大型機コレクション（２）

今回の大型機コレクションは燃える夜空を戦い抜いたランカスターです。

ランカスターを傑作爆撃機とした最大の要因は他を圧倒する爆弾搭載力でした。
第二次世界大戦で登場した世界各国の爆撃機の中で最大の爆弾層を持っており、頑丈な機体構造と安定した飛行性能と相まって最大で10トンも搭載することが出来た。
B-17は最大5トン、最強の爆撃機と言われたB-29スーパーフォーレストでさえ最大9トンでした。
写真のモデルは第467飛行隊です。
機種の出撃マークの下にはドイツのヘルマン・ゲーリング元帥の言葉が皮肉を込めて記されています。


もう1つの機体は第57飛行隊です。
これはバスファインダーと呼ばれるタイプの機体で、各種の電子装備からなる航法システムを搭載していた。
爆撃編隊を先導する機体で垂直尾翼に赤、黒、白、黄など各色のストライプを入れて識別していました。

連合軍は2年以上に渡りドイツ本土への爆撃を行いました。
ランカスターとB-17を比較した場合、高高度飛行能力と防御力ではB-17、爆弾搭載力ではランカスターが勝っていました。
そのため、昼間の爆撃はアメリカ陸軍のB-17が行い、夜間はイギリス空軍のランカスターが行うと言う役割分担が出来ていました。
下の写真ではランカスターと援護機のスピットファイアーの比較です。

下はランカスターメッサーシュミットです。

精密さより物量がものを言う夜間爆撃にランカスターは連夜のごとく大挙して出撃。。。
一晩で数百機、時には1,000機以上のランカスターがドイツ上空へ殺到した。

悔しいので一式陸上攻撃機はhardOFFで探してきます。。。