2011年05月18日の記事
「お前って女はどこまでもえげつないな」
ぽつりとそう言った。
なので本当は言うつもりではなかったが、オッサンの親友から痛烈な批判を浴びせられていた事実を明かした。
私「アンタさあ、私が不倫したから離婚したって、友達に吹聴してるじゃないの」
オッサン「それは・・・」
私「何でにしきを訴えないんだって、みんなから言われてるんでしょ?」
オッサン「・・・・・」
私「私はアンタの友達に何を言われようとも構わないんだよ、もう会うこともないんだし、それにアンタは今後も友達と付き合いが続くでしょ?」
オッサン「そうだけど」
私「だから事実は違うけど否定せずにいたし、本当の理由も言わずにいたわよ」
オッサン「すまん」
私「えげつない女はないんじゃない?」
オッサン「・・・・・」
私「アンタといても未来は描けない、現状維持が精一杯、段々年を取るとそれも辛くなる、70になっても80になっても、生活の為にあくせく働かなければならないなんて虚しいじゃないの、そう思わない?」
オッサン「思う」
私「私は嫌なの、これが答え、オッケー?」
分かったと言ってオッサンは帰って行った。
ワンコの血統書は、まだ私の手元にある。
「お前って女はどこまでもえげつないな」
ぽつりとそう言った。
なので本当は言うつもりではなかったが、オッサンの親友から痛烈な批判を浴びせられていた事実を明かした。
私「アンタさあ、私が不倫したから離婚したって、友達に吹聴してるじゃないの」
オッサン「それは・・・」
私「何でにしきを訴えないんだって、みんなから言われてるんでしょ?」
オッサン「・・・・・」
私「私はアンタの友達に何を言われようとも構わないんだよ、もう会うこともないんだし、それにアンタは今後も友達と付き合いが続くでしょ?」
オッサン「そうだけど」
私「だから事実は違うけど否定せずにいたし、本当の理由も言わずにいたわよ」
オッサン「すまん」
私「えげつない女はないんじゃない?」
オッサン「・・・・・」
私「アンタといても未来は描けない、現状維持が精一杯、段々年を取るとそれも辛くなる、70になっても80になっても、生活の為にあくせく働かなければならないなんて虚しいじゃないの、そう思わない?」
オッサン「思う」
私「私は嫌なの、これが答え、オッケー?」
分かったと言ってオッサンは帰って行った。
ワンコの血統書は、まだ私の手元にある。