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日々雑感

往年のアルペンスキー三冠王 トニー・ザイラー

2009-08-27 | Weblog
 私がスキーを始めたのは昭和35年頃から。北海道で。
木製のスキー板やストックがまだあった時代です。

 小さなスキー場はまだリフトも短く数も少ないところがあった。
リフトのないゲレンデではみんな片足山側に少し登りもう片足をひきつけて
カニの横ばいみたいに遠い上へ登ったものです。

 スキーウェアも今の宇宙服 ? のような技術進歩したものでなく
セーターやヤッケ姿のスキーヤーが沢山いた。
当時製作された映画 「 白銀は招くよ 」 をみても色鮮やかな
モッコリ服装の人はいない。

 この映画の主演者はトニー・ザイラー 
オーストリアの名スキーヤーで1956年の冬季五輪アルペンスキー種目で
金3つを独占した初の三冠王。

 ザイラーが大人の女性1人を抱え片足スキーで滑降していくシーンがある。
私はへっぴり腰で プルークからシュテムボーゲン をやってた頃なので
これをみてびっくりしたものです。

 トにー・ザイラーの名を聞くと雪の上を滑るより転がりまわった思い出がよみがえる。
彼が歌う 「 白銀は招くよ 」 の主題歌もテンポ軽快で楽しい歌だった。
昨日の新聞の片隅に彼の名が載っていました。 73歳とあった。


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