夏の旺盛な植物の謳歌を迎える前の、足元の小さな花たちが大好き。
同じ時期に同じ場所にちゃんと顔を出してくれる野の花にはけなげさを感ぜずにいられません。
背の高い夏草で覆われてしまわないうちにせっせと咲かせて、また来年に命をつなぐ営みを急いでいるのでしょうね。
新芽の萌える木々のなんとも瑞々しい様子もこの時期ならでは。
ウグイス、メジロ、ヒバリ、ヒヨドリ、名前のわからない鳥たちが賑やかにさえずり、トンビが上空で輪を描いています。
萌えるように赤く色づいたもみじの新芽。季節を間違えてしまいそう。
山つつじがところどころに自生し、新緑の中での射し色になっているのがなんとも綺麗。
野の花でもこのタツナミソウはどことなくお洒落さん。すっくり立って同じ方を向いて咲く様子は中々気品があります。
ちょっと時期が過ぎていたけれど、不思議な発色を見せるホタルカズラも。 去年より葉が増えている。
野の花の代表選手、オオイヌノフグリ。この子が顔を出す頃が一番春を感じる。
クサイチゴ。イチゴの花の中では特に大輪。
そしてこれも春に嬉しいスミレ。 スミレは種類が多くて、場所によって様々な姿をしています。
これは何だっけ?イチゴの仲間だったかしら?
ムラサキケマンもいつの間にか散歩道の右や左に沢山咲いている。地味系なので、いつのまにか、という感じで。
※写真は撮った時期が前後しています。場所も近辺のあちこちで写しています。