徒然BOON

徒然なるままに気になることを綴ります

なんだかんだ

2012-12-24 01:48:38 | テレビ

1年間見てきた平清盛の最終回。 なんだかんだちょっと感動した。

清盛が亡くなった後に清盛の遺言を届け(言い)に現れた西行の姿が清盛に変わり、

一族一人ひとりに言葉を掛けていくところはグッと来た。 (T_T)

清盛逝去以降の平家の都落ちからはとっても駆け足でほとんどナレーションで説明しただけ

だったが、その中でも比較的丁寧に描かれていた壇ノ浦の入水や義経・弁慶の最後のシーン

などもよかった。

西行を依り代に亡くなった清盛が一族の前に、鎌倉殿の前に現れる(見える)設定はなかなか

面白いな、とも。 始まってすぐ8時10分には清盛が亡くなり、この後30分主人公無しでドラマを

進めるのかと思っていたら、依り代でところどころに出てくるとは・・・

 

もう終わったドラマに今更だが、題字について。

金澤さんが書いた『平清盛』は確か、横書きだったと思うが、字をばらして 縦書き にして使用

しているのを見るたびにずっと、バランスが悪いように感じていたが、最終回は 原本どおり、

横書きの題字であった。  やっぱ横書きの方が字の勢いがあっていいんじゃないかとおもった。

作者もよく、縦にしての使用を許可したなぁ~と・・・

もう終わったドラマに今更だが、気になったキャストについて。

オープニングの出演者に 鈴之助 を見つけて、 『あっ、戦国☆男士でいつも 兼続の言うとおり の

セリフの人だ。 大河ドラマに出演とは・・・』 と、あと公家さん役の有薗さん。確か 風林火山で

山本勘助の家人?を演じていた人だと思う。 戦場で討たれた勘助の亡骸を背負って自陣に戻って

来るシーン、鮮明に覚えている。合戦の終わった、幾体もの死体が転がる中をセリフは覚えていないが

大声で何かを叫びながら勘助を背負って歩く有薗さん。 まぁ、声に特徴あるし。

もう終わったドラマに今更だが、汚しについて。

最初の頃の、まだ若いころの主人公や平氏の扮装はやはりちょっとやりすぎだったと思う。 

北面の武士をしていた頃の、鬢のほつれたぼさぼさの髷によれよれで薄汚れた衣装を更に着崩して。

天皇・上皇に仕えるのに、あんなみすぼらし格好が許されたのか、はなはだ疑問。

まぁ、豪華な衣装はきれいだったけど・・・

もう終わったドラマに今更だが、京の都について。

都の中での合戦シーン。 スタジオ内での撮影だから広さの制約はあるんだろうが まるで

露地裏で合戦しているように見えた。 CGやVFXなど全盛時代なんだから最新技術を活用して

都の大きさ、通りの広さを表現して欲しかったなぁ~。 

あ、予算の大半を衣装代に取られて特殊技術予算はスズメの涙か(笑) 

 

 

祇園精舎の鐘の声~  諸行無常の響きあり~  って琵琶弾いて歌っていた盲目?の人。

以前、赤い禿集団のリーダーだった人だって。 ぜんぜん気づかなかった~ (・o・)

っていうか、禿の生き残りいたんかい!

 

 

さて、来年度は幕末から明治か・・・  あんま興味のある時代じゃないなぁ・・・   でも、見る。

 


セルリー

2012-12-12 19:15:26 | 粒焼

 

スーパーの野菜売り場にて  

セロリが セルリー って表示されているのを見て、  『へぇ~ セルリーっていうんだぁ・・・ 』

英語のCelery を発音通りにカタカナで表記すると セルリー 。

長野県と静岡県が二大産地で、春から秋は長野県産、秋から春は静岡県産が主に流通しているらしい。

セルリースティック、牛肉とセルリーの炒め物、セルリー・・・  って セロリ でいいじゃん。

 

 

 

見逃した番組の好評を耳にし、悔しい思いをしていたら・・・

正月2日の午後4時過ぎから再々放送すると!

NHKスペシャル 「 大海原の決闘  クジラ対シャチ 」

今度こそ見逃さないようにしなくては。 あとTBSの「ダブルフェイス~偽装警察編~」も。

1月・・・何日だったか忘れたが、上旬に放送するらしい。 

楽しみ。

 

 

 

自民党のCMで 総裁さんが 『取り戻す』、〇〇を。 『取り戻す』、〇〇を。って連呼する声。

力強く『とりもどす』と発する声が 何故か 私の耳には トレハロース って聞こえる。

取り戻す → (力強く言うから) → とりもどぅすー  → トレハロース  音程が似通っているせいか?

あのCM聞くたびに  トレハロースって聞いたことあるけど なんだっけかな?

と思い出せず もやもやする。

 

 

 

平清盛 も 残すとこ あと2回。

オープニングの曲。 この頃好きになって来た。 初めて聞いた時は あまりいい曲には思えな

かったけど、毎週毎週聞いているうちに なんとなく(勝手な解釈だけど)清盛の生涯、平家の盛衰を

あらわしているように思うようになり、土曜日の再放送も在宅時は見るように(聞くように)している。

OPの曲を聴けるのもあと2回。 

 


続・風光る 178話

2012-12-06 18:31:49 | 「風」のひとり言

咳って、誰がしている咳か分かりそうな気もするが、掛け布団かぶったり、口元に押しつけて

咳していると分からないものなのかなぁ・・・

それとも、主人公の言葉を信じた振りして、監察隊士に動向を探らせるのかなぁ・・・

幕臣になったら、半分私用の外出でも隊服着用なんですね。 

P250   お、ちゃんと肩の傷が描いてある。さすが細かい。

P251  南部医師の後ろの背景は すだれ か、葭戸か・・・ 

すだれだとすると、窓辺で下ろしているのは2階だから、2階で診察しているんでしょうか?

あ、違った。 これ1階だ。 主人公が窓を背にして座り、屏風で覗きを防ぎ、南部医師は家屋の

出入り口側に座って診察しているんだ。 ということは南部医師の背景は葭戸だ。 16巻参照

P252  1コマ目が南部医師の寓居で、3コマ目はその家からの眺めってところでしょうかね。

16巻のころは、もっと河原の草が生い茂っていたが、いまは石垣や石段が見えるほど小奇麗に

植栽されている。

南部医師の寓居も、ちゃんと間取り、建具、外観等の図面を書いてから描いているんでしょうね。 

P254  あ~あ、走ったりしたら苦しくなっちゃいますよ~。 

ちっとも苦しくないですよ・・・   ← そりゃ、咳止め飲んだからでしょう。 あと自己暗示。

あ、自己暗示も主人公の力か(笑)

P259  あれ、松本法眼って、わりと小柄な人? 主人公やお里さんとあまり身長差が無いよう

に見える。

P261  枕屏風で思いだした。 確か、沖田組長の個室に大きな屏風があった。 脱いだ袴を

掛けていたような・・・  その屏風の柄。何か短冊を貼りつけたような屏風だったから、あの短冊には

どんな和歌や俳句が詠まれているんだろうかと・・・   やはり、俳句といえば、豊玉師匠。

秘密の発句帳から 春の月シリーズの句でも書き写して、屏風に貼りつけたりして(笑)

 

 

とまあ、今週は暇なんで 20ページ560円 を堪能しようと読み返してみたが・・・ あんま 

面白いこと書けんかった。    ↑  結局、買ってる(笑)  店内読書も疲れる。 腕とか、足とか

 


風光る 第178話

2012-12-05 17:33:08 | 「風」のひとり言

ふぅ~  危うく、引っかかるところだった・・・(汗)  あぶない、 あぶない。

発売日からだいぶ経ったから平積みでなく棚に移されたフラワーズの背表紙を見て、

『嫌に分厚いなぁ  しかも、付録が落ちないように縛ってあるから店内読書できん! チッ』

と思いながら雑誌を手に取り・・・

  こっ、これは

増刊フラワーズ じゃないか―

なんて、紛らわしい。 これからは、『月刊』か『増刊』かをよ~く見ないと、間違えてしまいそう。

はっ、まさか、それを狙っての雑誌名変更ってことか・・・? 

 

さて、土方副長に昨晩の咳の主について、問われた主人公は咄嗟に

自分(主人公)が風邪の引き始めによく出る夜中の咳込みだ と誤魔化し、副長も意外とあっさり

納得した様子。  沖田組長の笑顔の為なら いくらでも平気で嘘がつける、何の痛みも感じない

と独白する主人公。  

何号か前にも 沖田組長が巡察長中に藤堂元組長と偶然会って、更に密会の約束をしたことを

副長に黙ってやりすごし 平気で嘘がつけるなんて っていう独白があったような・・・  

二人とも 秘密 が増えて行きそうだなぁ。  嘘に嘘を塗り重ねて・・・ どうなるんだろう。  

 

 

う~ん、意外な展開。 てっきり、咳は沖田組長だというのかと思っていた。

ちょっと、(珍しく)風邪気味で時々咳が出ていたようですが、過日、朝稽古後に水を浴びてから

少々こじらせてしまった様で、昨晩は殊に咳き込んでいらっしゃいました。 沖田先生は平気だと

おっしゃられておりますが、医者に診察をしてもらった方が良いかと思いますので、巡察から戻ら

れたら休暇をいただきたいのですがよろしいでしょうか?

と主人公が副長に願い出て、どこか遠くの医師に診てもらい、薬を処方してもらうかと思ってた。

休暇を許可し、馬鹿は風邪を引かないというが・・・ という独り語を言いながら立ち去る副長の背を

見ながら、ふっと息を吐く主人公。   ってな構図まで考えていたほど(笑)

いくら咳止めの薬を飲んでいても、これからもっと苦しくなるであろう咳を我慢するのは大変だと

思うし、無理だと思う。 咳はしますが こじらせた風邪ですよ~ ってことにするんだとばっかり・・・

――でも、こんなウソじゃ 土方副長には通用しないか。 なんせ罹患経験者だし。

 

 

南部医師を訪ね、ここ一月ほど咳が出ると称し、診察を受けながらその方法を覚えようとする主人公。 

そして、松本法眼を己の妾宅(お里さんち)に招いて、『これから先の話は決して誰にも口外しない』

と、私(主人公)の命に掛けて誓って欲しいと懇願し、何やら己の命より大事なこと=沖田組長について

話すらしい。

主人公はお里さんには何故か、法眼を招き沖田組長と祝言をあげるかのように偽って説明したらしい。

法眼到着後、家を留守にするお里さんは八木家へ向かう道すがら 巡察中の沖田組長に声を掛け、

仲人の人が整ったので、お忍びで妾宅にお越しください と主人公の伝言を伝える。

頬を赤らめびっくりした沖田組長だが、何か感づいたらし――

 

う~ん、先の読めない展開。

法眼に病を打ち明けて内緒で治療を受けるつもりなら、南部医師の診察方法を覚える必要はない。

お里さんには祝言を挙げるかに様に偽って説明いる。

しかし法眼には祝言だとわざと誤解させるようにしたと告白している。

この先、沖田組長が内緒で療養するには、屯所から離れた家(部屋)が必要になるであろうから、

休暇日や隊務の合間に休める場所づくりが目的だと推察する。

沖田組長と主人公が今まで以上頻繁にこの家に出入りするための理由が 虚祝言 だとすると

お里さんには  屯所では今まで通りだが、ここでは夫婦として二人っきりで過ごしたい といえば

体よく人払いできき、沖田組長が頻繁に、かつ長時間この家で過ごせることができる。

でもお里さんの居場所が無くなってしまいかねない・・・

それに、法眼には祝言は嘘だと告白している点が解せない。 う~ん・・・

いったい何を法眼に話すんだろう? 病に打ち克つにはにはきちんと治療を受けなきゃだし、

労咳だと打ち明けて、内緒の療養のバックアップを頼むのだろうか・・・

  まあ、いずれにしても、いつかは周囲に気づかれしまうんだろうなぁ

 

  神様仏様

    もしもこの先 沖田先生に何か不幸が起きるなら 

        どうぞその災厄は  全部 私に課してください

                              ――27巻より――

 

近藤局長のお役に立つ。  

沖田組長に起きた不幸を主人公が如何様にして祓うために起こした行動なのか――