アカデミー賞授賞式 司会者がトヨタの車を

　この３月印象に残った一つは今月７日の米アカデミー賞授賞式で日本に関係することでした。

　今年のアカデミー作品賞はジェームズ・キャメロン監督の３Ｄ映像「　アバター　」と
元妻のビグロー監督の　「　ハート・ロッカー　」他が有力候補に上がった。
彼女の作品が受賞し、監督賞も彼女に。

この授賞式で、2人の司会者のトークでトヨタの車がネタに。もちろん強烈なジョークで。

　大規模リコールで揺れるトヨタの社長がブレーキペダルの不具合問題で、
先月24日米議会の公聴会に出席して説明した半月後だった。

　司会は多彩なギャクの連発、会場も笑いの連続でTVで見ていて楽しかったのだが。
元夫婦対決の作品紹介の一部に、次のようなおしゃべりがありました。

　「　ビグロー監督がキャメロン監督に贈った品は　　時限装置　　がついていたとか　」
会場爆笑
　　「　キャメロン監督はお返しに　　トヨタの車　　だって　」
会場は再び爆笑の渦に。

　また、長編ドキュメンタリー賞を受賞したのは、日本のイルカ漁を批判した米映画 「 ザ・コーヴ 」 だった。
TV情報番組などでイルカと血の海が写った映像を見た方もいると思う。

　アカデミー賞やグラミー賞授賞式などは毎年楽しみで見ているんだけど。
テレビを見た日本人、特にトヨタや和歌山県の地元漁業関係者はどう思っただろう。

中国製冷凍ギョーザ中毒事件 容疑者拘束

　国内に被害者を出したあの殺虫剤入り中国製ギョーザ
久々に報道に接した。

　中国で26日までに、製造元の元従業員が拘束されたという。
「どこで誰がなぜ」が　うやむやにされなくてよかったが
拘束、発表までにどうして2年余りもかかるのか。
全容の解明・公表までにまだ時間がかかるのだろうか。

　中国製食品に対する警戒・不安は今も続いている。
国の関係機関、業者も食の安全・安心を求め
引き続き対応強化、努力をしてほしいと思う。