goo blog サービス終了のお知らせ 

信虎。

奥会津を中心に、綺麗事抜きにざっくばらん。

2014-11-17 22:39:30 | 司令部

「このような提案はいかがでしょうか。
●東北ローカル線パス…連続する3日間有効・6170円
東北のほぼ全域のJR、および各私鉄の普通列車が3日間乗り放題の切符であります。」

「なるほど、悪い話ではなさそうだが…」


・・・


「で、どこに行けと言うのかね?…仕事は一段落したとはいえ、冬までに終わらせねばならぬ事も多々ある。
知っておろうが、今月15日に猟期も解禁となった…招集の連絡が、あるやもしれぬのだぞ。」

「地元の聖戦士としての崇高な任務を果たさねばならぬ、との司令官のお考えはご立派だと思います。
であればこそ、我が町そして奥会津の為にも他国に赴き見聞を深める、と…私ではなく、参謀たちが…」


「昼は硫黄泉に浸かり、夜は海産物…出向コーディネートは私にお任せください。」

「北方参謀…言葉を慎みたまえ。」

2014-10-09 20:15:27 | 司令部
「ふと、思い出したが...ニッポン全国路線バスの旅...難易度がとてつもなく高そうだな。」
「ローカルのバス停の存在が不明瞭な事も考えますと、鉄道の比ではありますまい...接続地点まで一日中歩く事もザラでありましょう。

「手段が多様であればあるほど、旅は立体的となり面白味も増すだろう...やってみたいとは思わんかね、参謀長?」
「私も司令官と同じ思いでありますが、他に優先すべき事が山ほどありますゆえ...」


稲刈りは続く。
銀シャリが待っている...奥会津の眩い輝き、新米だ!

2014-06-19 21:21:10 | 司令部


「オランダは飛ばしているな…ファンハール監督と選手は勝手知ったる間柄、先生と生徒の様なものだ。
今大会はベスト4あたりまでは射程内だろう、得点王もファン・ペルシーとロッベンがかっさらうのではないかな。
ファンハールの作戦に対応できる絶対的なストライカーたち…ここまでは完璧だ。」

「ブラヂルですが…あの実力ではホームアドバンテージを加味しても、優勝はできますまいて…」

「うむ…アズーリはヘタリアからイタリアへと進化を遂げた、決勝トーナメントでも素晴らしいサッカーを見せてくれる事だろう。」


・・・


「イングランドはいかがでしょうか…?、少なくとも先日のイタリア戦の前半においては、引きこもってはおりませんでしたが…」

「彼らの主戦場は結局、プレミアリーグなのだ…代表はオマケであると言う事、20年にも及ぶ情けない結果がそれを証明している。」

「スペインはどうですか?」

「準備不足が祟ったせいもあろうが…残念ながら今回は参加賞となったよ。」


「ワシが思うに、じゃ…ダークホースはスイス、アジア勢はお味噌じゃな。」

山開き

2014-05-27 20:22:10 | 司令部
「来たる6月1日・日曜日は、本名御神楽(ホンナ・ミカグラ)1266mの山開きである。
往復6時間強の行程と予想される…たとえ仕事の疲労が蓄積されていようとも、我らはあの山へ登る…登るのだ!」

「ハッ。」


・・・


「山開きの件は聞いておるな…?、道中、苦しいと思う者は遠慮なく言ってもらいたい…私が介錯人を務めよう。」

「イエッサー!」

「美しい沢が多いようですが…ここはスパイク足袋が欲しいところであります。」

田 ta

2014-05-05 20:06:30 | 司令部
「関東一のローカル線・小湊鐵道の沿線では、はや田植えが始まっておるようだ。
小湊鐵道・鐵道部からの、写真付きの確かな情報だ…沿線では素晴らしい情景が展開されている。」

「何と…では、日ノ本一のローカル線・只見線沿線の田植えは、いつ頃になりましょうや?」


「奥会津地域では、苗はまだ保育園に入ったばかりじゃぞ…田んぼへの出陣は、あと20日はかかりそうだわい。」

2014-04-29 17:58:20 | 司令部
本日の気温は20度前後、やや強めの風、天候は晴れのち曇り。
小鳥たちが飛び交い、ウグイスはさえずりの練習…カエルの声も所々から聞こえてくるようになった。

「奥会津はようやく雪が消えたばかりで、新緑の時期はまだまだだが…すっかり春の陽気となってきたな。」
「はい…なんでも、今年は雪が例年の半分ほどしか降らなかったようですが、気温が低かったのが原因の様であります。」

●金山(カネヤマ)町
初めて奥会津に来た時の事を思い出した…そうだ、荒みきった俺の心を満たしてくれた風景だ。

photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット

これは、ゼンマイではなく『こごみ』という…苦味がまったくなく、醤油とゴマ油で炒めると美味いよ。
俺もこちらに来て初めて食ったんだけどね。

photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット


photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット

ジャガイモを植えるお婆ちゃんたち…有難くも「頑張ってくろ!」との激励を頂いた。
返答はもちろん「ありがとうございます、頑張ります!」だ。

photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット


photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット

神これくしょん。…「奥会津は神の御地」、御子じゃなくて御地な。

photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット

●柳津(ヤナイヅ)町
柳津は虚空蔵尊と西山の温泉があり観光開発もされているが、少し奥に入れば奥会津の農村風景に出会える。

photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット


photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット

奥に見えるお爺ちゃんの家には、里帰り中らしき子供の車が停まっていた…素晴らしい生まれ故郷を持っている事を羨ましく思った。

photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット


photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット

廃校となった校舎のグラウンドには、休憩所と集落の集会所が建っている。

photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット


photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット

・・・

「これからも、奥会津の大先輩方の言う事を良く聞いて…真の奥会津人となれる様、しっかりとな。」
「御意にございます。」


「よそモン、あるいは逃亡野郎が知った風な事を言いやがったらタダじゃおかねえぞ…それと鉄ヲタ、オメーらなw」

比類なき路線

2014-04-14 18:42:20 | 司令部

「どうだったかね、久方ぶりの只見線の感想は?」

「極上であります…麗しき集落の山村、荒々しくも美しき自然、そして…持って生まれた運の強さ。
たとえ他の素晴らしいローカル線が束になっても、只見線には及びますまい…只見線は弱さの中に、底知れぬ強さを秘めておりますゆえ。」

2014-03-20 20:21:10 | 司令部
「神々の山嶺(イタダキ)…登山家は、私の美意識に訴えかける魅力を放つ職業だ…ただし、3番目であるがな。」

「では、1番目と2番目の職業の放つ魅力には及ばぬ、と…?」

「そうだ…まず百姓、次に軍人、そのあとが登山家となる。」

2014-03-07 23:04:40 | 司令部
「それにしても、今日の吹雪は凄かったな。」

「路面状況も、であります…私は今日ほど、戦車で通勤したいと思った事はありませんでした。」

「明日は久しぶりに他国へと出掛けるとしよう…常陸の梅見物でもな。」

「ハッ、私は水鳥の見物でもしておりますゆえ…どうぞ、ごゆるりと。」

まあ、あれだ…

2014-01-18 19:27:50 | 司令部
「我々ばかりが画像を検閲しても意味がない…読者の皆さんにも、検閲していただくように。」
「ハッ、承知いたしました。」


photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット

「これはこれは…ナカナカの…」
「これも重要な任務である…欲望の目で見るとは何事か!」

来週は、東京に行かねばならん…少なくとも対等以上の心構えで行くつもりだ、そうしないと連中はつけあがるからな。

警戒

2014-01-09 18:26:00 | 司令部
「小粒でスピードの速い雪がスノーシェッドの中にまで吹き付けている…三連休中は…来るぞ!
各自、持ち場を離れるな!、この目前に迫る豪雪に対し…『私は不在なんです。』という者は敵前逃亡とみなす。」


・・・


俺「今後、町に来る者に対して忠誠を誓わせてはどうでしょう…最低でも誓約書に署名させるべきでは?」

「それは出来ません…個人個人の人生というものもありますし…。」

意見具申は却下された…客観的に見れば、俺もその通りではあると思う。
だが、町を…そして町の人たちをナメくさったような奴を『面接ヅラ。』で受け入れても、結局、町の災いにしかならないと強く感じる。
現に『バカおんな。』を受け入れてやった集落の方々が、「一杯喰わされやがって…」と、他の集落の方にバカにされたという話を伺ったのである。
このバカおんなは最低のやつだ…当初から打算によって、町を利用し、集落の人を見下し、町民を欺いた。
そして最後は勝手な理由で公用車を利用し、事故らせ、しゃあしゃあと町から姿を消した。
「結婚するんです。」…これも間違いなく打算の上だと思われる…相手の男は金を搾り取られた後「はい、サヨナラ。」が関の山さ。


2014-01-06 19:56:10 | 司令部
「このような提案はいかがでしょうか?」
●快速・南房総エンジョイトレイン…(木更津キサラズ10:10~安房小湊アワコミナト12:41)¥510

「君の気持ちはよくわかる、安房小湊は魅力溢れる外房の町だ…我々が武蔵におったころならば、無条件で許可がおりたはずだ。
奥会津とは全く異なる地域なので、赴いたところでその尊厳を損なうような事もない。
だが、新幹線をタブーとしている我々にとって、その時間に木更津に到着する事も、また当日中に奥会津へ帰還する事も不可能なのだ…!」



「脱走兵は銃殺であります…この謀議の件は、私から司令官に報告させていただきます。」

特例。

2013-12-18 20:48:50 | 司令部
「司令官の格別なる配慮により…東京・奥多摩および埼玉・奥秩父の両地域は、武蔵国ではなく『名誉・甲斐国』としての特権が与えられることとなった!

この特例により両地域は、我々から相応の敬意を受ける事が保障される…おめでとう!」

2013-12-04 23:28:30 | 司令部

「参謀長どの…我々は、年末年始の帰省を行わないのでありましょうか?」

「帰省…?、なにを寝言を言っているのだ、君は!」


・・・


「参謀長、君は両親が恋しいと思うかね?」

「いいえ、司令官…逆に病院に放り込んでやりたいくらいです、精神方面の…」

「私もまったく同感だよ。」