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神幸記 ~西野神社神職のみこしブログ~

◆◆◆神輿渡御奉仕記録&神輿関連情報◆◆◆
(西野神社の公式ブログではありません。公式ブログは別に開設しております)

江別神社 神輿渡御

2010年09月11日 | 平成22年 他社・他会の神輿渡御
昨日は、江別市萩ケ岡(江別市中心部)に鎮座する同市総鎮守・江別神社の秋祭りの日(同社の秋祭りは3日間行われ、今日は渡御が行われる最終日)でした。

江別神社の秋祭りには、当社からは毎年、神力會の会員さん達や宮司・私などが御神輿を担ぎに行かせて頂いており、今年は、空知管内の別の神社の秋祭りに泊り込みで助勤に行っていたため当社宮司が江別神社には行く事ができなかったものの、当社からは、会長・事務局長を含む神力會の会員さん達9人と、小学校低学年の子供(子神力會の会員)2人、私の計12人が、御神輿の担ぎ手として当社から江別神社に御奉仕に行かせて頂きました。
江別神社の渡御は、今年も例年通り、昼と夜の2回に分けて行われ、私達西野神社からの助勤者は昨年同様、午後6時に宮出しし午後8時半に宮入りする「夜の渡御」の方に参加させて頂きました。

下の写真2枚は、「夜の渡御」の宮出しの直後の様子です。江別神社の神輿会・江神會の会員さん達に担がれて御神輿が出御(発輿)しました。
江神會は毎年渡御の前に何度も練習を重ねているだけあって、全員の息が見事にぴったりです。その動きは見ていて本当に綺麗です!

 

下の写真4枚はいずれも、江別神社の御神輿が、同神社を出御してから1回目の休憩場所となる江別市コミュニティセンターに着いた所までを撮影したものです。
1枚目の写真は江別駅の駅舎正面を横切っている所です。
4枚目の写真は、コミュニティセンターで振る舞われる毎年恒例の美味しい冷麦を食べる、子神力會の子供達2人です。今回この2人は、賽銭箱を持って御神輿に付く所役を奉仕しました。

 

 

下の写真5枚はいずれも、1回目の休憩場所であるコミュニティセンターを出御した所から、2回目の休憩場所に到着するまでの間に撮影した、渡御の様子です。
ちなみに、私がシャッターを押しているため私自身が写っている写真はここには一枚もありませんが(笑)、私も渡御の途中、何度も御神輿を担がせて頂きました。

 

 



下の写真4枚は、2回目の休憩場所を出御した所から3回目の休憩場所に到着するまでの間に撮影した写真です。これらの写真からも、大変活気の良い渡御の様子が伝わってきます。
なお、餅撒きが行われた3回目の休憩場所には、江別神社の半被を着た町村信孝元外務大臣も来られていました。

 

 

最後の休憩も終わり、宮入りまであと少しです。
この写真では、花棒の鼻(先頭中央の担ぎ棒2本の先頭)は、それぞれ新川皇大神社の宮司さんと当別神社の宮司さんが担いでいます。



下の写真6枚は宮入りの様子で、いずれも江別神社境内で撮影したものです。
人が溢れる賑やかな境内で、御神輿は更に勢い良く勇壮に担がれ、予定通り午後8時半に無事宮入りを果たしました。
夜空に大輪の花を咲かせた花火もとても綺麗でした。

 

 

 

下の写真は、宮入りの後に江別神社社務所で行われた直会の様子です。
午後9時頃から始まり、私達は午後9時40分頃に失礼させて頂きました。



直会の後、私は神力會の会員さん達を、西野神社や各家に車で送り届け、午後11時半頃に我が家に帰宅しました。
今回もまた、とても充実した御奉仕となりました!

小樽地守稲荷神社 神輿渡御

2010年08月29日 | 平成22年 他社・他会の神輿渡御
今日はお昼から、神力會の会員さん達7人と宮司と私の計9人で、札幌の隣町・小樽市の錦町(小樽駅周辺地区と手宮地区との間)に鎮座する小樽地守稲荷(おたるじまもりいなり)神社の御神輿を担ぎに小樽へ行って参りました。
同社の御神輿を担ぐのは私にとっては3回目、2年ぶりの事で、今回は、午後2時の宮出しから午後5時までの宮入りまで、3時間の全行程を奉仕させて頂きました。

小樽には予定よりもかなり早く着いたので、宮出しまでは、神社のすぐ近くで開催されていた「おたるイカ電まつり」の会場で、神力會の会員さん達と一緒にお昼を食べて待っていました。
イカ電まつりというのは、十間坂の下にある道路上に吊るされたイカ釣り漁船の灯り(集魚灯)の下に、イカではなくて人が集うお祭りで(笑)、沢山のテーブル・椅子が置かれビアガーデンとなった会場は、焼きイカなどのおつまみを食べながらビールを飲んでいる人々で大いに盛り上がっていました。
小樽地守稲荷神社の神輿渡御は、毎年このイカ電まつりに合わせて行われているのです(もしかしたら逆で、イカ電まつりが小樽地守稲荷神社の神輿渡御に合わせているのかもしれませんが)。

 

 

 

 

 

宮入りの後は、神社の近くにある会館で直会が開かれ、私達は30分程参加させて頂きました。

今日は、この時期の北海道にしては珍しく30℃の真夏日になり、しかも、宮出しの直後はまだ担ぎ手の数も少なかったため(宮入りが近くなってくる頃にはかなり増えていましたが)かなり気合を入れて御神輿を担がなければならず、久々に結構疲れましたが、それだけに、今日はとても心地良い汗をかかせて頂きました!

下川神社 神輿渡御

2010年08月08日 | 平成22年 他社・他会の神輿渡御
今日は、北海道上川総合振興局(旧北海道上川支庁)管内の下川町に鎮座する下川神社で御神輿の渡御が行われ、私は神力會の会員さん達3人と一緒に、同神社の御神輿を担ぎに下川まで“遠征”に行って参りました。
私は、下川へは一昨年御神輿を担ぎに行かせて頂いたのですが、昨年は所用により行く事ができなかったため、今日は2年ぶりに下川神社の御神輿を担がせて頂きました。

午前8時40分頃、神力會の会員さん達3人を乗せて、私の運転する車で西野神社を出発し、新川ICから高速道路に入り、高速道路のインターチェンジとしては現在日本最北端である士別剣淵ICで一般道に降りて、名寄を経由して下川へと向かい、正午近くに下川に到着しました。
札幌と下川は約230km離れているので、多分、今年私が行かせて頂く神輿担ぎの遠征の中では、今日が最も遠い遠征であろうと思います。

今回私達が担ぎ手として奉仕させて頂いた下川神社の渡御は、宮出しが12時15分、宮入りが16時20分頃で、およそ4時間に亘って、私達は御神輿とともに同社の氏子区域を周ってきました。
今日の渡御には、下川神社の神輿会「一心会」の他に、当社の神力會を始め各地の神輿会から数十名の応援が駆けつけ、立秋を迎えて暦の上では昨日から秋になったとはいえまだ相変わらずの夏日が続く強い陽射しの中、皆で威勢良く御神輿を担いできました。
下の写真は、下川での、今日の宮出しから宮入りまでの様子を撮影した写真です。

 

 

 

 

 

そして、渡御が終わった後は例年通り、神社の近くにある「下川町バスターミナル合同センター」の2階で直会が開かれ、美味しい食事が振舞われました。
私達は、直会の会場は午後5時15分頃に後にし、一路札幌へと戻り、午後8時半、西野神社に到着しました。
私が家に帰ってきたのは午後9時過ぎで、場所が遠かった事もあって今日は一日がかりの遠征となりましたが、御神輿を担いだのは久々だったため(今年は例年に比べるとあまり御神輿を担ぎには行っていないのです)、とても楽しかったです!

今年は、後何回御神輿を担ぎに行く事になるのかまだ分かりませんが、例年通りであれば、後は蘆別神社(芦別市)、江別神社(江別市)、空知神社(美唄市)、新川皇大神社(札幌市北区)の4社、もしくはそのうちの1~3社の御神輿を担いで、今年のシーズンを終える事になると思います。

四番街祭好會による「北海道神宮例祭奉祝神輿渡御」

2010年06月16日 | 平成22年 他社・他会の神輿渡御
札幌の初夏の風物詩としても有名な「札幌祭り」(期間は北海道神宮例祭の6月15日とその前後を合わせた3日間)の最終日の今日は、北海道神宮の主祭神四柱を奉斎した4基の鳳輦や、各祭典区の山車8基、時代装束を纏った崇敬者達などを中心とした、総勢約1,400人にも及ぶ神幸行列が、午前9時から午後4時半まで市内を賑々しく渡御したのですが、それに合わせて札幌市中央区の四番街では、札幌四番街祭好會という神輿会の主管により12時45分から午後4時半まで、「北海道神宮祭奉祝神輿渡御」が行われました。

今日行われたこの四番街の“渡御”(神事は伴わず、神輿の中には神霊も奉斎していないようなので、厳密には渡御とは言えないのですが)には、生憎、所用により神力會の会員さんは誰も参加できず、当社の宮司も社務の都合により参加する事ができなかったため、今回は、西野神社からは私一人だけが担ぎ手として助勢に行って参りました。
私にとっては、今日が今シーズン初めての神輿担ぎであり、また、今まで私が他社や他会の御神輿を担ぎに行く時は最低でも必ず2人以上の人数で行っていたため、今日は私にとって、自分一人だけで参加した初めての神輿担ぎともなりました。

ちなみに、この四番街の“渡御”は、場所や時間を北海道神宮の渡御に合わせて行うため、駅前通りで一旦北海道神宮の神幸行列と合流はしますが、あくまもで四番街祭好會独自の行事・イベントとして行っているものであって、北海道神宮の行事・祭事ではありません。

 

1枚目=札幌駅前通りの四丁目プラザ前のスクランブル交差点。御神輿が出発する直前の様子です(神霊が奉斎されている場合は宮出し、出御などと云います)。この写真では御神輿の正面は北(札幌駅方面)を向いていますが、御神輿は出発するとすぐに向きを南に変え、駅前通りを南(すすきの方面)に向かって進みました。なお、この時の駅前通りは、すすきのから大通りにかけての区間が全て歩行者天国になっていたため、御神輿は往路も復路も車道を進みました。
2枚目=駅前通りの東側車線を南に向かって進んでいる様子です。

 

1枚目=駅前通りの歩行者天国になっている区間の最南端部(すすきの直前)でUターンをしている所。中央分離帯を横切って西側車線に移り、今度は北に向かって進みました。
2枚目=狸小路3丁目と狸小路4丁目の間を通過中。狸小路は北海道最古の商店街のひとつで、その歴史は開拓間もない明治6年頃にまで遡る事ができ、また、道内では最大規模の商店街でもあります(総延長は約900m・店舗数は約200軒)。


 

1枚目=パルコの前を通過中。
2枚目=駅前通りの歩行者天国になっている区間の最北端部(大通り直前)でUターンをしてまた東側車線に移り、午後1時50分頃、四丁目プラザ前のスクランブル交差点の直前で停止し、ここで1時間程休憩しました。ここで休憩したのは、この交差点で午後2時から、北海道神宮の神幸行列の駐輦祭が斎行されるからです。

ちなみに、この時行われた北海道神宮の駐輦祭の様子は以下の記事で紹介させて頂きましたので、興味のある方はこちらも御一読下さい。↓
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20100616

そして、駐輦祭が終了した後、四番街の御神輿は再び動き出したようですが、駐輦祭が終わると、私は社務の都合によりその場を失礼して西野神社へと戻りました。
駐輦祭が始まる少し前から雨が本格的に降り出し、私を含め担ぎ手の皆さん方は全身がびしょ濡れになりましたが、担ぎ手の方々は雨を気にする事もなく、とても清々しい表情で威勢良く御神輿を担いでいました。