今日は午前8時半から、西野神社境内で「
禊祓行事」(みそぎはらえぎょうじ)が執り行われました。
神輿渡御に先立ち、祓戸の大神様や西野神社の大神様の御神徳を戴いて心身を祓い清めて戴くという趣旨から、御神輿の担ぎ手である神力会の会員さん達を主な対象として、例年通り渡御1週間前の日曜日の今日、禊(全身に冷水を浴びる神事)が執り行われたのです。
まず8時半から、参集殿において約20分間程、私から参加者の皆さん方に禊の作法・所作等を説明させて頂き、参加者の方々には実際に体を動かしてもらいました。
禊祓行事では、水を被る前に鳥船行事という所作(心身と霊魂を浄化統一するために行う、船を漕ぐような所作で、水を被る前の準備運動としての性格も併せ持っています)を行うのですが、この鳥船行事の所作を中心に説明させて頂きました。
その後、男性はそのまま参集殿の広間で、女性は神楽殿の控室に移動して戴き、そこで禊用の装束(男性はフンドシ、女性は白衣)に改服して貰い、午前9時頃から、神楽殿前の芝生に設営した臨時禊場に於いて禊祓行事を執り行いました。
なお、道彦(神道行法における代表先達者)は、僭越ながら昨年に引き続き私が務めさせて頂きました。
下の写真は、禊場で鳥船行事を行っている写真です。
そして、以下の写真は実際に水を被っている様子です。
後で聞いた所、水を被る前は「結構冷たいんじゃないかなぁ」と言って水が冷たいかもしれない事に不安を感じていた人達も、実際に水を被ってみると「それ程冷たくなかった」「冷たく感じたのは最初の一杯か二杯だけだった」などと言っておられたようです。
祝福(禊祓行事の終わりに全員で一拍手して「おめでとうございます」と言い合う所作)を終えた後は、その場で全員で記念撮影を行い、改服後、参加者達は再び参集殿に集合し、そこで参加者全員に記念品を渡しまして、本日の禊祓行事は無事終了致しました。
そして禊祓行事の後は、今日の禊には参加しなかった神力会の会員さん達も当社に集合し、神力会の皆さん方は境内の清掃や渡御に関する話し合い等を行いました。
以下の写真は清掃奉仕の様子です。
清掃奉仕の後は直会が行われ、神力会の皆さん達は参集殿で昼食を食べてから、本日はあ解散となりました。
今日の禊祓行事や清掃奉仕に参加された皆さん方、お疲れ様でした!