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走っていいですか?

2023-11-07 08:33:13 | 自由人 元気に気まま生活を送る

9月の転倒事故?から一カ月余りたってちょっと調子が良くなったから

ひそかにランニングを再開することにした。

と言っても長距離を走ることはできにくい。

何故なら、右肩の腕が、思っているのと違っているらしくスピードが出せないから。

5~6キロ走って調子を見てきたというのが正しい。

 

それでも10キロぐらい走ることが出来る日も増えてきた。

 

そんなことを思いながらランニングに出る準備をしていた10月の朝だった。

ふと、「今日はいつもと違うシューズを履いて走ってみようか。」と思って

つま先が反っている感じのシューズを履いて気分転換することにした。

 

天気はいい、人は少ない、なかなかいいぞ・・・ルンルン気分だった。

だのに、だのに、世界が急に傾いた感じがした!!

 

転倒したのだ。躓いたのでもなく、短パンがずり落ちたのでもないのに・・・。

それはシューズがいつもとは違っていたことが原因としか考えられなかった。

バランスを崩したらしい。

(それはもしかしたら加齢のせいかもしれないが・・・。)

 

前回同様、転倒する時に頭の中で思うことがあった。

『まずい、右手は絶対ついたらだめだ。治療中なんだから、それにまたいためたら走ることが出来なくなる、

レースにも出ることが出来なくなる。

よし、仕方ない、左手をつくんだ。怪我しても骨折することはなさそうだから大丈夫。』と。

その通りに左手をついて路面に倒れた。

 

しかし、路面に倒れこんだ後すぐに手を見たら、手の平の皮がむけて血があふれ出てきている。

かなりしっかり血が出始めた。

慌てて持っていたティッシュを手に当てて、血が流れるのをカバーした。

左足を見ると、タイツの膝部分が破れて血も出ているので赤く見える。

 

泣きそうになった。どうしよう??

痛いけどここから歩いて帰るしかないか。

どこかの家に突然行って助けてもらおうか?

そんなことも考えたが、歩くことはできるのだから自分で歩いて帰ろう。

そのうち血も止まるだろう。

そんなふうに考えなおして、急ぎ足で歩いて帰ることにした。

 

うちに帰りついて玄関でシューズを脱いだ時

「このシューズを履いて走ってみようと思わなかったら、こんな怪我をしなくて済んだものを。

 このシューズをもう二度と履くものか!!!」

と、思ったのだった。(バカバカしいけど)

 

そんなこともあり、まだずっとリハビリをしに病院には通っている。

そして理学療法士さんに

「走ってもいいですか?」と私は行くたびに聞くのだ。

 


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