信虎。

奥会津を中心に、綺麗事抜きにざっくばらん。

私見

2011-06-24 19:17:00 | 日記
*(コメント)*
*(イージー)*「申し上げます、上高地*(山)*手前の釜トン付近~国道158との合流付近~で
土砂崩れが発生し、観光客が缶詰になったとの知らせが入りました。」

*(角帽)*「死人もおらぬようだし、大好きな河童橋を満喫できたのだろう?、結構な事ではないか。
これはな、穂高の山々*(教会)*の深謀遠慮、と私は考えている。
堕落した者たちは山に入るな…穂高の山々は土砂崩れという形で、その意志を示した。
島々谷(シマシマダニ)から徳本峠(トクゴウトウゲ)を経て*(足)*、我を見よ…穂高はそう言っているのだ。」


*(イージー)*「話は変わりますが、今年の8月末に只見線が全通40周年を迎えるそうです。」

*(角帽)*「めでたい…実にめでたい…冬の厳しさ*(雪)*は想像を絶するだろうが、
私には、素晴らしい沿線風景に囲まれた只見線は本当に幸せそうに見える…山手線と比べてみたまえ。

40周年というこの年を、新たな出発点として
JR倒産~地球滅亡*(地球)*のその日まで、健在であってほしいものだな。」

久々に

2011-06-19 16:39:00 | 日記
裏街道で甲武国境*(山)*を越えた。*(車)*
泉水谷(センスイダニ)に赴いたのは、実に半年ぶりの事である。

国境の山々には、低い雲*(曇)*が立ち込めていたが雨は降ってこなかった。
こういう天候は悪くない…
緑の匂いと川の匂いが、より濃密に伝わって来る様な感じがするからだ。
湿度は高いが気温は20℃を下回っており、ちょうど良い涼しさである。

photo by nobutora_2008 from OCNフォトフレンド

言うまでもないが、この辺りの沢水*(涙)*は軟水であり最高に旨い…煮沸などいらぬ。
人間の体を「何度も通過している水。」を飲んでいる人なら、拝みたくなる水である。

ウグイスの鳴き声と沢のせせらぎ、苔むす岩と深緑の山。*(山)*
この素晴らしい場所で、他に何を望む必要があるだろう?


PS…「食い道楽・夢気分*(テレビ)*」という番組があるが、いい加減終わらせるべきだろうな。
腐り過ぎているよ、内容が。

よし…

2011-06-12 19:47:00 | 日記
*(コメント)*
*(角帽)*「今回は縛りもある事だし、開き直って『乗り鉄』に徹しよう…それでいいな?」

*(イージー)*「そうですね…五能線の視察と、寝台車の情緒だけで充分かと。」

*(角帽)*「自分本来の旅は、18切符にて行うつもりだ。
鳥海山*(山)*のふもと~庄内平野の田んぼ~から、三陸の海*(波)*まで…
例年夏の登山計画を放棄してでも、赴く意義があるはずだ…いや、行かねばならん。」

*(イージー)*「バスは走っているでしょうか?*(バス)*」

*(角帽)*「だといいがな…参謀長。」

●2010年8月12日の宮古漁港。
…2011年3月11日に発生した津波は漁港を覆い尽くし、屋根まで到達している。
photo by nobutora_2008 from OCNフォトフレンド

2011-06-11 12:29:00 | 日記
*(コメント)*
*(コム)*「優秀なる窓口職員の速技により、ご所望の指定券が手に入りました。」

photo by nobutora_2008 from OCNフォトフレンド


*(イージー)*「うむ、ごくろう…しかし『急行・能登』の指定券が見えないが…訳を説明したまえ。」

*(コム)*「残念ですが『能登』は当日の運行は無い。という事が、窓口にて判明しました。
常磐線も壊滅しており…『特急・常陸』も仙台まで行けぬ現在、
往復どちらかの1つに新幹線を使うのも、やむをえぬ仕儀かと存じます。」

*(チアフル)*「新幹線は純粋に回収目的*(お札)*の為、五能線は車窓*(波)*を楽しむ為、
そして寝台車は夜行の情緒*(コメント)*を楽しむ為…1万円で3つの味が楽しめますな。」

*(角帽)*「どうもそういう論法は好かんな。
まあよい…『寝台特急・あけぼの』の切符さえ手に入れば、正直どうでもよいのだ。」

2011-06-09 19:15:00 | 日記
*(コメント)*
*(ストロール)*「…

湘南新宿ライン(大宮)
→『急行・能登』(大宮0:01)~直江津(4:16)→『急行・きたぐに』直江津(6:17)~新潟(8:29)
『特急・いなほ』新潟(8:34)~秋田(12:11)→『快速・しらかみ』秋田(14:10)~弘前(18:23)
『寝台特急・あけぼの*(三日月)*』弘前(19:03)~上野(6:58)。」

*(イージー)*「なるほど、君の意見はよくわかった…一応、司令官にも報告しておこう。」

伊那

2011-06-05 12:29:00 | 日記
昨日は結局、伊那まで出向いた。*(車)*
迷った末の中央道…諏訪を過ぎ、長野道の岡谷にて下りたが戻った。
思ったより長い峠道、涼しい風の中の深い緑に包まれた道*(山)*、
両奥から聞こえる山ガエルの大合唱…それは凄いもので、夏休みというイメージだった。

やがて、日射しに照り返された市街地に出た。
古い神社や寺が多い地である*(教会)*…寄ってみる価値が大いにあると思う。

●辺りは静寂のみ…全国的に見れば無名な神社や寺が多いが、
その歴史と信心では決して劣るものではない。
photo by nobutora_2008 from OCNフォトフレンド

●ダルマを焼却供養するための施設。
「告・それ以外の物は絶対に入れないで下さい。」
photo by nobutora_2008 from OCNフォトフレンド


高遠(タカトオ)…この地で有名な場所といえば、やはり「高遠城。*(学校)*」であろうか。
だが、この「桜の名所。*(桜)*」には寄らなかったし、今後寄る事もないだろう。
ただ俺にとって、この城自体に対する興味は実は大きいんだよ。
武田信玄の息子の中でも武勇に優れ、信義の篤さにおいては父を遥かに凌ぐ5男、
仁科盛信(ニシナモリノブ)が信長の大軍と戦い、城を枕に討死した場所である。
兄の4男、武田勝頼(タケダカツヨリ)に信頼され、善政により地元の人々からも慕われていたと伝わる~*(砂時計)*


伊那は~房総*(椰子)*ほどではないにせよ~比較的温暖な気候のようである。
すでに田植えは終了していた、カエルの鳴き声と泳ぐおたまじゃくし。
そして、それらを食べにくるサギ*(チアフル)*…田んぼは人間の役に立っているのみならず、
多くの生命を繋いでいるという事なのだろう…素晴らしき日本の田んぼよ!

なにやら作業中の人も見える。
photo by nobutora_2008 from OCNフォトフレンド


俺「写真を撮ってもいいですか?」
爺さん「田んぼの写真を撮るのかい?…じゃあ、俺達は邪魔だね。」
俺「いえ、どうかお気になさらず…勝手に撮らせてもらいますので…」
爺さん「ああ、そう。」
婆さんは笑っている…とても気さくで感じの良い老夫婦であった。
photo by nobutora_2008 from OCNフォトフレンド


あぜ道を隔てた別の田んぼには、ファミリーらしきサギの群れがいた。

爺さん「あれはコサギかな…ここに来るのは珍しいなあ。」
驚かさないようにゆっくりと静かに近づき、カメラを最大望遠にする。*(デジカメ)*
直後、白い親鳥は子供を置き去りにして隣の田んぼへ逃げてしまった。

●置き去りにされた子供達であるが落ち着いたものだ…親鳥の姿が見える場所に居るからだろうけど。
ま、経験を積む事だね…地球には悪い奴が大勢いる、親鳥はそれを知っているのさ。
photo by nobutora_2008 from OCNフォトフレンド


田んぼ散策に2時間をかけた後、集落の散策を行う…最も古い集落*(家)*は小山の上にあった。
トタンの切妻屋根古民家と土蔵が結構あったが、全体的に壁が薄い印象だ。
そして家と蔵のそれぞれが別個のもの、独立家屋と思わせる配置である。
そこには奥会津の古民家や蔵に見られる美しさや、豪雪に対する厳しさは感じられない。
したがって古い割には、撮った集落の写真は少なかった…時間が足りなかった事もある。

まあ、その地域に一番合った造りなのかもしれない…東京も然り、か。