筆。

 

 

ふう~、やっと見終わった。これでやっとたまりに溜まった雑誌を処分できる。

単行本2冊分(雑誌7冊×2)=雑誌14冊・・・

昔は5話で単行本1冊で1話あたりのページ数は結構あったが、雑誌のページ数が

だんだん減って6話で単行本1冊、ここ数年は7話で単行本1冊…

まあ、仕事は丁寧だけどね。 それに体力に似合った仕事量に調整していく事は

毎月コンスタントに漫画を描いていくためには重要かも。

もしもある日描けなくなって ガラスの仮面化 したらと思うと…( ゚Д゚)

まあ、その心配はないか(笑)

  


風光る(新選組) 40巻

2018-02-22 00:05:05 | 風光る

40巻は鳥羽伏見の戦いで敗走した新選組が伏見に集まり、負傷者等の手当てを

してたところ、軽症と偽っていた山崎組長が倒れ、脇腹の傷が手術を要するほどの

重傷だった、ってわかったところから、将軍を始め新選組幕府軍が江戸へ撤退。

幕府の中でも恭順派と主戦派の攻防が描かれ、法眼役宅の離れで養生することになった

沖田組長の看護人として、副長が手配した新たな女性が登場。 副長の狙いは…

離れ離れになった主人公と沖田組長は―――

 

P7 雑誌掲載時のあらすじの部分だったところが絵に。

P11 掲載時は副長と3人の組長だけだったが、槍や荷物を背負った人達が加筆。

P49 帆船に暗闇っぽいトーンを貼った。

P54 3コマ目にスクリーントーン。

P55 3コマ目 沖田組長が左手をついているベンチ?板?にスクリーントーン。

P78 3コマ目 主人公の背後に二人加筆。

P82~87 壁や障子・襖に水墨画っぽい絵を加筆。羽織にスクリーントーン。

     お膳に家紋がなかったり、黒く塗られていなかったがきれいに修正されている。

P90 2コマ目 背景にスクリーントーン。

P91 布団に縦じまの模様加筆。

P92~94 土方副長の着物にスクリーントーン。

P92 4コマ目 屋内全体にスクリーントーン。

P95~97 沖田組長に襟巻にスクリーントーン。

P95 3コマ目 馬の鬣が増えている。 馬の顔のそばに植栽加筆。

P96 主人公の羽織の家紋を加筆。

P98 2コマ目 全体にドットのスクリーントーン。 主人公の生え際を加筆。

P99 最下部に空の背景。

P100 市井の人々の着物に色や柄を加筆。

P101 馬のしっぽに増毛(笑)。 3コマ目 空の背景。

P102 コートと同色だった榎本艦長のボタンが白色に。

P103 3コマ目 黒に色塗り。

P104 過去の場面なので余白を黒色に。 スーツにスクリーントーン。

P105 2コマ目に空の背景。 3コマ目に網目のスクリーントーン。

P107・113・114 壁や襖に絵を加筆。

P119・122 沖田組長の着物にスクリーントーン。

P121 長押の釘隠しが変更。 鳥ポイ釘隠し→桔梗?の釘隠しに。

P122 4コマ目 無地だったが障子など室内の背景を加筆。

P125 玄関の衝立に絵を加筆。

P126 女中さんの着物にスクリーントーン。

P128 1コマ目 通行人を加筆。

P132 3コマ目 店内の人や大工など加筆。

P137 3コマ目 通行人・犬を加筆。(下半身だけでも描くんだ…)

P138 4コマ目 通行人と犬を加筆。

P139 雲の背景。 釘隠しが桔梗?に変更。局長の部屋を暗くした。

P141~143 沖田組長の着物にスクリーントーン。 

P14 3コマ目 障子・畳を加筆。

P144 4コマ目 暗がりのスクリーントーン。 廊下の壁に蓑を加筆。

P145 3コマ目 局長の肩に当てている手をの周囲にスクリーントーン。

P149 法眼の襟巻にスクリーントーン。

P150 廊下の壁に蓑を加筆。

P150・151 土方副長の背後に植物を加筆。

P155 掲載時あらすじの部分だったところが絵に。

 

 

細かい修正・手直しがいっぱいで、職人気質が伺える。

とても修正箇所を全ては拾いきれないっ

 

 


風光る(新選組) 39巻

2016-12-30 00:08:22 | 風光る

39巻は、何とか徳川方と合戦に持ち込みたい薩長側の挑発行為に乗った(乗ってしまった)

旧幕軍が江戸の薩摩藩邸を襲撃したことで、実質的に徳川VS薩長の合戦が始まったところから、

鳥羽伏見の合戦で彦根や淀など徳川方の大藩が相次ぎ薩長へ寝返り、自軍の敗走に落胆した

徳川慶喜公が会津公ら幹部・側近のみを引き連れて黙って江戸へ黙って帰還してしまった

・・・ってところまで。

 

 

袖章の有無の修正。

全編にわたって合戦シーンが多いのだが、雑誌掲載時は土方副長、会津の林砲兵隊長は

左袖に袖章(新選組なら『誠』、会津藩なら『會』、といった所属部隊がわかるよう、

また同士討ち防止のための目印)をつけていたが、単行本では副長と林隊長の左袖から

袖章は消されている。

その他の組長クラスや平隊士等には、雑誌時の書き漏れていた袖章を加筆している。

例えば、P36の行軍中の会津藩士ら、P64の銀之助、P66の源さんと泰助などなど。

よく見ると『え~!こんな小っちゃい人(画)でも、袖章を加筆している』ってところもあり、

P76の「至急開門を請う」って開門を待っている隊士らや、P97の乱闘中の隊士

(画の中心よりやや下部で、槍をふるっている会津藩士)などなど。

副長など部隊長クラスは袖章は付けないもんなんですかね?

 

P26 副長の袴の柄トーンが別の柄トーンに修正。

   あら、永倉組長や他の隊士たちの左袖に袖章が付いていない!

   几帳面すぎるほど各ページを見直して丁寧に修正したのに… 残念

P36 1コマ目 着物の隊士らの衣装に柄の加筆やトーン貼り。

P39 滝川元奉行の着物に竹の羽柄のトーン貼り。

P55 最下部に描かれている「誠」の旗。雑誌時はただの布に『誠』の文字だけだったが、

   竿を通す輪っかの部分など旗の細部まで丁寧に書き直し、布の下部に山型文様を

   書き加え、誠の字も書き換えている。

P57 1・2コマ目の背後の障壁画加筆。

P58 伊賀守の背後の人たちの衣装にトーン貼り。

P59 1・4コマ目 家屋に雨樋を加筆。 

   4コマ目 家屋の横に樹木を加筆。 ←P118を見ると…

P60 盥の水を水面のように見えるように加筆。

P62 長押等に木目を加筆。

P64・64 副長及び背後にトーンを貼って、怒り?の感情を演出。

P66 家屋にトーン貼り。

P67 山崎組長の着物を白色から黒色に訂正。 

   2コマ目 会津藩士の笠に模様を加筆。羽織を黒色からトーンに変更。

P70 空を黒くする。 夜だから?

P72 錦の旗の画  無地だった背景にトーンを貼って雲を描く。

P73 模様付き笠の人の羽織と着物を無色から修正・

P75 無色だった薩摩隊の隊長の服を黒く塗る。

P76 文字だけだったコマに雲の背景。

P77 原田組長らの背景に効果線加筆。

P78 副長の背後にトーン貼り。

P80 雑誌時はあらすじ・登場人物の説明部分であった3コマ目にBaby泰助のアップと

   セリフのコマを加筆。それに合わせて、次項のセリフも若干変更されている。

P94・95 1コマ目の指揮官の衣装が無色だったが色塗りされ、見開きの画の指揮官二人の

   衣装も色塗りされており、また鉄砲の球筋も加筆。

P96 会津兵の羽織などにトーンを貼り、着物も柄等を加筆。

P97 無色だった着物姿の会津兵の衣装を色塗り・トーン貼り。

P99 薩長隊の指揮官の衣装を塗る。

P103・105 泰助のほほに痣を加筆。

P105 副長の背後に鉄砲の球筋を加筆。

P92・105 副長の袴に柄トーン貼り。

P112・113 首級を持ち上げようとする画とその次の背景にトーン等で重々しく。

P113 淀堤の土手の画 土手の斜面や道に討ち死にした無数の兵士らの遺体を加筆。

P116 泰助の背後にどんよりしたトーン貼り。

P120 沖田先生と布団に薄い陰影っぽいトーン貼り。

P131 背景を加筆。 ドア枠の脇や天井にビス留めにょうな壁面・天井が描いてある。

P134 後姿の副長の陣羽織の家紋を修正。

P138 石垣手前の家屋の屋根、中央付近の屋根にトーン貼り。

P138 慶喜公が寝そべってる畳の淵の模様を色塗り。

P142・143 無色だった幕臣らの衣装を加筆。

P144 屋根全体に瓦を加筆。

P147 榎本艦長の額に汗を加筆

P150 雨樋、枝葉を加筆。

P156 雑誌時はあらすじ・登場人物紹介スペースだったところに画に加筆。

P157 陣笠に家紋を加筆。

P170 最後の画 夜陰のトーンが張り替えられている。

P171・172 過去のシーンなので本来なら細めの枠線で描くのが本作のパターンだが

  どうやら、枠線を間違えたようだ。雑誌時は通常の太さの枠線で描かれている。

  細い線を太くはできるが、その逆は面倒?なんで、枠外を黒く塗りつぶして、

  「ここは過去のシーンですよ」と、したようだ。

 

 

ふ~、相変わらず丁寧な手直しで。 こんな小っちゃい画、別に手入れなくても…

ってところまで入念にチェック。 より完璧な作品に仕上げたい、職人気質の塊ですね。

改めて通して読み直しても、やっぱり試衛館時代からの仲間で、局長とも付き合いの

長い源さんが討ち死した、というのに局長がまったく絡んでいないのが気になる。

源さん討ち死にの報せにショックを隠せない様子とか、源さんを偲ぶとか…何かしら

ちょとぐらい描いても良さそうな気がするが・・・ あれかね、甥っ子の泰助や主役でも

ある沖田組長とのエピソード(実話含め)を創作して描いたからもう十分ってことかな? 

大将たる者、一兵士の死を引きずることはしない、ってか。

そもそも局長に(源さん討ち死に含め)隊の状況を報告する場面が描かれていないし。

この先、どこかの場面で 描かれるのかな・・・

扉絵は、甲冑姿の沖田先生より、第215話の 赤ちゃん泰助を抱き上げる源さん の画が

良かったなぁ~ あの画最強だよ~

 

それはそうと 幕臣・小栗さん のお顔を見るたびに ツネさん を思い出すw

ツネさん、元気にしてるかな。 旦那さん、本誌では江戸に戻って来ているんですよ~

 

 

 


風光る(新選組) 38巻

2016-04-01 01:05:18 | 風光る

38巻の内容は――  伊東一派の残党が沖田療養の情報を得て襲撃を企てるところから、

おみのさんの話、までの7話分。

 

38巻は、珍しく雑誌掲載時から大きく変更された箇所がある。

これまでも単行本化にあたり、ちょっとした手直しや加筆等はあったが、【描き直される】のは

珍しい。 (雑誌を読み始めてからしか知らないので・・・ここ数年のこと)

 

P9    1コマ目 刀置きが沖田組長の布団のすぐ脇に加筆されている。 

      37巻までは床の間が刀置きの所定位置だったが、この先の展開上、布団の脇に

      置いておかないと不都合が・・・

P9・15  無地だった火鉢に柄が加筆。 

P9・11・18  野村隊士の足袋が白色から黒色へ。

P23   やっぱりどう見ても布団が小さすぎないかい? 8畳間に布団をふた組敷いたら

      ほとんど布団でいっぱいになるでしょ。

P25   てっきり雨戸を開いている状態に修正するのかと思っていたけど雑誌掲載時と変えず、

      雨戸は閉めた状態で変更なしなんですね。

      でも、この後護衛二人が留守になるのに何故か、この時に限って雨戸が開いている

      状態になる。 まだ夜明けまでだいぶありそうな時間帯だと思うが・・・ ちょっと不自然。

      まあ、雨戸を開けとかないと内海さんがすんなり侵入出来ないからか・・・

P52   1コマ目 寝台大八車の風呂敷包みの荷物等が加筆。

P66   2コマ目 寝台大八車に木目を加筆。

      4コマ目 建物の鴨居等に木の質感を加筆。

P67   4コマ目 主人公背後の壁の腰板の高さを変更。

P69   1コマ目 野村隊士。寝台大八車を曳いて来て熱いから羽織を脱いでいたが、

      前68ページではきちんと羽織っている。しかしここで、羽織りを脱ぎかけている。

      否、羽織を羽織りかけてる途中と見るべきか・・・

      ああ、ひろみ郷のジャケットプレイならぬ、りさ野村の羽織いじりか(笑)

P76   ここから修正だらけ。

      主人公の『しっ 油断は禁物ですよ・・・・・』が小声形式の吹き出しなので、

      P76・77の吹き出し形式が全て 普通 から 小声 に修正。

      苫屋に潜んでいた伊東一派3人の人影は真っ黒で、家屋内は普通に描かれていたが

      家屋内の下半分が黒く塗り込まれ、暗室っぽく修正されている。

P77   1コマ目 局長らの姿が、雑誌掲載時より小さく(遠方に居るように)書き直されている。

      台詞が変更され、コマも一つ増えて書き直されている。

       雑誌版↓

      相馬隊士台詞 『ああ! 道が曲がっていたから・・・ ?  何ですかこの臭い?』

      主人公 『――火薬です! どこかで銃を・・・   まさか!?』

       『局長―――――!!』

      ガウ―――――ン という発砲音

      だったのか、

       単行本↓

      相馬隊士 『ああ どうやらそうらしい』

         相馬隊士の視線(黒目の位置)も変更。

      主人公 『よかった! 変わった様子はなさそうですね!』

         主人公の表情もやばいって感じの表情からほっとしたようなの表情に変更。

      で、ここに新たに

      近づいて来た(さっきよりは幾分大きく描いてある)局長一行の画を追加。

      主人公 『私一足先に危険をお知らせして来ます』

      誰か? 『おう神谷 俺も行くぜっ!』

 

      いや~、珍しい書き直し。 というか、この時点では発砲していない事に。

      そして火薬の臭いも漂っていないことに。 

      新選組って不動堂村屯所に移転してからは、小銃訓練ってしないないのかね?

      火薬の臭いが分からんとは・・・  というか前にも書いたが発砲以前に

      火薬臭が漂っているって・・・

      書き直した理由は?

      単純に雑誌掲載時のまま、続けて読んでいくと時間がちょっと巻き戻る事になる。

      まあ1~2分ぐらいだけど。 雑誌では“次号で何かが起こる”という興味を持たせた

      方がいいと思われるので、単行本で修正する前提であえて、この先ピンチの場面が

      起こるのかと想像させる「火薬の臭い」「発砲音」を最終ページに描いたのか?

    

     あれ、2コマ目の主人公と相馬隊士の髪の毛が雑誌と若干違う・・・

     こんなところまで直しているのか・・・

     あ、よくみると柳の枝も少し手直しされている・・・  こっ細か過ぎる 

     ところで 『おう神谷 俺も行くぜっ』って誰が言ったんだ? 野村隊士っぽいけど

     後輩のくせに 神谷って呼び捨て(笑)

 

P78の3コマ目・P79の一コマ目  トーンを張って暗い屋内に。

P79  近藤のお伴兼護衛の隊士らの長着の色が白から黒へ。

P85  2コマ目 描かれていなかった局長の肩の銃痕を加筆。

P86  4コマ目 はっ、彼は加納鷲雄・・・ 某大河ドラマでは最後の最後に局長をっ

P88  1コマ目 局長のそばにいる隊士の服が黒色に。

P89  1コマ目 馬上からぐらりと落ちかけた局長の右肩に銃痕及び腕や袴に流血を加筆。

P93  1コマ目 背景に模様を追加。

     2コマ目 背景の柱等を黒色に。

P94・95  御簾の模様を加筆。

P96  バタバタバタって足音と 線 を加筆。

P97  1コマ目 副長の向こう側の壁の腰板の高さをもう少し高めに変更。

     4コマ目 高くなった壁の腰板が加筆   こっ細か過ぎるぜ

P99  紙面中央に描かれている樹木にトーンを張った。

P100 1コマ目 大坂城に影をつけた。

P101 1コマ目 慶喜公の袴が無地から柄に。

P102 3コマ目 背景加筆

P124~130  会津公の服、トーンの張り忘れを修正。

P135  無地だった主人公の袴に縦縞を加筆。

P136  1コマ目 局長の掛け布団にトーンを貼った。

      2コマ目 無地だった背景にハート模様を加筆。

P137  4コマ目 下半身だけの人物の袴を白色から黒色に。

P138  1コマ目 手前と奥に描かれている幕軍?の軍服に薄いグレーのトーンを貼った。

      2コマ目 指揮官の服にトーンを貼った。

P139  2コマ目 背景に横縞柄のトーンを貼った。

P139~142  子ども隊士らの防具に(胴台)に柄を加筆。

P145  1コマ目 橋の欄干に木目を加筆。

P147の2・3コマ目、P148の1・2コマ目  無地だった通行人の着物に柄を加筆。

      4コマ目 背景に線を加筆。 薩摩兵の足袋の色を白から黒に。

P149  1コマ目 おみのさんの履き物を藁草履から右近下駄に修正。

      4コマ目 刀にトーンを貼った。

P151  1コマ目 おみのさんの履き物を藁草履から右近下駄に修正。

      4コマ目 『逃げられると思うか』と言った後姿の人物の着物が羽織り+袴から

      羽織り+着流しに変更。

      袴で隠れていた背後の家屋に障子の模様を加筆。

      背景に雲の模様を加筆

P169  1コマ目  吹き出しでほとんど隠れている中央の通行人の着物に柄を加筆。

 

 

 

ぱらぱらと見比べて、ざっとこんな感じ。 いや~忙しのにきっちり見直して手を加えている。

修正箇所がいっぱいある1話(雑誌1冊分)と修正の無い1話があるので、時間の無い時は

いろいろ省略して間に合わせたりしてるんでしょうねぇ。 創作って大変だあ。

改めて書いておくが決して粗探しではない。 良く手直ししていて、作品への愛情というか

完璧に近づけたいって心意気を感じる。

 

さて、『風光るの終わりが見えてきた』と言っていたからそろそろなのか・・・

あと、何巻続くのか

 


風光る(新選組) 37巻

2015-08-14 16:16:21 | 風光る

37巻の内容は・・・ 主人公らが七条の辻に晒されいる伊東元参謀らの遺体を目にする

所から内海さんらが沖田療養中の情報を得るまで。

 

P6・54・104   雑誌掲載時は“あらすじ&人物紹介”だった欄が画になっている。

P18   3コマ目『ついてこい神谷』『望むところです』の吹き出しの中に怒りマークがある。

P19   掲載時は気づかなかったが蔵の置かれいる行李(箱)に、原田組長と副長、

      下段には局長?の家紋が描かれている。 ということはここは幹部用の蔵ってことで、

      他の隊士が不意にこの蔵に入ってくる可能性は限りなく0に等しいってことか・・・

      内緒話には最適。

P29   2コマ目の主人公の背景は無地だったが暗闇トーンが貼られている。

P111  1コマ目 勢い?を表したのか横線が書き加えられている

P111  3コマ目の右上。副長の背後、無地だった所にトーンが貼られている。これって

      『誠』の掛け軸の表装の部分らしい。 (こっ細かいっ)

P125  P130の沓脱石には描いてある(たぶん)法眼の雪駄だと思われる履物が、掲載時の

      ままで書き加えられてはいない。 単行本には書き加えるのかなと思ったのだが・・・

      ああ後、この縁側にいつも立て掛けてある下駄の鼻緒。白色の鼻緒だと思われるが

      P130では黒色の鼻緒になっている。 第205話の扉絵でも下駄の鼻緒は黒色で

      描かれている・・・  どっちがの色が正しいのか・・・    ←どっちでもいい(笑)

P126  沖田組長の(離れの)部屋の掛け軸に画が書き描かれている。何の画だろう?

      猫が背を丸めて四足を突っ張り伸びをしている・・・? わからん。

      なんと、P56の吹き出しでほとんど隠れている掛け軸のわずかに見える部分にも

      画が描き加えられているっっ  ←こっ細かい

      違い棚にも、硯箱や本などが書き加えられている。

      刀置きも。

P134  何の植物だか判別できないが、掲載時にはなかった花の雌蕊が描かれている。

P139  一番下。掲載時は無地だったが、空(雲)の画になっている。 雲の下部に光が

      当たっているようなので、早朝か、夕暮れの場面だと思われ・・・ 夕暮れでしょう。

 

 

ふ~  ざっと見比べて、修正はこんなところか。

修正ってよりも、加筆。 掲載時には時間が無くて省いた箇所やより良い画になるように

加筆したって感じだね。 相変わらず、丁寧な仕事がいい。

他の作家さんも見習って欲しいねえ。 単行本を読んでいて、あれ? ここの画変じゃない?

って箇所を見つけると、『こんなわかりやすい間違いは修正して本出せよっ』 て、思う事も(笑)

 

さあーて次巻は、七ヶ月後か