ギャンブル依存症と戦うんだ!

ギャンブル依存症の元夫との戦いの記録です。

ことの経緯④(個人再生~離婚)

2018年03月30日 | 経緯(出会い~離婚)
<弁護士に依頼>2009年11月末日
2009年9月に借金の総額が判明したもののオッサンが渋ったために、弁護士事務所へ相談に行くまで2ヶ月も要しました。
決心した理由として
 ①職場へ金融機関から取り立ての連絡が頻繁に入るようになった
 ②免停が勤務先で取り沙汰され、ノルマを達成しなければ自主退職を迫られた
つまり職を失う可能性が高くなり、とうとう観念したという次第です。
※個人再生に必要な書類
 ●着手金(オッサンの場合30万円)
 ●戸籍謄本
 ●住民票
 ●平成19年度と20年度の所得証明(私)、源泉徴収表(オッサン)
 ●10月分と11月分の給与明細(2人分)
 ●家計収支表
 ●10月分と11月分の公共料金の領収書
 ●保険証券全て(2人分)
 ●自動車保険証券
 ●自動車検査証
 ●通帳全て(2人分)
 ●再生手続開始申立書

<各債権者へ受任通知送付>2009年12月初旬
この段階で最も困難だったのは、大破した新車の修理代を勤務先からお金を借りて支払っていた点です。
個人再生の事実を知られたくないオッサンは、勤務先に相談することを頑なに拒み、弁護士がオッサンに成り代わり相談するも、本人でないからと話し合いすら叶わず。
最終的に弁護士が正体を明かし担当者と協議した結果、残金を一括で返済(お姑さんが負担)することで手続きを進めることができました。

<大阪地方裁判所へ申し立て>2010年2月下旬
予定では12月下旬に申し立てを行うはずが、オッサンが着手金30万円を使い込んだために、一旦白紙になってしまいました。
仕方がないので私が立替え、再度弁護士に依頼することが叶いました。

<個人再生手続き開始決定>2010年4月中旬

<債権額の確定>2010年4月下旬

<再生計画・弁済計画の作成>2010年5月中旬
オッサン一人の収入では債務者に納得してもらえず、私の収入も組み込んでの計画になりました。
この段階で再度一悶着ありました。
 ①私が作成した4月分の家計表をオッサンが弁護士に提出していなかった
 ②弁済に当てるための積立金をオッサンが使い込んでいた
個人再生は認可が下ると決められた期日までに弁済額を支払わなければなりません。
積み立ては確実に支払っていけることを証明する意味もありました。
しかし僅か三ヶ月で使い込んでしまうようでは、債権者はオッサンのことを信用するはずもありません。
お金は私が工面するとしても、辻褄を合せる作業に弁護士と私が頭を悩ませている間、オッサンは他人事のように眺めているだけでした。
使い込みの期間に実家の火災保険料を振り込んでいたので、その費用を工面するために引き出したことにした次第です。

<書面決議>2010年6月中旬
大阪の場合、最近は意見聴衆は行われない傾向とのこと。

<弁済計画表の確認>2010年7月中旬
もう一度各債権者に書面にて返済計画案について同意を求めました。
使い込みの一件もありヒヤヒヤしましたが審議に通りました。

<再生計画認可決定>20107月23日
弁済額が100万円で確定しました。

<第1回目の支払い開始>2010年8月1日
以降3ヶ月おきの定められた月の末日までに弁済していきます。(初回10万円、次回以降9万円×10回)

<離婚>2010年7月
以前よりオッサンの個人再生に協力するかわりに離婚を希望する旨を伝えていました。
認可決定が下った次の日に離婚届を提出し、晴れて私はオッサンから解放されました。

ちなみに同棲から離婚までの6年8ヵ月の間に、オッサンが自由に遣ったお金のトータルは20,190,000円でした。

終わり

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