荒川静香の金メダルを祝して、わたくしは今日、ダーリソと一緒にお寿司を食ってまいりました。
銀座にある超高級鮨店・・・・・ではなくて、地元の回る寿司屋で、ですが。
誤解しないで下さい。別に銀座の高級鮨屋にも行けたんです。でもせっかく荒川静香がトリノで回転して
くれたのだから、わたくしたちもやはり回転するべきだと考え、回転寿司にしたのです!!
貧乏だから回転する寿司屋にしか行けないわけではないんです。ええ、嘘などついてはおりません。
わたくしは本当に本当に・・。。・゜・(ノロ`)・゜・。ウワーン!!
さて。
反省会の最後は、メダルを獲得した荒川静香、サーシャ・コーエン、イリーナ・スルツカヤ、そして村主章枝について
簡単に述べるに留めようと思います。
といいますのも、録画してしておいたエキシビションを見終わった今、わたくしの心は完全に抜け殻になってしまった
からでございます。
回転寿司屋の小皿の上に放置された、甘エビの殻のごとき空虚な状態に成り果ててしまったのございます!!
あんなに楽しかったフィギュアスケートが、終わってしまった・・・・・。
あんなにもわたくしをエキサイトさせてくれたオリンピックが、終わってしまった・・・・。
(正確にはまだ終わっていませんけど、わたくしには終わったも同然)
一体明日から、何を楽しみに生きていけばいいと言うのか。
五輪の余韻に火照るこの肉体を、どのように鎮めたらよろしいと申されるおつもりか。
本当に、泣きそうです。
本来ならブログる気力すらありませんが、最後の説明責任を果たすべくこうして、立ち上がりました。(大袈裟・・)
さて。
24日に行われた女子フリーの最大の見所はやはり、最終グループの演技でした。
第三グループの観戦時に受けた、
アンビリバボーミキティな気持ちとファッキングエミリーな気持ちを補って余りある
心地よい興奮を、最終グループの演技者は与えてくれました。
なんといっても最終グループの演技者は、約1名を除いて個性と実力を兼ねそろえた最高の選手ばかり!!
←約1名
試合が始まる前の6分間練習の時から、わたくしのテンションは上がりっぱなしでございました。
そして第2滑走のサーシャ・コーエンが登場した時には、興奮はピークに達したのです。
SP1位のサーシャ。
実際にショートプログラムの時のサーシャは、本当に素晴らしかった。ロシア民謡をダイナミックにアレンジした
音楽を使っての演技は個人的にすごくツボに嵌りましたし、演技が終わってもあの音楽がいつまでも頭の中で
鳴り響いていたくらい。
しかーし!!
フリーでサーシャは、またしてもやらかしてしまいました。
「あらまー」
まさか最初のジャンプからコケてしまうとは、さすがにわたくしも予想してなかったわ。
しかも次のジャンプでも。ミキティもビックリ♪
コケの美学を追求するコーエンらしい失態でございましたが、その後は調子を取り戻したのはさすがです。
ジャンプミスはコーエンにとっては不幸なことではありますが、
次に滑る荒川静香にとってはラッキーな出来事。しかし他人のミスなど、荒川には必要なかったのかも
しれません。リンクに登場した荒川の全身からは、選ばれし者だけがまとえる神々しいオーラが
発せられておりました。
「あたしには見える。荒川さんのオーラの色は、金色よ~♪」
そしてこの時、オリンビック中継を見ていたすべての日本人が、「荒川、ガンバレ!」と心をひとつにして
応援していたことでしょう。
※荒川静香選手への熱い想いが、FAXとなって続々とテレビ局に届く。
たとえ、雷に打たれた荒川が感電死しているように見える絵であろうと、荒川への想いは間違いなく我々の心を熱くさせた。
そして荒川静香の演技が始まる―――
今更わたくしが、彼女の演技について語る必要はないでしょう。
むしろ、どれほど多くの言葉を駆使したとしても、彼女の素晴らしさを的確に表現することはできません。
ただ、見てください。そして、感じてください。素直な心に感じられたその感動こそが、荒川静香がスケートを通して
わたくしたちに訴えたかったこと全てなのだと、思います。
☆トリノ五輪 荒川静香フリースケーティング☆(動画)
「女王様と、お呼び」
荒川静香の次に登場したのは、村主章枝!!!
SPではノーミスの演技を披露し、荒川に続いて我々に大きな感動を与えてくれた氷上のエクソシスト
・・・・ではなくて、銀盤の巫女すぐりん。
この日も神への敬虔な祈りを胸に、トリノのリンクに立つ。
「出来る。あなたにならきっと、メダルがとれるはず!」
わたくしも村主と同じように両手を胸の前で組み、祈りました。
「あたしには見える。フグリさんのオーラの色は、赤銅色よ~♪」
頭の血管が切れる思いで、わたくし村主を応援いたしました。
彼女がどれほど素晴らしい演技をしたかは、今更わたくしが語るまでもないでしょう。
ただ、見てください。そして、感じてください。素直な心に感じられたその感動こそが、村主章枝がスケートを通して
わたくしたちに訴えたかったこと全てなのだと、思います。(この文章、コピペ)
☆トリノ五輪 村主章枝フリースケーティンク☆(動画)
村主の演技の最中に、奇跡がおきました。
村主が後半のジャンプを鮮やかに成功させた瞬間、
沈着冷静寡黙一徹真実一路で有名な佐藤有香が、「やったーーー!!」と雄叫びを
あげたのでございます。刈屋アナを叱りつける以外に感情を表にあらわすことのない佐藤有香に
絶叫をあげさせる村主章枝は、本当にスゴイ。
ラフマニノフのピアノコンチェルトに同化して演技する村主の身に、神は確かに舞い降りた。
演技終了とともにエクスタシーに昇り詰めた村主には、何かが宿っていた。
これってもしかすると・・・・・、処女懐胎ではないだろうか!!??
村主は男と交わることなく、スケートをすることによってのみ神の子を腹に宿すことに成功した、
世界初の神の子羊スケーターだと、わたくしは確信いたしました。
「何かが・・・・・お腹の中にいる!」
なのに、なんということでしょう。(加藤みどり風に)
出た得点は、あまりにも低い。絶対にサーシャ・コーエンよりも上に行くと思ったんだけどねぇ。
村主もどこか、点数に納得していない感じがします。このままでは、せっかく宿した神の子を
流産しちゃうじゃないの!
村主の後は、アメリカのキミー・マイスナー。
予定通り、わたくしはキミーの演技は見ることなく、キッチンで軽い朝食の準備をしておりました。
「あたしにはわかる。この子はステーキよりも焼き魚の方がお似合いよ!!」
そして最終滑走。
金メダル候補No.1のイリーナ・スルツカヤの登場です。
彼女の出来次第で、荒川静香のメダルの色が変わってくるのです。
だけど正直言って、わたくしはスルツカヤの金メダルは間違いないだろうと思ってました。
前回のソルトレーク五輪では、アメリカ寄りの審判員に公正なジャッジをしてもらえずに、惜しくも金メダルを
逃したスルツカヤ。その時の悔しさをバネに、ただ金メダルだけを求めて頑張ってきたこの四年間。
金メダルへの執念はおそらく、出場選手の中ではダントツでしょうし、またその実力もダントツです。
なのに―――
「いやーん」
コケちゃいました。
「・・・・・・・・・えっ?ウソっ!!」
わたくし本当に驚いた。まさか、そんなことがあっていいわけがないと、我が目を疑いました。
だけど演技前から、スルツカヤは明らかに緊張していました。ほとんど凍りついていたといってもいい。
演技もどこか硬く、いつものスルツカヤらしさが出ていないように感じていた矢先の転倒。
これによって、荒川静香の金メダルが確定したのであります。
日本にもたらした最初にして最後のメダルが金!!
あまりの出来事に我を忘れて大興奮してしまったのは言うまでもありません。
※羨ましそうに金メダルを見つめるコーエン。
「はい、どちらに穴開いてるかわかりますか~?」
「上・・?」
※エキシビションの村主章枝。ボールを子宮に見立てての渾身のパフォーマンス!!
※それと・・・・・
荒川静香が金メダルをとったらヌードを晒すお約束でしたが、かなり悩みました。
でも、晒します。見えすぎちゃってゴメンなさい。(*^。^*)。 ★ ←クリク