2019年のアニメ第８位

我が主観たっぷりで勝手に選ぶ2018年アニメベスト10。今日は第８位の発表です。
アニメ作品部門第８位は、鬼滅の刃でした。

妹が人を喰ったとき、お前はどうする？

私は数日前、ここでこんなことを書きました。2019年１位だったアニメは、2018年５位うちのメイドがウザすぎる！よりつまらないアニメでした。しかしです。一瞬ですがうちのメイドがウザすぎる！を超えたアニメがありました。それが鬼滅の刃でした。
うちのメイドがウザすぎる！を超えた回は21話。難的な鬼累を倒した回。炭治郎は思い出の中の父の技を使い、また禰豆子は母の言葉を聞いていつも以上の力を発揮し、累を退けました(最終的には冨岡にがとどめをさす)。あの回はほんとにこのアニメのクライマックスでした。当然21話でこのアニメは１位となりました。
が、次の回からがイマイチ。栗花落カナヲの出世の秘密、あそこであれをもって来ますか？　もし入れるんなら、もっともっと前に入れないと。
結局最後の数話は、映画篇のＣＭでした。これでは評価は下がってしまいます。それで８位としました。

このアニメで特筆すべきは、炭治郎の特訓。炭治郎は鱗滝のもとで血の滲むような特訓を行うのですが、最近のマンガではこのような特訓は省いてしまいます。が、このアニメでは詳細に描いてました。このアニメの原作は少年ジャンプ。本編に至る特訓を省くようになったのは少年ジャンプです。少年ジャンプはマンガ家にすぐに結果を求めます。そのせいで地道な特訓などというシーンは省いてしまうのです。少年ジャンプ、体質が変わってきたかな？

テーマ曲部門第８位は、からかい上手の高木さん②のＥＤ曲、奏(高橋李依)でした。

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からかい上手の高木さん、１期のＥＤ曲はちょっと懐かしいＪポップの曲をカバーをしてました。しかも１曲ではなく、１話もしくは２話ごとに曲を変えてました。しかし、私は知ってる曲はなく、唯一知ってる曲は最終回に流れた出逢った頃のようにだけでした。
が、２期は１話からよく知ってる、いや、知り過ぎてる曲が流れました。その曲は奏。
奏はスキマスイッチのカバーですね。奏はかなりの日本人が知ってる名曲ですが、私は別の人のカバーで初めて知りました。雨宮天、そう、アニメ一週間フレンズのＥＤ曲で知ったのです。
からかい上手の高木さんも一週間フレンズも東宝アニメです。だからって再利用しますか？　しかも高木さんの声優は高橋李依、一週間フレンズの藤宮香織の声優は雨宮天。これは東宝アニメではありませんが(カドカワアニメ)、この２人、この素晴らしい世界に祝福をのアクアさまとめぐみんの名コンビですよ。
なんかこのすばの録音スタジオで雨宮天嬢と高橋李依嬢がこの曲を巡って殴り合いをしてるようでちょっと怖いです。

このチャートは2002年から付けてます。それまでベスト10に入った曲で、別のアニメで同じ曲が使われたのは１回ありました。2005年９位魔法先生ネギま！のＯＰ曲と2017年３位UQ HOLDER！ －魔法先生ネギま！２－のＯＰ曲が、同じハッピーマテリアルだったのです。が、UQ HOLDER！ －魔法先生ネギま！２－は明らかに魔法先生ネギま！の続編アニメ。まったく違うアニメで同じ曲が使われたのは、今回が初めてでした。
また、期間内にたった１回しか流れなかった曲が10位以内に入ったのは、2009年そらのおとしもののＥＤ曲、岬めぐり(美名)以来。ちなみに、このときこの曲は年間１位でした。
もしこのアニメの中で３回奏が流れたら、奏を１位にしてたかもしれませんね。それくらいの衝撃のある曲でした。