ギャンブル依存症と戦うんだ!

ギャンブル依存症の元夫との戦いの記録です。

ギャマノンに行ってきました

2009年03月22日 | ギャマノン
2009年03月22日の記事

おはようございます。

昨日、久々にギャマノンに行ってきました。

私が通っている会場はとてもアットホームで和やかな雰囲気。

チェアマンの女性をはじめ、皆さんとても穏かな方ばかり。

ここはGAも同じ場所で同じ時間帯にミーティングが行われています。

ですからご夫婦や家族でそれぞれに参加なさっています。

ギャンブラー本人のみお一人でGAに通っていらっしゃる方は大勢いらっしゃいますが、その家族が単身で通っているのは私だけです。

その分、気が楽っちゃー楽ですよ。何でも言えますからね。

さて、久しぶりに出てみると新しいメンバーさんも参加されていました。

ここが賑やかになるって言うのは複雑な心境です。

出来ればいつの日か無くなれば良いのにと思いますもの。

ここに来る人がいなくなる。即ち、ギャンブル依存症がいない世の中だということですものね。

顔ぶれが代わったり増えたりすると、ギャンブルにまつわるエピソードも増えると思われますか?

答えはノーです。

関係者の名前や年齢が違うだけで、辿る道筋は同じなんです。見事なくらい。

違うのはGAに繋がろうと最初に思ったのが本人か家族の意思か。

前者は本人が依存症だと認識し自主的に参加なさったケース。

後者は家族がGAとギャマンの存在を知り、本人を説得して繋げたケースです。

どちらのケースが多いのか。どちらの場合が良いのか。

私は参加してまだ月日が浅いのでその答えは持ち合わせていません。

でも本人が自覚し積極的に参加している方が良いと思いたい。

そして後者でも、いずれ前者の様になってくれると信じたい。


①何故暫くここに来れなかったか

②オッサンがスリップしてしまった

私は今回、上記の話をさせて頂きました。

①に関して。皆さん、よーく分かるよーと仰ってくれました。

それでもこうしてまた参加出来るだけ復活したこと激励下さいました。

②に関して。「勿体無ーい!」が第一声。

次ぎにそれは想定内の出来事であり、本人が一番分かっているはずとの事。

実際そうなんですよね。オッサンはギャンブル歴24年ですよ。易々と止められませんわ。

止められていたら、そもそも依存症になってないし。

加えてギャンブルのみならず、度重なる交通違反を繰り返す行為もお話しました。

これらの行為が私の心境にどの様な影響を与えるか。

アディクションを手放そうと気持を切り替えても切り替えても、グーッと後ろ髪を引っ張られてしまう。

イコール、オッサンは全然反省しとらんのじゃないか?

イコール、オッサンは本当に置かれている現状を理解しとんのか?

と、猜疑心がムクムクと湧き上がってくるんですと打明けたんです。

皆さん一同「そうなんだよねー」ウンウンと頷く。

ギャンブル依存症は一生の病気です。治りません。

だから劇的な変化を期待してはいけないし、望んでもいけません。

それは否認と言う名の回転木馬のシリーズでも書きました。

でもなぁ~近道しようとは思わないけれど、果てしなく続く線路はないんだもん。

どこかに終着駅はあるんじゃないか。

私が望むのは

オッサンの心からの謝罪と反省しているという真摯な態度。

ではその先は?

その先。その先には何が待っているんだろう。

彼が一生、ギャンブル依存症と戦う姿なのか。

彼が一生、ギャンブルとは無縁の生活なのか。

私がとるべき姿やあり方は?

戦う彼を支える妻なのか。

依存症を受け入れ温かい目で見守る妻なのか。

終着駅があるとしたら、それらの答が見つかってからでしょうか。

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6 コメント

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Unknown (ひろみ)
2009-03-25 13:15:33
こんにちは、大変ご無沙汰でした。
私が元夫と共にGAに通っていた頃のことを思い出しました。
ギャンブル依存症だと認めてGAに通っているからきっと回復して円満な家庭になるだろうと考えていた私をいつも裏切るのは元夫の借金の告白でした。病気だと認めていると思っていたことも、回復するのが当たり前と思っていたのも私だけでした。元夫はGAに通いながらスリップしても構わないと考えていたようで私とは向いている方向が違っていました。それに気づいた私が次に考えたのは自分の人生でした。

>②に関して。「勿体無ーい!」が第一声。

私もそう思います。
私が通っているのは家族会ですので、定期的にセミナーが開催されます。そこで言われたのは
『ピンチをチャンスに変える』ことです。

私が元夫から離れる決心をしたのも借金の告白を聞いたときでした。義父母にも
「今の状況を変えるために出て行く」と言いました。一年はその決心が間違っていたのでないか・・・と迷う事もありました。でも、心配してもしなくても今も生きてます。
自分の気持ちに正直に行動する事を心掛けて
これからも生きていこうと思います。

もうちょっと力を抜いてみませんか?
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そう思っちゃうのは仕方ない (にしき)
2009-03-26 19:38:31
期待してはいけないんだけど、ご夫婦揃って一緒に参加していらっしゃる方って同じ気持じゃないかなぁ?
昨日、NHKでギャンブル依存症の特集がありましたよね。
今更見ても周知の通りなので、私には特別何かを得た感想はありませんでした。
しかしオッサンは何やらブツブツ言いながら見ていましたよ。
俺は違うとか、まぁ否定的な意見。

私は以前から依存症を家族に持つ方々のブログを発見しては、一通り目を通しコメントもさせて頂いてきました。
でも依存症本人のブログには関心がなかったんです。
読んでもね~「あーまたスリップしました、自己嫌悪~」のオンパレードですもん。
しかし私がブログを立ち上げてから、真剣に取り組み、GAではチェアマンを勤め、家族に対する意見を述べているブログやHPがある事を知りました。
その中のお一人の意見なんですが
スリップした時の対処方法について述べられていました。
彼等也の言い訳にしか聞こえません。
それは我々家族には到底理解も出来ないし、受け入れ難いものです。
しかし彼等の中でスリップは致し方ない事であり、それを責めてまた地獄に落ちるより、依存と共存していくぐらいの余裕で取組もう的な考えみたいです。
余裕ぶっこいてくれるよなー
私はそれを読んでそう思ったし、昨日のテレビ見てもそう思いました。

オッサンに対して肩の力は抜いていますよ。
でもね、依存症に向き合う人家族間の関係においては、なかなか複雑な思いは抜け切れません。
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Unknown (ひろみ)
2009-03-27 15:05:44
私もNHK見ました。家族としてお互いに回復している様子はすばらしいと思います。ただ、その中でも葛藤はあるだろうなと思います。
一緒にGAに通っていたときもありましたが、その場での元夫の安堵した顔やスリップをする事に罪悪感を抱かない言葉に私の居場所ではないことを感じ以来いくことを止めました。
GAの記念大会なども参加していたのですが、私自身のなかに「ギャンブラー=スリップが平気」と思っているのが許せない気持ちが大きくて未だにギャンブラーとして回復している人に対しても疑惑の目を向けています。だからなるべく接しないようにしてます。
私の心の中には相当な傷となっているんでしょうね。

ご主人に対してでなく、にしきさんが毎日を過ごす事に対してもう少し力を抜いて欲しいなと
思ってコメントさせてもらいました。
涙を流せる場所持ててますか?
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ないですね~ (にしき)
2009-03-27 21:29:08
意地っ張りで我慢強いときていますから。
どこかでガス抜きをしないといけないと思っています。
腹の底から笑い合える仲間はいます。
でも胸のうちを語れる人は少ないです。
彼女等はいつでも聞いてくれます。
でも私の心がブレーキをかけてしまうんです。
つくづく損な生き方してると思います。
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Unknown (ひろみ)
2009-03-30 13:18:52
少し前の私もそうでしたよ。
傷ついた生活を送ってきたんだろうけれど、自覚がない。だから辛いという言葉が出てこない。これくらいは大丈夫、もっと苦労している人がいるからと心の叫びに蓋をしていました。
昨年の夏頃にACのワークショップを二日間受けて、自分の子供の頃のことを思い出し、親との関わりで自分がしてほしかった事に気づきました。そのときに仲間がかけてくれた「今までよく頑張ってきたね」のひと言でこれほどの涙は出した事ないくらい自分で止める事が出来ませんでした。それ以来、仲間の話を聞いたり、かけてもらった言葉を思い出すだけで涙が出るようになりました。少しずつだけど洗い流せているように思います。
我慢しなくても、頑張らなくても大丈夫だと今では思えるようになってます。
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そうですね (にしき)
2009-03-30 21:23:54
人様にはアドバイス出来ても、自分に置き換えるとサッパリですからね。
今、オッサンとは全然別の問題で急展開を迎えております。
有事(戦争ではありませんが)が起きると俄然張り切るところはいけない心癖だと、自分に言い聞かせながら慎重に行動をしている最中です。
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