信虎。

奥会津を中心に、綺麗事抜きにざっくばらん。

フフ・・・

2012-10-27 20:20:40 | 日記
先程、奥会津の民宿に電話をかけた。
築200年くらいは経っているであろう、この兜屋根の古民家民宿には、以前から格別の関心を寄せていた。

実は数年前にも電話をかけていたのだが、その時は1人客という理由で断られていた。
その時と同じ婆さんが電話に出た、「1人なのかい?、ええ?」電話の向こうでは、おそらく夕飯中の爺さんの声も聞こえてくる。
そこで俺は『切り札。』を出した…地域共同体コネクション~縦と横の繋がり~を拝借した効果はてきめんで、婆さんの疑念は晴れたようである。
説き伏せる事に成功したばかりか、かたじけなくも…軽トラックによる送迎までしてくれると言った。
駅から民宿までは歩いて1時間ほどの距離があるとはいえ、
御老体のこの申し出に、あらためて奥会津の人の情の篤さというものを感じたのである。

祭・開始

2012-10-26 18:50:07 | 日記
明日・明後日の只見線沿線は、凄い事になるぞ。

この土日は、俺が先日見たSLと旧型客車からなる『SL・奥会津号。』が運転される。
俺も切符を狙ってみたけど、まったく勝負になりゃしねえよ…奥会津と只見線は、もはや宗教に近い。

これに併せて、奥会津・金山(カネヤマ)町・会津中川にて、『ごっつお・まつり。』が開催される。
地元・奥会津の山の幸の販売に加え、蕎麦の早食い、野点、民話の語りなどが行われるほか、
源泉かけ流しの中川の温泉も、100円で入れる。

奥会津の民宿で食う馬刺しは最高に旨めえ…と言う訳で、付近の宿を探したのであるが、
民宿や旅館はおろか、若松のビジホに至るまで全部、奪われていた…だから今回は諦めて、体を休める事にしたよ。
日帰り覚悟の暇人の方は、沿線に行ってみそ…面白い体験が出来るかもしれないぜ。

そうそう、金山町の町営施設『こぶし館。』は道の駅にリニューアルするらしいぜ。
集客力が上がるのは大変結構だが、アホ野郎の国交省に暖簾代など払うこたあねえぜ!
収益はすべて、偉大なる奥会津と金山町のものだ!俺が許可する!


photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット


「来月こそは、ごっつおハイキングと、ごっつおイモ煮会に参加するぞ。」
「司令官、美作の件は如何いたしましょう?」
「参謀長、それは時間と金次第だ…我々にとって、奥会津に勝る土地が、この世に在ると思うかッ!」
「御意

2012-10-25 19:25:20 | 司令部
「来月の出向の件であるが…美作までは遠く、一人用の安価な切符もないので、いっその事、寝台特急で行きたいと思う。
参謀長、信虎証券の資金運用のほうはどうなっておるのだ?」

「信虎証券の担当者によりますと、本日から『仕込み。』を開始したとの事であります。
しかしなにぶん、担当者は奴隷労働者の身分ゆえ…今のところ2700株ほどしか手に入っておらぬようです。」

「とりあえず10000株ほど集めさせろ…もし噴き上げれば、サンライズの切符と2日間の美作スローライフのみならず、
年末年始までの出向予算をも手にしたも同然、となるのだ。」

「司令官、申し上げにくい事ですが…もし噴き上げなかったら如何いたしましょう?」

「その時は…その時は、諭吉5人を『ステガマリ。』として犠牲にし、本隊は速やかに撤退する。
その旨を信虎証券の担当者に、しかと伝えよ。」

所要で

2012-10-23 09:24:13 | 日記
若松にいるんだけど、さっきさ、若松のホームに降りたら
いきなり試運転中のSL-C11が居て、たまげた。
ギャラリーは駅員たちと俺だけだった...後ろには茶色い旧型客車が3両繋がってた。
耳をつんざく雄叫びをあげてC-11は出ていった...会津川口方面へと向かったようだぞ。
しかし、マジで驚いたわ。

但馬

2012-10-16 00:52:40 | 出向
●1日目
ルートとしては東海道本線を選んだ…このルートは普通列車の乗り換えと待ち時間が多く面倒であるが、
その時間を利用して途中下車や一服を行う事ができるという、気が付きにくい利点もあった。
当初、京都から山陰本線で但馬入りする予定であったが、うたた寝してしまいすでに列車は大阪を走っていた。
夕闇の明石大橋と欲望の光…車内の声が関西弁で無かったら、横浜あたりと変わらぬ雰囲気ではある。

姫路にて下車、このころには片田舎の通勤路線に過ぎないと分かり興味を失っていた播但線(バンタンセン)の電化区間に、結局乗る事となった。
非電化区間との分岐である寺前(テラマエ)駅にて下車…時刻は夜の8時前、接続列車の時間がだいぶあるので駅前の居酒屋に入り夕飯とする。
店内には客が数人、店のおじさんを含めて全員がひっきりなしに喋っていた…関西人の辞書に、沈黙という文字は載っていないのかもな。
「おっちゃん、ポテトフライと生2つ、それと枝豆とイカの唐揚げも頼むわ。」
「ちょっと、まってえーな。」

頼んだ650円の味噌ラーメンは少々の化学調味料の味…だが、麺の量が少ない事を除けば満足できるものであった。
「勘定お願いします。」
「はい、お釣り…あんた写真撮ってたやろ?、これ店の名刺、また来てくんなはれ…おおきに。」

20:37分発の和田山(ワダヤマ)行きのヂーゼルカーに乗る。
ノンビリとした走りとエンジンの鼓動…無機質な電車と違って、ヂーゼルカーの持つ味わいはやっぱり良いもんだ、邪魔な電柱と架線も無いしね。
この日は和田山の旅館に泊まった。

●2日目
6:18分発~始発の次の列車~に乗り、1つ先の竹田(タケダ)駅にて下車する…街並全体が朝霧に包まれている、そんな感じだった。

photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット

駅の背後にあるはずの山城・竹田城の姿もガスに包まれて影も形も見えない。
位置の見当すらつかないが、駅にあった案内板により登山道への入口はすぐに見つかった…その説明によると竹田城までは徒歩40分だそうである。
登山時における個人的な見地から、ガス~ここで言えば雲海~と城からの「展望。」のタイミングが最適になるのは7時~8時ごろまでと判断した。
早すぎてもダメだし遅すぎてもダメだが、早くついたとしても待てばいい…ついつい悪い癖が出て、急いで登ってしまった。
つまり走って登った訳である…結果は当然、汗だく…そして休憩を兼ねた待ち時間、非効率な事この上ない。
登山道では誰とも会わなかったが、駐車場からの道の合流点からは大勢の連中がやってきた…皆、「疲れた。」だの「これは大変だね。」などと言っていた。
まったく、お前らときたら…

本丸へと続く、山の背骨付近から…この山の標高は低いので雲海というよりは川霧と言ったほうが正確かもしれないが、響きが良いのであろう。

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本丸付近より、曲輪を見る…この城は、但馬を攻略した「木下とうきち。」の弟である羽柴秀長が一時期、城主として在城していた事もある。
控えめで人の心を知る秀長が死んでからというもの、人たらしの「とうきち。」は単なる女たらし&戦争バブル経済マシーンと化してしまった。(俺の私見。)

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本丸付近には、高そうなカメラを構えた人が数人ほどいてね、彼らはガスの具合の他に太陽も計算していたようだ。
可愛らしいビーグル犬や、本丸からの展望に興味津々なチワワもいたよ。
下に見える橋は播但連絡道である…ガスの下には田園が広がっているのも確認できた。

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午前8時半ごろガスは完全に消えた…それまでに写真は充分撮ったので竹田駅へと向かう。
9:04分発の列車で和田山へと戻り、但馬の海を眺めるべく山陰本線に乗った。
なだらかな山陰の山々、まだ収穫途上の田んぼ、畑、黒塗りの木造瓦屋根のこの地域独特の民家、そして日本海…
車窓からは、かつて寝台特急『出雲。』で見た風景~あの時は冬で、寒々しい印象ではあったが~が懐かしく思い出されて嬉しかった。
今はもう、思い出となってしまった余部(アマルベ)鉄橋…風が強かったため、手前の香住(カスミ)駅で2時間待たされた事、鳥取の吹雪、紳士であった初老の車掌、猛吹雪による米子駅での3時間。

もはや、コンクリート橋とステンレス車両へと変わってしまった余部の橋には行くつもりは無かった。
だがその手前には、嬉しい事にあの時と今も変わらぬ場所がある…餘部の1つ手前の駅、鎧(ヨロイ)である。

鎧駅のホームより…こちらのホームはもう使われていないが、朽ち果てかけた木製のベンチと錆びたレールと共に残されている。
トンビが空を舞いウミネコの鳴き声が聞こえてくる…それだけだ…

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雑草が生い茂る引き込み線の廃ホームには婆さんが座りこみ、爺さんはエンジンをかけた軽トラの前に飛び出そうとした飼い猫を叱りつけている。
材木を担いだおじさんが線路を横断しホームによじ登る…本当はダメなんだけど、列車はあまりこないんだよ。

駅でのまどろみを終えて、集落へと続く道を降る…潮の香り、草の匂い、そして時折臭突の臭い。
堆肥の匂いが漂う緩いカーブの道を進む、畑では爺さんと婆さんがちょうど休憩中であった…俺のカメラを見て婆さんが言う。
「何か良い写真でも撮りにきたのか?」
「ええ、ちょっと家と海を…この道を進めば海へと出られますかね?」
爺さん「何を言うとるんや、海へ行くにはそこの坂道を下へ降りるんや。」

「饅頭喰うか?、この饅頭は大阪から届いた饅頭や、旨いから持ってけ。」…婆さんは饅頭を2つ、俺に投げてよこした。

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漁港へと続く集落…山陰地方独特の黒塗りの木造建築、そして黒瓦。

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鎧漁港では漁の他に、アワビの養殖も行っていると書かれていた…静かな波の音とウミネコの声、サギが海面をじっと眺めていた。

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灯台付近より、漁村を見る…山と山の間に山陰本線と道路が走っている。
ここで釣りをしていたおじさんが魚を次から次へと釣り上げる…人は少なく魚は多い、ライバルはサギくらいかな。
堰堤に座って先程の婆さんから貰った饅頭を喰った、朝から何も食っていなかった事もあるけど、この饅頭は絶品でね。
中の白餡にはほとんど味がなくサクサクの甘い衣との相性が絶妙、こんな旨い菓子は久しぶりに食った…ばあさんに感謝したよ。

photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット


photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット

鎧駅まで戻り、13:33分発の列車に乗る…カニで有名な香住駅にて特急をやり過ごす為、15分程度停車した。
ホームにあるカニの手の置物が懐かしい、そして列車の時刻の掲示板…電光掲示なんかじゃねえ、バタバタと音のするやつだよ。
昔はみんなこれだったんだろうね、俺が小さい頃までは東京駅にもあった事は覚えているんだけど。

photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット

この近辺には有名な城崎(キノサキ)温泉という地があるが、俺は行きたいと思った事はないね…理由は、温泉に対する考え方の相違だ。
以前までの俺はこういった「温泉。」を完全否定していた…でも今は、この地域に「あくまでも、経済的に貢献。」しているのであれば、叩く必要もなかろうと思うようになった。
俺も少しは成長したというべきか、それとも退化したというべきなのか…でも、金まみれの場所だったら叩くだろうなあ。

いずれにせよ、山陰にはまた行きたいな。

今月は

2012-10-13 23:11:14 | 出向
出向のほかに、急遽の所用も入ったので忙しいなあ。
車に乗って出かける事は無さそうだが、鉄道のオンパレードだよ。
今、18きっぷの期日を3日分にした安い切符が出ているから、それをフル活用だ。

但馬の山城は想像以上の光景だった、そして漁村...かつて寝台特急『出雲』の窓から見た光景の中を今日は歩いた。
詳しい事は帰ってから写真と一緒に載せるつもりだ...今は越前にいるよ。
舞鶴の海軍基地を見物しようと思っていたんだけど、日が暮れてしまってね..これは無駄足。

結局

2012-10-10 23:11:45 | 日記
月曜日は新幹線で帰った…たかが奴隷労働ごときの為に、「矜持。」となけなしの金を払って…

外国の金融マフィアによって、日本は狂った円高に見舞われ経済はガタガタだ…そのシワ寄せを一介の労働者である私や貴方が受けているのだ!
目には目を…対抗処置として円を刷りまくればいいんだよ、インフレ寸前までな。
ハゲタカ外資どもに大損させてやれ…ま、それをやったらアメ政府が黙っちゃいねえだろうけどな。




659 :山師さん@トレード中:2012/10/10(水) 11:55:10.38 ID:HkfR04JD0
買いまくるしかないよね(´・ω・`)


660 :山師さん@トレード中:2012/10/10(水) 12:00:27.32 ID:HkfR04JD0
あっ(´・ω・`)


666 :山師さん@トレード中:2012/10/10(水) 12:34:39.07 ID:5hpkgO2C0
日経8600防衛隊より総本部応答せよ
至急増援を請う!
繰り返す
増援を請う!!
早く来てくれ!

あっ

それにしても

2012-10-08 16:55:10 | 出向
普通列車では盛岡は遠いのう...新幹線じゃねえと今日中に帰れねえや。

『もくぞう駅舎号』は乗ること、それ自体を楽しみとする列車だった。
岩手のおそらく観光協会の人間が乗り込んでいて、沿線の説明のほか
この地域に伝わる民話や歌、山田線クイズなどをやってた。
幾つかの駅に停車し、駅舎見物の時間が設けられてはいたが
途中の坂で列車の車輪が空転し停車したため、下車不可能の駅もあった。

山あいを流れるイヒ川と、田園に干される稲、野焼きの煙...駅舎見物など、もはやそっちのけ。
試験として出された『山田線テスト。』は難しくてね...20問中、たった2問しか出来ませんでした。
周りを見た限り、Wikiでカンニングしてる奴が多かったぜ。

観光協会の女が歌っていたmusicが今も頭の中で流れているんだけどさ、
「ア~ア~ア、恋のっ、山田線~♪」...沿線を眺める限り、恋などというイメージは皆無だったんだけど。
俺的には...

西国

2012-10-04 18:30:49 | 司令部
「みまさかスローライフ…司令官、たまには西国の田舎の味わいというものにも、触れてみては如何でありましょうか?」
「遥々、美作まで足を運べと言うのか?、君らしくもないが…しかしな、出向予算は枯渇している、どうするのだ?」
「ご安心ください、イカサマ賭博市場『凍傷クラブ。』より、本日ささやかではありますが、臨時出向予算がおりました。」

「なるほど、スーツを着た紳士気取りの盗賊どもから奪った汚い金か…そのような金は、せめて正しい事に使うに限るな。
地方を訪れ土産の1つでも買えば、不潔な輩どもの金も、善良な人々の役に少しは立つというもの…そうであろう?、参謀長。」
「仰せの通りであります!、司令官。」

「…で、いつ赴く?、解っておろうが今月は多忙だ。」
「11月がよろしいでしょう…柿の実も熟しますれば。」