雑感

日々雑感

ペットボトルの湯たんぽ

2012-02-26 | Weblog
 寒かった。いや、まだまだ寒い。
この冬は湯たんぽに加え、容量1リットルのペットボトル4本に熱湯を注ぎ
蒲団の中に入れて寝ている。

 しっかり締めたふたの周りをビニールテープを巻き水漏れ防止をする。
厚手の靴下・ソックスの中にボトルを入れ、脇の下など自由に置いている。

 おばあちゃんに、湯たんぽの代わりにしてあげたら喜ばれた。 
と新聞の投書欄でみた。その知恵を拝借しているのです。

 あったかい。寝る前に、敷いた蒲団の中にボトルを入れておく。
蒲団にもぐる時はポカポカだ。
手足をすっきり伸ばし、ぐっすり快眠。電気毛布もいらない。

病室での患者の身体抑制

2012-02-18 | Weblog
入院していた兄が病室で身体拘束された姿を思い出す。

 髄膜炎と嚥下障害を発症した腰痛の兄は、両手を手の2倍ほどある
厚地のミトン型の手袋をはめられベッドの手すりにバンドで固定された。

 目的の一つは点滴、栄養補給のチューブなどを外されないようにするためだ。
もちろん家族は説明を受け病院が求める同意書に署名をしました。

 1日24時間何日も続くこの状態。
身体のかゆい所とか触りたいところがあるに違いないのに
手や腕を動かすことができない。ストレスがたまっていたはずである。

 この状態は拷問に近い。可哀想で涙が出て仕方がなかった。
ただ、家族が見守る時間帯は手袋をはずすことができましたが。

抑制により発生する身体的障害のほか精神的障害は、署名した同意書にある通り
「不安や怒り、屈辱、あきらめといった大きな精神的苦痛を与え、そして人間
としての尊厳を侵す可能性もあります」

 触ってはならない箇所などは技術の進歩発達した今日、
特殊加工のケースをあてがうとか厚地の布などで覆うとかして
手袋をはめた手や腕は自由にならないものかと
今でも思うのです。

般若心経 新訳 

2012-02-16 | Weblog
 年明けから仏壇の前でお経を唱える日が続いている。
般若心経も唱えている。

 摩訶般若波羅密多心経
 観自在菩薩 行深般若波羅密多時 ・・・・・

 週刊誌に面白い記事があった。
「週刊ポスト」(2月24日号)の148ページに
“ ウェブで話題の「 般若心経 新訳 」 ” の見出しがあり
本文を読むと般若心経のユニークな現代語訳が載っていた。

 出だしが先ず
“ 超スゲェ楽になれる方法を知りたいか ? 誰でも幸せに生きる方法のヒントだ。” に始まり 

 最後は 
“ 悟りはその時叶うだろう。全てはこの真言に成就する。 心配すんな。大丈夫だ。 ” 
で締めくくっている。

 プラスの方向に捉えている点を評価しつつも般若心経の原文とは殆ど対応していないとの意見や、大義はこの新訳で十分、立派だという評価等々あるが、般若心経に親しみ一歩近づける面白い解説だ。