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信虎。

奥会津を中心に、綺麗事抜きにざっくばらん。

意義

2014-03-08 07:38:54 | 出向
夜明け前の只見線の無人駅...その情緒は何とも言いがたい、実際にその場に居ないと解らないかもしれないな。
只見線は信頼できる、雪崩警戒のため徐行運転したにも関わらず、若松への到着は僅か1分遅れであった。

photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット

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福島駅 22時30分

2014-03-01 22:33:39 | 出向
ホテルの窓より、寝台特急「北斗星」の入線を確認...ホームの光に輝く車体に、札幌の方向幕がハッキリと見えた。
寝台列車が醸し出す独特の雰囲気...旅情とでも言うべき匂いは、窓ガラス越しからも感じる事が出来る。

本当に素晴らしく、かつ羨ましい...今時の寝台特急「あけぼの」の廃止により、津軽海峡冬景色の思い出の一番は消滅する事になる...
JRの近視眼ぶりは、後世の笑い者になるだろう。

フィリピンパブ

2014-01-04 13:06:48 | 出向
二十歳そこそこの...そこら辺に転がっている日本人よりも、はるかに可愛い女の子。
「さむい、さむい。」と言いながら、黒いストッキングの上から太股を触らせようとする。

別の箇所ならともかく...そんなものに興味はなかった。
ほとんど成立しない会話の中で、女の子の生活環境とその覚悟のほどを聞く事に努めた。
「頑張ってね、風邪などひかないようにね。」と言って店を出た。

只見線

2014-01-03 09:24:53 | 出向
ひさしぶりに只見線に乗車している。
凍った朝の雪景色...凍てついた木々と穏やかな只見川が素晴らしい。
エンジンの鼓動のみの静かな車内。

新年の挨拶をする人...ここには、ふるさとの匂いがある。
やはり最高だ、只見線は。

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昨日はただ、只見線に乗りたかっただけなので、若松に到着しても何の予定も無かった。
そこで「東京からの観光客。」を装い、道楽と…
●まちなか周遊バス・200えん。

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会津黒川城へと攻め込んだ。

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華美も良いが…個人的な感情で奥会津の土地と民を巻き添えにした事実は許し難い、京都の職場など奥会津には関係ない。

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その後、飯盛山にも寄った、白虎隊士が自決したとされる場所である…松平はともかくとして、俺は会津藩の将兵には敬意を払う。
上に立つ者が判断を誤ったがために「賊軍。」の如き扱いをされてしまったが、その勇気と忠義は称賛されて然るべきだと思う。
現に…ファシスト・イタリアからは党章のマサカリの古石柱を、ナチス・ドイツからは石に彫り込んだ「騎士十字章。」を追贈されている。
白虎隊士たちは最高の栄誉を得た、という事であるが…第二次世界大戦後、米軍により一部破壊されたという。

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六十里の秋

2013-11-03 00:23:10 | 出向
本日と明日の2日間、只見線でSLが運行されるという事もあって、「撮り鉄のあほ。」が大挙して押し寄せてくる事が予想されていた…その兆候は先週3回行われた試運転時からあり、
この「金も落とさずゴミだけ落とし、田畑を荒らし、路駐を繰り返す(一部の)バカどもを駆除してはどうでしょうか?」と意見具申をしたものの、冗談として聞き流されてしまった。

そんな事もあり、今日はSLの運転区間である若松~川口間を避けて、只見線の不通区間~六十里を経て、越後に侵入したのだが、こちらはこちらで別の混雑が発生していた。
すなわち、蒼い空と紅葉である、長岡・新潟・会津・福島・いわきナンバーが中心なのは当然であろうが、居る居る…野田ナンバー。
まったく、野田のやつらはどこに行っても見かけるな…この千葉の一地域は余程退屈な場所なのか、それとも好奇心旺盛な人間が多いのか…

気温は10度前後、微風、天候は最良!

●鬼が面(オニガツラ)山…冷徹にして美しい風貌…この壁を攻略した人っているのかよ?

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●クネクネ道の登り坂でスピードを出し過ぎたバイカーが自爆
話によれば、横滑りしながら対向の群馬おじさんのフィットのフロントに衝突したとの事、顔から流血していたが命に別状はない模様。
◎布告・『奥会津の秩序を乱す者、これを排す。』

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●廃道の様々な暖色…当たり前だが、奥多摩~その名も懐かしい~の「こうよう。」などとは、到底比較にならぬ。
でも奥多摩の事は忘れないよ…あの美しい沢と、素晴らしい水の事は。

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●秋の陽を受ける、田子倉の湖

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●親父を訪ねずに、越境を繰り返すマルコ(笑)
俺は県境が好きなんだよ、異文化コミニュケーションとでも云おうか…侵攻でもいいんだけど、福島軍では新潟軍には勝てまい。
討伐するべき相手は栃木軍だ…やつらは山菜を盗りに奥会津へ侵入してきているのだ、正義は福島軍にある。

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●越後へと越境、只見線の臨時駅(ほぼ廃駅扱い)の柿ノ木(カキノキ)駅…集落が数件と小さな田んぼが少しだけど、素朴で良い所だよ。

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久方ぶりの散策

2013-10-19 22:14:50 | 出向
仕事の方も大分落ち着いたので、久しぶりに集落の散策に出かけてきた。
俺自身としては何よりも奥会津の集落と、そこに住んでいる方々の『自然と向き合って生きる姿勢。』に惹かれて来ただけに、これこそが本題なのである。


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小高い丘の上の行き止まりにある集落…この集落は10軒に満たない古民家と蔵・畑・村社にて構成されており、数年前にも訪れた事がある。
いろいろな集落の中で、最も保守的な視線を感じた集落であった。
「水仙の花を育てるのが生きがいだ。」と言っていた当時92歳位のお婆ちゃんの姿を思い出していた。


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狭い小道に車を停めて、カメラを持ち外に出たところ、お婆ちゃんが出てきた…挨拶すると、「おーおー、百姓やりに来たのか…大変だろう、お茶でも飲んでけし。」
ご好意に甘え、お宅にお邪魔した…趣のある木造の畳の部屋、その端には仏壇とポット、炬燵がおいてある。
「炬燵の中に足でも入れて暖まれ。」そう言いながら、もうお婆ちゃんは茶碗にお茶を注ぎ、お菓子とカボチャとさつま揚げをテーブルに並べていた。

10杯近くのお茶をご馳走になりながら、いろいろな話をした…炬燵の向かいの部屋に飾られているご主人の写真を指さしながら、
「おらは、顔も名前も全く知らなかった人と結婚したんだよ…昔はそういう事も普通だったんだ。
今と違って、昔の道は舗装なんてされてねえし狭い坂道には石がゴロゴロしてた…登る時は足が下駄から滑るし、下る時は紐が指の隙間に食い込んで痛いったりゃありゃしねえだ。(笑)」

「主人は退職してから、『これでやっと好きなベコ(牛)が飼えるだ。』と喜んで、今そこさ畑あるところに牛小屋を建てただが、飯も食わさにゃならんで大変だった…オラは黙って付いていくしかなかった。
主人が死んで、もう20年になる…オラも今年で84歳だ、本当に時間が経つのは早いの。(笑)」

「あんつあ(長兄)は大工だったが戦争で戦死した…たまに、あんつあが夢に出てくるだ、オラがまだ小学生だったころのずっと昔…あんつあが、優しく笑いながらオラを見てるだよ。
おめえが住んでいる集落にもオラのあんつあが居るだ、あんつあからは『顔を見せに来い。』と言われるだが、車もねえし足も疲れるもんでなあ。(笑)
まあ町民タクシーつ言う便利なものがあるんで、それで行っておるよ…あんつあは酒が好きでなあ、戻った時はオラも歩き廻ってるだよ。」

「ここは雪が多いだが、それもいいもんだよ…住めば都、皆が本当に親切だし、今はこの集落がオラにとっては一番だ。
でも今、おめえが住んでる集落でオラは20年間育った…育ててくれた集落の事は決して忘れてはいねえだよ。」

俺「今の町があるのは、みなさんが頑張ってきたからです…この素晴らしい町を残し、そして受け継いでゆく事が、次世代の責務であると私は思っております。
今日は突然お邪魔したにもかかわらず、楽しいお話ありがとうございました…ご馳走様でした。」

「またいつでも来てくんつえ、オラたちは皆、退屈で話したくてしょうがねえだ。(笑)…ちょっと待ってろ、今、カブを採ってくるだで…家で食べてくんつえ。」

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集落は地元の方々の『歴史そのもの。』であり、この自然と真摯に向き合いながら農を営む…そこに深みと真実があるのだ。
カブ2本と大根2本、サツマイモをお土産に頂き帰路につく。

只見 うまいもんまつり

2013-10-13 11:52:42 | 出向
前日からの雨により稲刈りが急遽中止、という事で休みとなったので出向いている。
様々な食い物テントと同時開催の歩き&ランによって、人々が集まった只見駅前は活気に満ちている。
やっぱりこういう風にみんなで盛り上げないとな!、なにもしない奴等(特に余所モン)が只見線について偉そうにゴタクを並べる資格なんかねえ。
不平不満なんか誰でも言えるんだよ、現地に来て、見て、乗ってからモノを言えや!
なんとスケーターの荻原健二とライダーの風間も来ており、楽しそうに表彰状を渡してるぞ。

只見のマトンケバブと金山のキノコ汁、浪江の焼そば...食い物を貰えず、ふて腐れて吠える犬が笑える。

…写真を載せました。



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●椅子の女はマトンケバブを食っており、ふて腐れて吠える犬。

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●浜通リ浪江の焼きそば、そして奥会津只見のマトンケバブと金山のキノコ汁…量は控えめであるが、内容は贅沢とも解釈できよう。

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●徒歩&走りの表彰式…2人も参加したようだが、彼ら自身は表彰される成績では無かったようだ。(笑)

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●左が風間氏、右が健二氏…健二氏には特に感じるモノは無かったが、風間氏の背中は何かを背負い込んでいる様にも見え、惹かれるモノもあった。

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●親父を訪ねて六十里…けれどマルコ~お前は来たんだ~越後へと続く、この道を~♪(奥の黒いやつがマルコ。)

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●小さい秋…会津塩沢

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●傾く陽と名峰・蒲生岳

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桧枝岐(ヒノエマタ)

2013-09-24 23:07:10 | 出向
国道289~401~352を流して桧枝岐村へ。

久しぶりの長距離ドライブ…そういう意味においては、良い気分転換にはなったが、遊びでは無かったというのが辛いところだ。
俺の原点は、~他人に迷惑をかけない程度での、勝手気ままな行動なんだよ。
したがって個人的には、疲労を重ねただけの結果に終わった。

桧枝岐村は、有名な尾瀬の燧(ヒウチ)を筆頭に、会津駒ヶ岳・帝釈(タイシャク)などの名峰を持つ。
農に関しては冷たい水や気候の影響により、田んぼは止めているに等しく、代わりに蕎麦畑が点在していた。

只見川の支流、桧枝岐川…建築物に関しては全く期待していなかったし、事実そうであった…人間も余所から来た者が多いという。
金を持っていそうな雰囲気も感じる、それは観光化に成功しているからでもあろうか。

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南会津・南郷(ナンゴウ)

2013-09-08 21:04:21 | 出向


昭和村から国道401を南会津町へと向かった…この道は先年より何回か通っているが、昭和村・大芦(オオアシ)集落より新鳥居峠に至る区間は、水の宝庫である。
山は藪が多くて展望らしい展望も無く、道も狭いうえに路肩が弱いなどの問題点もあるが、そんなもんシカトできる程の数々の湧水と美しい渓谷が存在する。
ぜひ湧水まで行ってみたまえ!、渓谷に降りて歩いてみたまえ!

●今回は用事があったもんで、散策は出来んかった。

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南会津は昔、新築ブームがあった時に建て替えが進み、古民家らしい古民家はもうほとんど残っていないようだ。
自然、それ自体は奥会津とあまり変わらんのではあるが…

●マムシさん…彼らは生きています、ナカナカ面白い顔をしてるんだねえ…舌をペロペロと出したりしていた。

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●トコロテンではありません…オケラの卵だそうです、醤油とワサビは不要です。

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「紹介しよう、私の友人のカエル君だ。」…鳴いて良し、害虫を駆除して良しの、素晴らしい益虫。

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只見線の車内で

2013-08-25 18:23:12 | 出向
関西弁の三人組が「SUGEE、SUGEE!」と歓声をあげている。
彼らはとりわけ鉄橋からの只見川と、沿線集落に感銘を受けているようである。

次回以降、途中下車できるか否かが分かれ目となろう...出来なければ、所詮はどこにでもいる鉄ヲタに過ぎないと言うことになる。
もし途中下車が出来たなら...素晴らしい発見に目を輝かす事になろう。

柳津の

2013-08-25 16:52:54 | 出向

駅から虚空像にかけての門前町も悪くない...温泉の匂いと粟饅頭の蒸気。

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妙な話かもしれんが、今まで柳津町については奥地の集落散策と国道沿いの店への買い出しばかりしていた。
奥会津に居るからこそ得られる、時間的余裕なのかも知れない。

これまでは集落の散策と記録が絶対であり、一般的に言う「観光。」などは二の次、三の次であった。
集落散策の為ならば、飯を省略することも当たり前であった。