妹の元夫の中には家族から頼られたいという思いと、家族の期待には応えられないという思いが存在していました。
これを精神分析では「両価性(アンビバレンス)」と言い、ひとつの物事に対して同時に逆の感情を持つことを指しています。
この両価性こそが、ギャンブル依存症に深く関わっていると近年注目されています。
両価性の強まっている人の特徴として、逆説的な反応があります。
分かりやすい例として、親から勉強をしろと強要されるとかえって勉強する気が失せるというもの。
子供の頃にはよくあることが大人になって頻繁に現れると、社会生活を送る上で障害となるのは言うまでもありません。
更に逆説的反応の一つとして、カウンター・アイデンティティというものがあります。
親や社会から認められないものを否定するのではなく、あえて認められない存在になろうとすることに価値を見出す。
ギャンブラーの「地道に働くよりギャンブルで大儲けしてやろう!」というのも、カウンター・アイデンティティの現れです。
ギャンブラー自身、ギャンブルは儲からない、損をすることを頭では理解しています。
こんな馬鹿馬鹿しいことはもう止めたいと思う一方で、やっぱり止めたくないという思いも存在している。
長年ギャンブル依存症の治療にあたっている医療従事者によると、重症化しやすいのはこの両価性が強いタイプであることが分かってきたそうです。
ギャンブル依存症は病気だと提唱されてから数年。
病気であれば投薬によって治療が可能だと思われますが、残念ながらギャンブル依存症が治る薬はありません。
研究によってギャンブル依存症者の脳と依存症ではない人の脳と比較すると、明らかな違いが見られることが分かっています。
しかしこれが先天性によるものなのか、ギャンブル依存症になったからなのか、現時点で見極めるのは難しいとのこと。
ほんま、どないしたらええんやろうねえ。
なんで両価性が強まったのか、その背景を探るところから始めなければならないなんて。
やっぱ、オッサンに苦しめられた私から言わせて頂くと、ギャンブル依存症者から離れるに限る!ですな。
これを精神分析では「両価性(アンビバレンス)」と言い、ひとつの物事に対して同時に逆の感情を持つことを指しています。
この両価性こそが、ギャンブル依存症に深く関わっていると近年注目されています。
両価性の強まっている人の特徴として、逆説的な反応があります。
分かりやすい例として、親から勉強をしろと強要されるとかえって勉強する気が失せるというもの。
子供の頃にはよくあることが大人になって頻繁に現れると、社会生活を送る上で障害となるのは言うまでもありません。
更に逆説的反応の一つとして、カウンター・アイデンティティというものがあります。
親や社会から認められないものを否定するのではなく、あえて認められない存在になろうとすることに価値を見出す。
ギャンブラーの「地道に働くよりギャンブルで大儲けしてやろう!」というのも、カウンター・アイデンティティの現れです。
ギャンブラー自身、ギャンブルは儲からない、損をすることを頭では理解しています。
こんな馬鹿馬鹿しいことはもう止めたいと思う一方で、やっぱり止めたくないという思いも存在している。
長年ギャンブル依存症の治療にあたっている医療従事者によると、重症化しやすいのはこの両価性が強いタイプであることが分かってきたそうです。
ギャンブル依存症は病気だと提唱されてから数年。
病気であれば投薬によって治療が可能だと思われますが、残念ながらギャンブル依存症が治る薬はありません。
研究によってギャンブル依存症者の脳と依存症ではない人の脳と比較すると、明らかな違いが見られることが分かっています。
しかしこれが先天性によるものなのか、ギャンブル依存症になったからなのか、現時点で見極めるのは難しいとのこと。
ほんま、どないしたらええんやろうねえ。
なんで両価性が強まったのか、その背景を探るところから始めなければならないなんて。
やっぱ、オッサンに苦しめられた私から言わせて頂くと、ギャンブル依存症者から離れるに限る!ですな。