ギャンブル依存症と戦うんだ!

ギャンブル依存症の元夫との戦いの記録です。

依存症になる決め手

2018年06月25日 | ギャンブラーについて
ギャンブル依存症に対する世間の認識は、ビギナーズラックの経験がギャンブルに拍車をかけるというものが一般的だろうと存じます。
しかし私は自分の経験上、それだけの要因ではないと思っています。
私が初めて経験したギャンブルは競馬でした。
オグリキャップを観に行くのが目的でしたので、当てたとは言え勝敗はどうでも良く、スポーツ観戦をしに行ったような感じでした。
そんな私にもビギナーズラックと言える経験があります。
オッサンと難波の街を歩いているとパチンコ屋のカップルシートに目が留まり、中に入って2人並んで遊ぶことにしました。
初めてのパチンコ体験にも関わらず、私が出した千円が僅かの時間で3万円に化けたのです。
オッサン曰く、もうちょっと続ければ5万にはなったとのことですが、目はチカチカ、耳鳴りも始まったりと体調がすこぶる悪くなり、続けたそうなオッサンの腕を引っ張って店を後にしました。
実のところ、オッサンと一緒にギャンブルをやっても、私が負けることは一度もなかったんですよ。
阪神競馬賞にも何回か行きましたが、多い時には一日で15万円も勝ったことがありました。
一方でオッサンは、相方の勝ちによって気を大きくして、終始責めの姿勢を貫きます。
まるで心強い資金源を得て大船に乗っているかの様子。
最終的にオッサンが負けても、私のお金で穴埋めすることになりますからね。
なるほど、お金を心配せずに自由に打ち込める環境が整ってこそ、依存症への道が開かれると言うことなんですね。
ギャンブルを単なる遊びから依存症にさせないヒントはここにあるような気がします。