信虎。

奥会津を中心に、綺麗事抜きにざっくばらん。

ふむ…

2007-03-11 19:14:00 | 日記
今日の朝方は雨がポツポツ、降っとりましたので*(雨)*、競馬を見てました。

そこへ、某新聞社から世論調査の電話有り。*(携帯)*
「貴方は、某内閣を支持するか、否か*(はてな)*」及び
「その理由は*(はてな)*」との内容…

支持するも何も…
不公平極まる、生まれながらの「勝ち組」なんて、評価する気にもならないな…
つまり、評価するに値せん*(びっくり2)*、どんな党の出身者であろうとね。
よほどの才能の持ち主か、人格者なら別ですがねえ。

さて、天候が回復してきた*(晴れ)*ので、奥多摩*(山)*の奥にあるという、
日原(ニッパラ)鍾乳洞へ行ってみようと思い、車を走らせる。*(車)*
奥多摩の手前、青梅(オウメ)辺りの道は混んでいた。
吉野梅郷(ヨシノバイゴウ)と云う、有名な梅見*(桜)*スポットを見にきたんだってさ。

さて、青梅を過ぎて、道は快適になった。
奥多摩市街を抜けて、日原川沿いの山道*(山)*を進んだ。
陽射しがあるのに、寒い。
初めて来たのだが、これほど山深い場所だとは思いもしなかった。
鍾乳洞に到着、見学料は600円*(お金)*。

岩山に掘られた入り口付近の温度計は、4℃を差していたが、
湿気のせいか、生暖かい感じがする。
内部は蛍光灯がところどころ、にあるだけで薄暗く狭い、突き出た岩に頭をぶつけそうだ。
蛍光灯の当たる場所に生えた、苔の緑だけが、黒以外の色だ。
意外に見学路は長い。
何故かふと、映画「某・ジョーンズ、最後の聖戦」を思い出したが、
あれは鍾乳洞では無くて、遺跡だったか…
それに聖杯(セイハイ)*(カクテル)*だって、奥多摩なんかにゃ、ありゃしない。*(ニヤ)*

立て看板に「鐘乳石は1㎝成長するのに、150年かかります」との説明書きがあった。
近くにある鐘乳石はざっと1mはある、ということは、
1万5000年前*(びっくり2)*から成長してんのかよ…
これからも成長し続けるであろう、この鐘乳石に比べると、
人間の一生なんて短すぎて、なにほどの事も無いのかも知れません…*(地球)*

という事を、鍾乳洞に教えてもらった気がして、それなりに満足した俺でありました。

西上野国・西南部

2007-03-03 21:26:00 | 日記
本日は会社があったんですが、良い日和ゆえ、欠勤。(雨ならば出勤しよう、と考えていた…)

国道299号を北進す。
空は青かったが、山々*(山)*は霞んで見えた。
途中、芦ヶ久保(アシガクボ)にて一休み、珈琲と煙草*(コーヒー)*で一服していると
ここの特産品なのか?「苺*(いちご)*は全て売り切れていた」と残念がる
知らないオバチャンの声が聞こえる…

秩父(チチブ)…セメントで有名なこの地方、山を削って石灰石を取っている。
武甲山(ブコウサン)、なる山*(山)*を見て愕然とした…
その巨大な山肌は、ブルドーザーで削られ満身創痍、といった感じだ。
山の気持ちは解らない、傷をつけている人間を憎んでいるのか…それとも
地元の人間達の為に身を削られる事、それも良し…であるのか。

狭い秩父市外を抜けて、荒川(アラカワ)の橋を渡り、進む。*(車)*
山間部*(山)*に入ると、巨大な送電線(水力発電?)が現れた。
この送電線は、単純に邪魔だ、景観を損ねている。
どれ位、地元の財政*(お金)*に貢献しているかは、無論全く別、の話だが…

群馬県との県境、も近くなる辺りに来ると、素晴しい景色に出会った。
二子山(フタゴヤマ)という、天に突き刺すような、荒々しくも見事な双子の岩山が
澄み切る青空を背景に突然、現れたのである…
近辺の集落の古民家*(家)*も、一見の価値がある。
木造平屋で黒塗りの屋根、縁側と段々畑と物干し竿、そして風に舞うトンビ。
よく例えられる「古き良き、日本の風景*(紅葉)*」とは
この様な風景の事を言っているのでありましょうか…*(はてな)*

クネクネとした志賀坂峠(シガサカトウゲ)を越えると、ここはもう群馬県だ。
はっきり言って、群馬側の県境の風景は、あまり印象に残っていない。
前述の埼玉側の県境の山村風景が、それだけ素晴らしかった*(びっくり1)*という事です。
とりあえず「恐竜センター*(ストロール)*」なる施設があったので見学する。
妙ちきりん、な態勢をした恐竜の骨組み達。
いや、なかなか面白かったんですが…
現代の人間も、いずれ「狂竜」として未来の生命体の研究材料になるやも知れませんな…*(ニヤ)*

上野村(ウエノムラ)に入り、例によって遅い昼食を食べる。
十石蕎麦(ジュッコクソバ)、キノコが沢山入った、たぬき蕎麦*(そば)*。\800。
土産には、猪豚ラーメン*(ラーメン)*(猪と豚の交配種だそうな…)と
現地の特産シイタケ、マイタケを購入した。

昼食後、日航ジャンボ機墜落事故*(飛行機)*で有名な、慰霊の園に立ち寄った。
小高い丘の上にある慰霊碑は、突然人生を奪われた520名(外国人客を含む)の魂を慰める…
慰霊碑の裏には、520名の名が刻まれた石があった。
蝋燭1本に点火、燭台に刺して慰霊の園を出た。
なんともいえない気持ちであった。

それから帰途に着いたのであるが
その途中の道で、とても高い場所に架けられた吊り橋*(青ざめ)*を発見した。
あれがウワサの…「天空回廊*(地球)*」なんですか*(びっくり1)*
心の準備が全くできていませんでしたので、今回は逃亡。